【パラ陸上 | あれこれ#35】2023年の振り返り「パラ陸上世界選手権Paris」観戦記⑤

パラ陸上では、上肢障害(T47)と下肢障害(T63膝上切断等、T64膝下切断等)のクラスで走高跳が行われています。

パリの世界選手権では、T47クラスの走高跳で、TOWNSEND Roderick選手🇺🇸が2m16の世界新記録で優勝しました🥇
この高さの3回目の跳躍で見事にクリアしました👏
その後、2m18までバーの高さを上げましたが、残念ながら3回とも失敗となりました。
東京大会では、2m15の世界記録で優勝しており、近年の大会では世界記録での優勝が続いています。
※ ちなみにTOWNSEND Roderick選手🇺🇸はT46クラスの選手です。

T47クラスの走高跳は、T45クラス(両側の上肢)、T46クラス(片側の上腕部)、T47クラス(片側の前腕)の選手が出場できる種目となっています。

基本的には、数字が大きいほど、障害の程度が軽いクラスとなっており、単純に言えば、軽いクラスの選手が有利だと考えられます。

TOWNSEND Roderick選手🇺🇸は、身長が6フィート7インチ=約2m01cmあり、100mを11秒1〜2台で走り、走幅跳は7m40以上を跳躍するなど、マルチに活躍しています。
(2013年には10種競技で、6500点以上を記録)

チームUSAの紹介ページ
https://www.teamusa.com/profiles/roderick-townsend

IPCの紹介ページ
https://www.paralympic.org/roderick-townsend-roberts

これらのことからも、パリパラリンピック🇫🇷でも注目される選手の一人と言えます。

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