今ここを生きる健康サムライファスティング

今ここを生きる健康と言うことで、武士道、腰肚文化、お能の身体運用など絡めつつどうなるか分かりませんが書いていきます。

大学入学早々、失恋して引きこもっていた頃、救ってくれた本のひとつに「葉隠」があります。「武士道とは死ぬことと見つけたり」で始まる、強烈 に今ここに引き戻してくれる名言の宝庫です。

今回はかつての侍に敬意を払い、サムライファスティングと称して、世界中に古来からある断食の話をしていきます。

武士は食わねど高楊枝。サムライファスティング。

実は私幼少の頃から便秘症でありまして、このためにいろいろ骨を折りました。普段はまだしも、芝居本番当日出なかったりすると、なんらかの影響はありますし、ヴィパサナ瞑想にはまって、タイのカンチャナブリのお寺で出家したときも普段よりも更に出なくて体調を崩し半年で断念、還俗しました。当時はほんとに体調悪く、出家前からやっていたタイマッサージの仕事でもらってしまった所謂霊障?が出家して生活習慣、食生活が変わることで便秘もひどくなり霊障も更に悪化。顔面から足裏まで左半身が重だるく、病院で診てもらっても原因不明。お寺から下山してチェンマイやバンコクのゲストハウスを転々とし、日本人バックパッカーともたくさん接触しましたが、楽しく交流する気にもならず、孤立鬱状態でした。腸に溜まっているとアタマも働きません。心も体も頭もどんよりです。まずこれをなんとかしないと瞑想なんて二の次三の次です。

先ずは心身が充実していなければ霊にもすぐやられます。なんでもいいから目標に向かって突き進んでいれば霊も寄って来ません。なんでも自殺の多くは本人の意思というよりも霊の仕業らしいですね。例えば「 人は死なない」矢作直樹著にマンションのベランダから飛び降りて救急病院に運ばれてきた女性の興味深い例が載っています。とにかく死にたいなんて思ってもまともに受け取らないほうがいいです。感情は移り変わります。自分のものかどうかもわかりません。まともに受け取らず例えばシャワー浴びるとか、掃除するとか、散歩するとか、走るとか何でもいいから体動かして気を紛らわすようにしています、そういう時は。

ファスティングの話でした。食からのアプローチ。心身を整えて、今ここを生きるには腸内環境っていうのもすこぶる重要です。なんでも腸内には、 500種以上100兆個以上の細菌類が住んでいて、約38億年前のまだ酸素のない地球と同じ環境が、現在ヒトの腸のなかに再現されているそうです。

先ずは腸のデトックスからということで、長年煩わされた便秘から解放されるためにも最近始めたハーブを使ったファスティング。空腹感も無く危険性も少ないやり方で武士は食わねど高楊枝。



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