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読書記録
今週読んだ本の記録。
※僕のいう「読んだ」は必ずしも「読了」ではなく、つまみ読みや中断・挫折もよくあることなのでご承知おきください。
※あらすじや本の流れよりも、
どうしてその本を選んだか/印象深かったところ/読後にどうなったか
を中心に書いています。
本の詳細はリンクからどうぞ。
「ときほぐす手帳」
バレットジャーナル、ジャーナリングってどうやればいいんだっけな〜と思ってKindle Unlimitedで見つけた本。
キンリミはとにかく「ちょっと興味もった時に、その分野の入口からその向こうを覗くきっかけ」の本を探すのに向いていると思う。いい本も、そうでもない本もたくさんあるから。
アナログのバレットジャーナルと、デジタルのスケジュール管理の2本柱で使うノウハウ本。
タイムログの使い方
なんとなくタイムログ残してるけど、活用しきれていないなぁと思ってた。
ログを残すのは、自分が時間をどう使っているか、予想と現実の違いを知るため…とのこと。なるほど、確かに。
確かに「自分が理想とする1日の時間割」があるはずなんだよな。
→ということで、空いていた手帳のページ(※アプリ)に理想の時間割を作成してみた。
バッファも含めて1週間分。だらだらし始めた時の、行動指針にしても良いかもしれない。
リフレクション
これが忘れがち。自分の場合は、当日の夜に当日を振り返り「できなかったこと」を確認して、次の日のタスクを確認(記入)して寝る…という感じ。
なんかこれ、夜に振り返りするよりも、次の日の朝にするほうが良いような気がするな。
思考エラー
デビット・D・バーンズの思考の癖10タイプが引用されていた。これ、他の本でも読んだやつだ〜!となった。
やった方が良い(自分にとって重要だけど緊急性が低いもの)ことを先延ばしにしてしまう、思考エラー。
これをジャーナリングやスケジュール管理で克服できるよ〜という。
完了したタスクにポジティブな感想を記録する
これも自分はできてないと思う。
「できなかったこと」に目を向けすぎなんだな。
「終わったら次!」と反省しないことも由来するんだろうな。
これは自己肯定感にも自信にもつながると思うので、意識してやっていこう。
パート10で、副題の回収
この本の副題が「いいことばかりが続くわけじゃない日々を緩やかにつむぐ私のノートの使い方」。
最後のパート10で、その内容にしっかりと触れてる。
目標や先のことまでスケジュールが明確になっていること、自分の記録があることはもちろん良いことだと思うのだけれど、完璧主義と紙一重になってしまうんだよな〜〜って感じている。
「いいことばかりが続くわけじゃない日々」。ほんとそうだと思う。想定していなかったこと、自力じゃどうにもできないこと、たくさんある。
そんなときに、どう調整するか。
ノートの力を借りて、「日々を緩やかにつむいでいく」んだろうな。
「まずは、書いてみる」
認知療法のデイケアに向かう電車の中で読んだ。
Kindle Unlimitedで配信していた本で、再読かもしれない。一時期、手帳やノートにまつわる本を読み漁っていたので…
「#手帳ゆる友」の方の本だった。
手帳のタイプによって使い方の工夫、または目的にあった手帳のタイプを紹介してくれた。
「短期的なスケジュールは『終わり』を決めて、
長期的なスケジュールは『始まり』を意識する」
というのがしっくり来た。
スケジュールやひとつのイベントごとの「おわり」を決めるって、あまりやってこなかったかも。なんかだらだら終わってたんだろうな。
だから達成感もなかったのかもしれない。
「やらないことリスト」
これは今まで作成しようと思いつつ、ずっと未着手だった。
今日明日に作成しよう。(やらなさそうだから)
手帳術やノート術に長年関心を持って情報収集している人には、実践済みだったりアレンジして実施してることかもしれない。
じゃあ読まなくてもいいってわけじゃなくて、振り返りとか初心を思い出すのに、読んでよかったなって思った。
自分が今使っている手帳(アプリ)のフォーマットでできることや、手帳が得意なことを再認識した感じ。
全部の機能をフルに活用しなくても、いいかな〜って思えるようになった。
地方でひとりで起業する!
こちらもKindle Unlimitedで。
個人事業主とか、フリーランスで本業以外の収入があると安心だよなぁと、ここ数年思っている。
ぼちぼちこういう本を読んでみようと思って。
佐賀県の宝石店の息子さんのお話、実践例…という感じ。
東京で20年仕事をして、40歳で実家の宝石店を継ぐことにした方。
タイトル通り、ウェブ集客とウェブ集客を通して実店舗へ来店してもらった時の接客やおもてなしについて。
8/31現在、25%ほど読み進めた。
自分が欲しいと思っている情報は、実店舗を持たない形式なので、最後まで読み切らずにところどころ掻い摘むかもしれない。
「個人事業主・フリーランス」と「自営業」をきちんと分けて理解してなかった。
「生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害」
匿名のSNSで「恋人が回避性で困る」という呟きを見たことがある。
「回避性ってなに?」と思って調べたところ、煩わしいこと(人間関係とか労働とか)を避ける性質が強い人のこと、らしい。
自己愛性パーソナリティとか、そういうのも聞いたことがあった。
「生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害」という本のタイトルを図書館で見た時に、そんなことを思い出した。そのまま借りてた。
自分自身も「生きるのが面倒くさい」と思うことは多々あり、それは人間関係だったり社会の仕組みだったり、自分自身のことだったりと理由はさまざま。
でもこの本を読む限り、他者と関わることや新しい挑戦を<激しく拒否する>とかの反応がないし、他者と関わることも挑戦することも割と好きな方のはずなので、僕は違うなぁと思った次第。
で、自分のこれまでの人間関係を振り返ったものの、病的に回避性である人っていうのはあんまりいなかったなぁと感じる。今の無気力感も、たぶん「否定される恐怖」とかが根本じゃない気がする。
赤ちゃんは「生きるのを面倒くさい」とは思わない、幼少期に「生きるのが面倒くさい」という行動が現れるのは、愛着障害を持つ子に多い…らしい。
この愛着障害、障害ってほど僕は行動に出てないけれど、なんかシンパシー感じるところがあるんだよな。
「パートナーと法律上家族になったって一生同じ気持ちでいられるわけじゃないし」という思考が象徴しているかもしれない。これは母親の2回の離婚、1回の死別、血縁のない父親がいた経験からだと思う。
たぶん「自分のことを理解してくれる人・自分が理解したいと思える人にそばにいて欲しい」の裏返しなんだろうなーって思うんだけど。
「どこからが心の病ですか?」
ちくまプリマー新書の本。精神疾患系の本、興味はあるものの、変に自分に影響されてしまわないかと心配で避けてきた。特にうつと診断されてから。
実際、途中で中断した。涙が溢れてきてしまった。
僕が読んだところまででは、「心の病」といえるものがものすごくグラデーションで誤診もあるし、変化していくことがあるってことまでわかった。
「うつ」も「状態」と「病」がある、と。一時期話題になった「新型うつ病」は「うつ病ではない」という主張もあった。
内容はそれぞれの疾患の症状や薬について。そして患者さんの例。
患者さんの例が、一番こたえたかもしれない。読むのをやめた。
やめた後にも、僕の頭の中に残ったのは「僕は本当にうつ病なのか?状態でしかなくて、今は甘えて休職しているだけなんじゃないか?」ということ。
一番「まずかったなぁ」と思うのが、これを通院日の前日に読んでしまったこと。
ただ通院日で前進した実感を得ることができたので、図書館の貸出期間中に再読するつもり。
手に取った本
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