見出し画像

鬱だった僕の回復への道【1】

僕は中学校の頃に鬱を発症しました。
発症したといってもいきなり鬱のような症状が現れたわけではありません。
鬱を経験したことのある人ならばわかると思うのですが、鬱の症状は徐々に出てきて精神を蝕んでいきます。
そんな僕の鬱病生活から回復への道をここへ綴っていきます。

中学2年生の秋・・・

僕は中学2年生の秋に徐々に症状が現れ始めました。
まずは、起きるのが辛くなってきました。
本当に些細なことです。ただ、起きるのが辛い。
周りから見ても、自分から見てもただの朝の弱い人のように捉えれます。
これだから鬱はたちが悪いのです。周りから見ても自分から見ても全く分からないように進行していく、だからこそ本人が気づかない病気なのです。

次に、学校にいるのが辛くなってきました。
これに関しては僕のADHDなのか、鬱なのかは分かりませんがこのころから特に辛くなってきましたね。
とにかく学校にいるのが辛い、教室になんか入れない、みんなといるのが辛い、誰かが談笑しているだけでもつらい。
こんな状態になってきました。この頃になると周りに違和感を感じ始める人が出てきます。
改めて考えると気づいてくれる人がいて本当によかったなと思います。

症状1

ついに僕は不登校になりました。
ですが、家にいても家族の目を気にするようになりました。
この頃はまだ違和感を感じるものの鬱と診断結果が出たわけではなかったので、「自分は何のためにこの家にいるんだろう?」「自分はなぜ生きているのだろう?」などといった様な考えばかりが頭を駆け巡りました。
こうなってくるともう大変です。考えが負のループに陥ってしまい、まったく前向きなことが考えられなくなってくるのです。

症状2

次に僕は不食になりました。
ご飯が全くと言っていいほど食べれなくなったのです。
まず、食欲がわかない、食べても吐いてしまう。
そう、まるで過食嘔吐のような状態になってしまったのです。
過食嘔吐は食欲のコントロールができなくなり我を忘れて食べ過ぎてしまう症状なので正確には違うのですが、その時の僕は「過食嘔吐になってしまったのでは?」という考えがありました。
過食嘔吐の正しい症状は今になって分かったことなので、昔の僕にはわかりませんでした。

症状3

更に不眠症にまでなりました。
寝れないのです。布団に入って部屋を暗くして、目を瞑っても全く眠くならなかったのです。症状2と3は特に辛かったです。
不食で栄養が足りない上に眠れない。そして眠れないまま
また起きて嘔吐する。このループに陥ってしまいました。

まとめ

こういった症状が僕の身に起きました。
当時は本当につらかったですし、ただただ絶望しかなかったです。
今も別に完治したわけではありません。
薬に頼って普通の生活を送れているだけです。
ですがいつかは薬に頼らなくても普通の生活を送れるようになると信じています。
今はその希望をもって生きています。
もしかしたら今鬱病で闘病している方がいるかもしれません。
そういった方の希望になればと思いこの記事を執筆しました。
この記事があなたの希望になることを信じています。

それでは、ここまでのご閲覧ありがとうございましたm(__)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?