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ごめん継続いつか輝き 23/12/17

全然今日やったことの記憶がないと思ったら、そもそも時間の使い方が3個にしか割り振れなかった。

午後2時に起きて1時間かけて雑記を書いて、2時間youtubeでお笑い関連の動画を見て、17時から22時まで友達グループとネット通話をしていた。
勿論ちょこちょこご飯を食べたりトイレに行ったりしているが、逆にそれくらいしか他に何かしていない。これを書いたらお風呂に入る。

流石にここまで来るとあまり書けることがないのだけど、僕は書けることがない日に「本当に書けることがないです」って書いている気がする。
本当に書くことがないし、動画と会話の内容でも触れてみるか。

M1のファイナリストインタビュー、一組で4~6分ある。
5分と仮定して9組見ても45分かかる。間やトーンを気にすると早送りにもできないから、追えば追うだけ時間が消えていく。お笑い追うのむじ~!

こうやってyoutubeの動画の内容であーだこーだ言うしかない。日記としてはね。これ日記か?日記か。

次の動画もお笑い関連といえばお笑い関連なんだけど、ラジオに近い企画youtube動画を視聴した。

メタタクシー。どうやらエンタメ系の薄い繋がりがある二人を、ばったり会った対談形式でトークさせるラジオ的企画らしい。
企画グループ自体がインターネットの人達だから当たり前かもしれないが、キャスティングが毎度インターネット向けすぎる。

お目当ては恐山さんとなか憲人さんのトークだった。
ほとんどなか憲人さんのインタビューみたいになっていた。
初めてこの人が喋っているのを聞いた。wikipediaに書いてあるくらいの情報をわざわざ書くと、犬のかがやきさん本人であり「とくにある日々」の作者でありオモコロライターだ。

ああいうエセエッセイギャグ漫画を描いている人らしさというか、人柄に納得感があったというか。いい意味の緩さと、ちゃらんぽらんな感じがいかにも「とくにある日々」「犬のかがやき」らしくて腑に落ちた。

ちゃらんぽらんすぎて、「Web媒体の掲載は最悪、ごめん!って言ったら大丈夫ですよ」と言っていた。
あまりにも責任感がなくて、同じコマを使いまわしてセリフだけで面白いことを書いてしまう人間はやっぱこうでなくっちゃな、と思った。
正直かつ無責任じゃないと、あそこまで周りを意識しない感じでは描けないと思う。でも炎上や悪い方向に向かわないためのバランス感覚もある。尊敬と言い切りたくはないけど、尊敬に近い感情がある。

僕も書くことがないなら「書くことがない」と書いたほうが面白いと思っている。
できないものはできないんだから、諦めの姿勢を明らかにした方が本人も見る側も楽だ。僕は強制されてやってないけど、続けるのが目標だし何も書かないよりいい。

恐山さんも軽く同意していて「それくらい余白のあるメディア、ごめ~ん!メディアみたいなのがあってもいいと思ってやっている」と言っていて、かなりアツかった。
何がアツいって、原宿さんと全く同じことを言っているのがアツい。
僕も別にオモコロの姿勢に全面的に同意してるわけじゃないけど、会社やメディア運営としての方向性が完全に整っていて褒め称えたくなる。

なか憲人さんは名義を変えつつも初めて描いたイラストから今までずっとネットに原稿がある、みたいな話もしていた。
僕も「このオモコロで見た気持ち悪いガーゴイル家族の漫画ってなか憲人さんが作ってたの!?!?」と最近まで気づいていなかった。
ここ最近になって急に頭角を現した感じの人なのだ。

「僕は漫画家としてかなり暇だと思う、今も1日2時間くらいしか描いてない」と言っていて意外だった。もっと忙しいものだとばかり。
それくらいの時間しか費やさないのも、最初に書いた「ごめん!」という諦めに繋がっているのかもしれない。描けない時は描けない時なりのネタか謝罪を書いているっぽいし。そういえば初期の犬のかがやきってそうだな。
10年は継続して活動している人だし、慣れと熟達でもあるんだろう。

本人は「自分らみんなでTwitterやらネットに漫画を載せていった土台を、今になって徳として回収している感じがする」みたいに言っていた。
本人の熟達と時代の変化が相まって爆発的にウケる、みたいな瞬間ってどういう世界でもある。研鑽を続けた人にしか見えない、まぐれに近い高みがあると思う。

熟達、で思い出したんだけどヤーレンズもインタビューでそんなことを言っていた。「円熟」って言ってたかな。この人たちも近年で急に頭角が出た人たちだ。

認められるにあたって、結局年数を重ねないと出ない深みがある。
ただどういう研鑽にしてもそうなのだけど、葛藤と反省がない限りは上手くならないと思う。
「頭を使わないと意味がない」ってあのダルビッシュが2010年の時点で言ってるんだぜ?
ていうかダルビッシュ、ネットへの適合早すぎる。2010年って僕もTwitterしてないんだけど。

どこまで行くのか、と問われると別にどこまで行こうって訳でもない。
ただ楽しいから上手くなりたいだけで。

大谷翔平も「エグすぎる年俸を貰えるうえで、一度無給で構わないと断ろうとした」という凄すぎるエピソードがあるらしい。
本人がどこまでも上手くなりたいだけで、最終目標とか他のお金や名声とかのためじゃ多分ないんだろうな。と勝手に考えている。

「どこか最終目標があるわけじゃない」ってのを正当化したいだけで、僕もすごいんです!とは書いてない。確かに秒給6567円はうらやましいけど狂うよね~。

あと、そういえばここまで書いといて別に野球に興味がない。単に発言が上手いうえにエピソードが響く人が多いと思う。イチローとか松井秀喜とか。


その後の通話も、始まりから終わりまでずっと趣味の雑談だった。
サンリオ×イナイレグッズコラボの話とか、派生してサンリオの知らないキャラとか、イナイレの良すぎるキャラデザの話とか、にじさんじの切り抜き名場面やらネタツイやらを話していた。そのあと麻雀もした。
本当にこういう趣味ばかりで、話の合う人がたまたま居て良かった。
感謝感謝。

なんだろう、書くことないって書いたけど今日は結局めちゃめちゃ楽しかったな。
書けない日はこういうのでいいんだよ、こういうので。

僕のなかではかなり思うように書けてない日なんだけど、それで評価してくれる人が自分でも他人でも居るなら僥倖だな~と思う。

僕がなか憲人さんの全く内容のない日の漫画が好きなように、いつどういう形で評価されるかはわからないものだ。

職もゆっくり考えつつ、とりあえず続けられることはずっと続けたい。頭を使ってね。
とりあえず目の前手持ちのお金をだな……。

こなまるでした。


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