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サーフィンドライブの会話に陰陽論でも、、

こんにちは。近藤政隆です。

通いサーファーにとって車での時間は仲間と他愛もない話しをしたり、好きな音楽を聞いてテンションMAXにしたりと皆さんそれぞれ有意義な時間を過ごしていると思います。

陰陽論について

そんな車中の会話の一つになってもらえればと東洋医学の陰陽論(いんようろん)のお話をします。陰陽と言えば以前、映画の陰陽師を思い浮かべる方もいるかと思います。これは「おんみょうじ」と読みます。

鍼灸師が治療をする時、患者さんとの問診の中でこの陰陽論の考え方はベースとして大切です。

サーファーに有名な陰陽太極図

この下のマークはどこかしらで見た事があると思います。

サーファーの方ならタウン&カントリーで有名です。あと、韓国国旗では横になってますよね。

これは陰陽太極図と呼ばれる事が多いです。(別の読み方もあり)意味としては白い部分が陽を表し、黒い部分が陰を表しています。世の中全てのものが陰と陽の要素によって成り立っているという神羅万象の考え方からきています。

陰陽とは光と陰、プラスとマイナス、熱いと冷たい。と言った2つの要素で全て出来ているという考え方です。身近なところだと女性は陰で男性は陽、水は陰で火は陽、土は陰で空は陽と、全てのものが陰陽で分けられます。

何故真ん中で分けないのか?

そういう考えだったら陰陽太極図は真ん中できれいに分ければ良いのでは?という疑問点が出る人もいると思います。なぜ魂が2つ合体しているような形をしているのかというと、陰と陽は真ん中ではっきり分かれるものではなく陰に傾いている物もあれば、陽に傾いている物もあるという事を意味しています。

1日でたとえると真夜中が陰が一番極まって、お昼が一番陽が極まっています。朝は陰から段々陽になっていき、夕方は陽から陰になるという感じです。

100%は無いという考え方

上の図を見てもらうと陰と陽のそれぞれの中に逆の黒円と白円があることに気がつくと思います。これは100%陰!陽!ではなく陽の中にも陰があり、陰の中にも陽があるので過度にどちらかに分類することにあまり意味がないと言うことです。

よく考えると深いですね。様々な物ごとや人の感情も同じように思います。

ちなみにお相撲の土俵の形を見てもらうとこんな形ですね。

これは四角が陰で丸が陽なので陰の中に陽があります。何故大相撲などの一部ではまだ女性が土俵に上がってはいけないと言われているかと言うと、中の土俵は陽なので陰の女性が上がる事は許されないという陰陽論に従った昔からのしきたりを守っているからなんです。

サーフィンで活用したい陰陽論

サーフィンで考えると体のケアに活用できます。夏は陽が極まっています。冬は陰が極まっています。食べる物を考えると夏は体を冷やす為に冷たい物や夏野菜、冬は体を温める為に温かいものを食べる。これは自然と海上がりに皆さんやってる事ですね!ただし冷たい物の取りすぎなどは体を壊します。

なんでも極端はいけません、、

レディースサーファーの方は冬は要注意で陰陽論を考えると、女性=陰、海(水)=陰、冬=陰と陰ばかりなのでサーフィン後はしっかり体を温めるケアをしてくださいね。

以上、陰陽論のお話しでした。ドライブ中のネタにでもしてもらえれば嬉しいです。

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