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「字が綺麗なひととお付き合いなさい」

いつかの自分が変化を感じるための備忘録、兼日記。
日々の出来事とか、考えたこととかを書いている。

今日はお休みの日。仕事だけじゃなくて、心身ともにきちんと休もうと思って、予定を作らなかった。


それでも朝はいつも通り目が覚めるので、ぼーっとYouTubeを見ながら色々顔面を整えていた。
眉毛。ちょっとお手入れをサボっていた。毛が太くて主張が強い。今回は時間をかけてゆっくりとやった。
肌荒れ。ここ数日、マスク荒れなのか左の頬が大きく肌荒れしてる。顎のところも。人の少ない屋外ではマスクを外しているので、それが仇になったかなぁ。
実は手指にも湿疹ができてて、なんかのサインかなと思ってる。何かは、知らん。


夕飯の時、母がスマホの画面を見せてきた。
東京の祖父からのメールだった。

先週、弟君に荷物を送るのとほぼ同じタイミングで、祖父に本を送っていた。
その時に一筆書いて同封した。
「久しぶりに孫の字をお目にかかった。本より嬉しかった」とのこと。
ひぇ…普段何もしていないことが、なんとも心苦しくなった。


祖父は若い頃、コピーライターのお仕事をしていた。
祖父の若い頃なのでPCとかWordとかがどんだけあったか僕は全然知らないんだけど、僕が生まれる前からはワープロで仕事をしていた、と聞いている。
けれど圧倒的に手書きでお仕事をしてきたからか、祖父の字はとても綺麗。
最近は加齢のせいか達筆すぎるほどになって、僕は時々読めない。母が解読する。
まぁ最近はメールのやりとりなので、ほとんど祖父の字を見ないのだけど…。

小さい頃に、祖母に「字が綺麗な人とお付き合いなさい」と言われたことを、人生の中で何度も思い出す。その理由は全くわからないのだけど。
祖母も字がめちゃくちゃ綺麗な人だった。
なんなら母も字は綺麗なほう。叔父の字はきちんと見たことないけれど、母曰く「男性にしては綺麗なほう」とのこと。
僕の弟も「字は綺麗に」と言われて育ったはずなんだけど、読めなくはないが癖の強い字。

僕はというと、学生時代から「字が綺麗だね」とは言ってもらえた。左利きなのでトメハネハライがきちんとならない癖字なのだけど、汚くはないと自分でも思う。
(ただし筆圧感知レベルが高いデジタルペンを使うと、ものすごく下手くそになる)
きれいというか、読みやすい字ではあるんだよなーと自画自賛。走り書きはそうでもないけれど。

他人の字を見るたびに、この字は読みやすいか綺麗か、どんな癖があるか…とちょっと気にしている。
たしかに字が綺麗な人は、ちょっとドキッとするかもしれない。老若男女問わず。
反対に読みにくい字の人は、そんなに印象に残らないかもしれない。なんだかなーと思う程度かも。
他人の手書きの文字なんて、なかなか見なくなったけれどね。

祖母は祖父の字を見続けてきて、どんなふうに思ってたんだろう。

祖母の教え通り、今までお付き合いしてきた人の字は綺麗だったか、というと、そうでもなかったなと思い出す。失礼ですが。祖母ごめん。
初めてお付き合いした高校時代の人は、ちょっと綺麗だったかも。一番最後にお付き合いした人は、履歴書の字が格好悪くてドン引きしたことを覚えている。失礼。
余談ではあるが、いままでお付き合いした人はみんな左利きだった。そういえば。
いまのところ願望はないけれど、誰かと恋仲になるようなことがあれば、僕の中には「字が綺麗か」というハードルが存在し続けるんだろうなぁ。


今回、祖父が僕の字をみてどう思ったか詳細はわからないけれど、なにかを嬉しいと思ってくれたのは、僕も嬉しいなと思った。
今度なにか送る時は、きちんと手紙にして書こう。


明日は、お仕事の日。しかも連勤になる。
雨の予報が続く中の、連勤。最近の勤務中は自己嫌悪とか自己注視がひどいので、なんか嫌だなぁと思ってる。
母も「連勤大丈夫?」と聞いてくるぐらいに、他人が見てもわかる変化があるんだろうな。(おそらく食欲)
頓服はほとんど飲んでない気がする。

でも考えると、6月中旬までに3日以上のうつを理由にした病欠をしない、という目標は達成しつつある。まだわからないけれど。
相変わらず負けず嫌いというかバカ真面目だなぁと、今思った。

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