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長いワインディング路

 本日低気圧の様な体調日和、昨日あまり稼ぎが良くなかった配達から帰ってそのままポヤポヤした感じを引き摺り何やかんやと大した事もしないままに(いや未だかつて大した事を何一つしてないのだが)夜中になって眠るのが遅くなってしまったのもあるかも知れないがなかなか起きられない。

何とかギリギリに昼間に起き出して飯食らう。何食べたか等その記憶さえ既に怪しくらいこれ打つ今も慢性的な眠気が付き纏っている。

結局ダラダラ何をするでもなくラジオから流れてくるボブマーリーの曲と彼にまつわる逸話ラジオDJの朗読などをぼんやりと聴きながらひたすら眠いなというのとこのやる気のなさというのか怠い感じはなんだろうかと思っていた。

家族と散歩がてらに近所の古本屋さんへ古本屋さんに行くとそれなりに物欲が出てしまう傾向があるのだが今日も出てしまった。しかも最近のそれより自分でも驚く程少し多めに。元はちょっと立ち読みして一、二冊300円くらいのを買う事にするかと思っていたのに一冊作者のサインが入ってあるせいだと思うのだが二冊分ぐらいの値段しよる。それでも新刊元値の半額以下だしそれが読みやすそうだし、あんまり出会う機会もなさそうだと思えば尚更愛おしくなって来た。その作者の著書を読むのは初めてだがメディアに出ている著書の振る舞いに好感を抱いているのもあってこれ私が買うやつじゃねえかというよく分からない強迫観念の様なものに途中から囚われ始めていた。結局購入。今月調子に乗っている。まだ五月一週間も過ぎてないのに、私は世間様のゴールデンタイムではないのに。

その後、購入しただけで終わってしまうのは一番良くないだろうという事で読みグセというのは正しい表現か分からないが唾を付けるような感覚で少し喫茶店で読む事にする。この町にはDトールさんやベ○ーチェさんのような300円くらいでコーヒーを飲ませてくれるチェーン店がなくハンバーガー屋かちょっと上になってしまうのだが折角なので伊藤園の方にする。

店内には意外とお客が居てしかもノート型小型コンピュータ装置を駆使する人の姿も見受けられ連休最終日かなという印象抱く。

本の触りをぼんやり読みながら、あ、これは、先程の古本屋に同じ著書のもう一冊置いてあったその著者のいわゆる代表作を買うべきだったかなと思い至る。そちらは300円だったしパラッと目通した感覚でいえばアチラの方がより力が入っている気もしたし初めて読むなら先ずはソチラからで二冊目にコチラのライトな感じがする方だったかも知らんと疑念が沸いて来たのだ。
元々アチラの代表作を読んでみたいと思っていた事さえもいとも簡単に私は消し去っていたのではという自責の念も遅ればせながらやって来た。

耐えきれない私は帰りに今一度先程の古本屋へ寄りその著者のいわゆる代表作を購入。

先ずはその著者の著書を新品で買えるようになりたいものだがこんな具合だと道のりは長そうだ。

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