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竹内整一先生お別れの会

 昨年9月30日にお亡くなりになられた竹内整一先生(東京大学名誉教授)のお別れの会が、3月24日、東京・神田神保町の学士会館で行われました。

 会の性格上、この言い方は不適切かもしれませんが、盛会で、さまざまな年代、ジャンル、地域の方が来られていました。
 驚いたのは、竹内先生が東大に入られる前、長野高校時代の同級生の方が10人も参加されてたことで、竹内先生のお人柄を物語っていました。

 ご病気ではなく、最後になってしまったご本を書き上げ、出版社とのやりとりをして、夜眠りにつかれ、そのままお寝覚めにならなかったそうです。
 途中、竹内先生がお好きだったのであろう曲を流しながら、お若い頃から最近までのお写真のスライドショーがありました。
 奥さまが、ご本人は努力の人で、いつも机に向かっていたが、外にはそれを一切見せず、おしゃれをして出かけていった、とお話しされていましたが、お別れの会も、竹内先生らしい、おしゃれな会でした。

 帰りに、最後になったご本、『やまと言葉の人間学』(ぺりかん社)をいただきました。竹内先生らしい、やまと言葉の含意するものを明らかにしながら、人の心の奥底を探っていくご本で、最後から二番目に取り上げられているのが「わかれ」、一番最後が「さようなら」。。
 かっこよすぎます‼︎


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