見出し画像

選手名鑑を読まずに予測したEURO2020を振り返る(グループステージ編)

↓の記事のアンサー記事です.

というわけで,EURO2020のグループステージが終わりました.総括すると「かなり順当な結果だった」ですね.ここでは試合単位/GS突破について私の予測の答え合わせを公開します.

グループステージ最大の番狂わせは?

試合単位の予測勝率なども以下のサイトで公開しています(英語).


「予測勝率が高いほうが勝つ」という予測としたとき,予測正解/引き分け/不正解の数は23/8/5でした.これは予測勝率が高いほうから見た勝率/引き分け率/負け率の合計21.2148/9.0954/5.6898と非常に近く,GSの結果は予測と近い=過去の結果から予測される実力が平均的に発揮された,と解釈できます.

試合ごとに予測と結果の差を計算すると,「最大の番狂わせ」を評価できます.該当する試合はこちら↓.

引き分けですら最大の番狂わせ,という評価でした.それだけ実力評価に差があったということです.

逆に,「最も順当」だったのが以下の試合.

点差は予測の順当さの評価には入れてませんが,戦前の評価の差が大きいと点差も大きくなる傾向にあります.

画像1

(横軸:予測勝率差,縦軸:得失点差)

グループステージ突破の番狂わせはあった?

大会のどこまで勝ち進むのかの予測も行っています.GS敗退からベスト8敗退までと,GSの結果を示します.GS敗退確率の大きい順にソートしています.


画像3

予測敗退確率上位から順に7チームが順当に敗退,という結果でした.番狂わせを起こしたのはチェコで,起こしてしまったのはポーランドでした.

R16展望

R16の予測はこんな感じです.

画像3

予測上位チームの勝率の合計が約6.0なので,2試合程度番狂わせがありそうです.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?