文書作成校閲ボランティア:湖南市の限度額認定証の申請手続き

役所の文書を作成・校閲するボランティアという活動があってもいいじゃない!というお話です。

私は健康上の理由で、本来なら高額になる医療を受けることがあります。そんなときに保険の「限度額認定証」があると、自己負担額上限があらかじめ適用されるので、金銭的にも手続き的にも心配が減ります。助かります。

私の場合、国民健康保険に入っていますので、この認定証についての手続きのお知らせは市役所から届きます。

2019年に届いたお知らせは、以下のようなものでした。
(スキャンしたもので、私が手書きしてしまった部分を消し切れていませんが、ご容赦ください。)

限度額証申請説明2019年手書き消去

これについて、実際に7月に窓口で手続きを行なったのですが、次の点が不可解でした。

(1) そもそも申請書を持参すべきことが書かれていない。
(2) 印鑑以下の持参物は、実際には7月には必要なかった。これらは申請と同時に認定証を受け取る場合に必要とのことだった。

…控えめに言っても、わかりづらいお知らせだと思いました。。

そこで以下のような文書をつくってみました。

限度額証申請説明案200615

これで理解しやすい、ような気がするのですが、どうでしょうか。
(8月以降の窓口での申請の際に郵送で受け取れるということなのかどうかがわかりませんでした。)

なお、字の大きさについては、国民健康保険関連の支払い金額の通知などはもっとすごく細かい字で書かれている、ということを付言いたしたく。。

本当の「市民との協働」

他の市でもそうだと思うんですが、湖南市でも、特に行革の文脈で、「市民との協働」を掲げているんです。こういう場合、ボランティア活動などが念頭にあるんですね。

他方で、上記のような文書について、わかりにくいかどうかのチェックを市民と一緒にしたり、文書を市民につくってもらったりすることには、市職員はとても抵抗感を持っているようです。

実際、昨夏に、上記文書の次年分について「私がボランティアでチェックしたり作成したりしましょうか?」と申し出たのですが、職員の方にものすごく嫌がられました。。


どうやったら市民にとってわかりやすいかを、市民が確認するのは、極めて適切な方法だと思うのですが、なかなか行政職員に理解はされないのかもしれません。残念。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?