私の中の子育てNGワード「他人に迷惑だけはかけないように」
子供にかける言葉で良いとされている言葉の中に、ちょっと気になるワードがあります。それは…
「他人に迷惑だけはかけないように」
大人になっても親からの教えとして、行動指針にしている人もいるけれど…
迷惑をかけないようにするのは良いことではあるのだけど…
たしかに、いたずらに他人に迷惑をかけるのは…迷惑です。(トートロジ〜!)
私も、毎朝、娘が友達との約束の時間に遅れそうになるので「迷惑になるから急いで!!」と怒鳴りまくってます。
でも、「他人に迷惑だけはかけないように」ということを第一に考えて行動するように育てることは、本当に子供のためになるのかな?
大人のチャレンジは迷惑と紙一重
突然、仕事の話になりますが、この1年は色々と課題が多くて、何とか打開しようと、なりふり構わず、いろんなチャレンジをしてみてます。
そんな1年を通して、つくづく思うのは、大人のチャレンジは迷惑と紙一重だな、ということ。いや、ほんと。
失敗→迷惑かける→失敗→迷惑かける…の先に成功がある…かもしれない。
ひとりでできることは本当に限られていて、いろんな人に助けてもらいながら、なんとか、成果を出せるように四苦八苦しています。
でもこれって私だけじゃなくて、みんなそうじゃないでしょうか。大人が何かにチャレンジしようと思ったら、誰かに迷惑をかけるかもしれないリスクは避けられない。
ということは「他人に迷惑だけはかけないように」と教えることは大人になったらチャレンジするな!と同義なのでは?
チャレンジするもしないも本人の自由だけど「他人に迷惑だけはかけないように」って刷り込むことで、子供のチャレンジの芽を潰すことはしたくないと思います。
月並みだけど、お互い様の精神を
ということで、私は子供たちには「迷惑かけるのはお互い様」の精神を持ってほしいなと思っています。たくさんのことにチャレンジして、他人から迷惑かけられても、笑って助けてあげられる大人になってほしい。「お互い様」の精神で。
そう…「お互い様」…
…誰か私に迷惑をかけて、私の迷惑を相殺してくれていいですよ(¯―¯٥)
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