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週末日記 2020/10/04

日曜日は彼と東中野でふらふら。お昼すぎまでは読書をしていた。このへんを読み切ったり読み進めたり。

お昼は、彼と付き合うようになった日に一緒に行った素麺屋に。

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東中野に来たのも、「沈没家族」という映画を彼と見たかったからだ。

これは1990年代なかばに始まった共同保育の実践をテーマに、そこで生まれ育った監督が、関わった方や周辺の方へのインタビューを通じて、「家族とは何か」という問いに向き合う映画。実は私が今住んでいる家が出てくる。

私はこの映画を見るのは三回目で、一度目は卒業制作バージョン、二度目は劇場公開されてすぐで、三度目が今回だ。私はこの映画について、言語化をするのが難しい。自分なりのいい感想が出てこず、監督の土さんとも知り合いではあるのでご挨拶して、いつもいい言葉が掛けられないなぁと感じている。なので、アフタートークで言語化してもらえるのは、自分のなかのもやもやが形になったようでありがたかった。

穂子さんの住む八丈島にも行ったことがある。ヤギを連れていったり、島をドライブしたり、温泉に入ったり、クレソンを摘んで帰りお家でクサヤを食べ、穂子さんが取り組もうとしていることに、私と一緒に旅をしにきた同居人の2人で、あれやこれやと言った。掛けていらっしゃる音楽が、私の好きなものも多くて心地よく、猫もかわいかった。

八丈島は遠くて懐かしめるけど、映画の舞台としては、場所は近くにいすぎてあまり言葉が出てこない。そういう感じなのかもしれない。

オルタナティブな家族、私も10年前までは、普通の生き方はとてもできないと思ってよく追いかけていたけど、時が経つと、そもそものオルタナティブな家族になってくれる候補者がどんどん少なくなってくるように感じ、保守的な考え方になってしまったように感じる。私はどうやったら面白く生きることができるのかなぁ。

加納土監督が書いた本も読んだ。

おもしろくてすぐ読めた。映画で描写された以上の周辺情報が豊富で、映画の登場人物や、映画に出てくる歌、映画を公開してからのさまざまな人の言葉がとてもよくて悔しかった。

映画のあとはその前の週もいったコーヒー屋さんに。おいしかった。

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