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夏と記憶、溺れて

 本日、いや本日も、なかなか上手く行かない日和、何でこんなにも私のやる事なす事上手くいかないのだろうか、ついつい怨んでしまう。

求め過ぎてしまうのか、苛立ちと空回りで時間が過ぎて行く、そして年貢の追い立て、ほんまに日銭もあらへんのや、歯車が合わず焦りだけが重なって行くと絶望的になって行く。

夕方前、配達までの時間に少しだけ地元を自転車で走らせ行った事ない図書館へ行って行ってみる。ジャリと天使達、夏という雰囲気が漂っている。幾つかのあの頃を思い出す。
何もやってなかったし、貧しかったし、焦っていた。何にも変わってない。気付いたらまた振り出し、そして一向に進まない。

配達終わってへとへとでこれを打つ日銭もいよいよ回らなくなって来ている。一体何の為生きているのだろうか。

割引シールの付いたカットパインに炭酸水を流しビスケットを頬張る。その瞬間だけ。

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