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サーファーは知っておきたい脳震盪

こんにちは。近藤政隆です。

ワイプアウトを一度もしたことのない人は世界中でもいないと思います。ジョン・ジョンだって、ケリーだって壮絶なワイプアウトをしています。

YouTubeでチョープーやナザレのワイプアウトを観ると吐き気がしますよね、、( ゚Д゚)

そんな時、怪我全般に気をつけないといけないんですが、リーフや浅いビーチで頭を打って脳震盪を起こすこともあるそうです。(私はまだ経験が無いです。)

危険な脳震盪

激しい当たりをするラグビーやアメフト、サッカーでもヘディングの競り合いなど、対人スポーツでは比較的起こるので、選手自身にも脳震盪の怖さやちゃんとしたガイドラインが明確に認知されています。脳は頭蓋骨の中に豆腐みたいに浮いていて、脳震盪はリーフなどに激しく頭を打った時などに脳が頭蓋骨に慣性によって当たり、一過性に意識障害、物忘れ、めまい、ふらつき、霧の中にいる感じや眠気などの症状があります。ただ下手をすると脳挫傷をしている危険もあります。

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病気がみえるVol.7脳・神経より引用

アスレチックトレーナーやチームドクターなどの専門家がいるプロスポーツではそのまま専門家に任せれば良いのですが、なかなか海ではそうはいきません。一緒に入っていた友達が頭を打ってしまった時にまずする事は意識の確認です。

まずは意識の確認!!

もうこれは救急では鉄則です。意識があるかです。ない場合はすぐに周りに助けを求め救急車を手配してください。(CPRを受講しておく事をおススメします。消防署とかで講習が受けられます。)

CTでは異常がない脳震盪

脳震盪の話しを戻します。脳震盪は一過性でCTでも異常が見られないことが多いです。ただし、その時本人は大丈夫だと思っていても数時間後にその症状が出る事があるので要注意です。

頭を打ったらその日は海に入らない。

「かなり強く頭を打ったけど、意識障害やめまい頭痛などが無いから大丈夫かな?せっかく来たんだからもうちょっと入ろう。」と、思ってしまうかもしれませんが、無理をしないで上がりましょう。友達と来ているんであれば帰りの運転も控えたほうが良いです。そして一度病院で検査をしてもらう事をおススメします。

もし病院で脳震盪と診断されたら復帰する時も必ずお医者さんの指示に従ってください。ちょっとの我慢がこれからの楽しいサーフィンライフには大切です。


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