三重、名古屋旅行記 前編
⚠️注意書き
この異様な文章の長さは、暇な時間の長さに比例しています。8時間も電車に乗りました。
つまんなくなったら、読むのをやめてください!途中からおもしろくなることなんてないので、、よろしくお願いします。
それでは、長旅、スタート‼️
【出発前日】
Gが出た。かなりでかい。黒光りの...ヤツ。
家に1人でいるときに限って、ゴキブリが出てくるなんて、そんな漫画みたいなことある?と思った。(そんな漫画みたことないけど)
とりあえず、「でかいゴキブリでてきた」とGoogleで検索してみた。
業者さんに頼めば10分で来てくれるらしい。ゴキブリで飯を食っている人がいるのか...と思った。
ヤツは、カサカサっと、私の脱ぎっぱなしにしていた靴下の下に入り込む。
私が1日履いていた靴下はそんなに居心地良いか???もう2度と、靴下を脱ぎっぱなしにしないと誓った。
私は「キャーっ‼️」とか叫ぶような女の子タイプではないので、冷静にキンチョールを探そうと目を離してるうちに、ヤツを見失ってしまった。最悪である。
明日から私は旅行に行く。寝室をしっかり閉めて、今日の夜さえ乗り越えれば、この家を出ていける。大丈夫....。
お母さんがうちに帰ってきたときに、わたしの代わりにヤツが「おかえりー!」と言うことになるが。
そんな葛藤の後、数分後、みごとヤツを見つけ出し、仕留めたのである。
汗だくで、しかも大量のキンチョールを噴射したため部屋から異臭がする。
そんな格闘が、旅行の前日の夜にあった。
当初の予定では、朝7時くらいに出発するつもりだったのだが、目的地にしていた鳥羽水族館に18きっぷだけで行くには、なんと朝5時には家を出ないといけないらしいことがわかった。ヤツと激戦している場合ではなかった!!どうしよう!!
2千円課金して地下鉄を使えば、7時に出ても余裕がある。そんなとき、お姉ちゃんの名言を思い出した。「乗ってるだけで稼げるバイトだと思えば楽じゃない?」 (姉は東京からの長距離移動を夜行バスで節約している。)
そんなこんなで、出発の日は4時半に起きることに決めたのである。
【1日目】
朝4時半。熟睡できなかったせいか、すっきり目が覚めた。
電車でよく眠れるようにコンタクトをせずに家を出た。
お店も、信号さえも眠っている。
ほぼ始発の電車は、意外と人が乗っていた。眠りこけている映画監督みたいなおじさんや、働きにいくのであろう疲れた顔をしている人、まさに金曜日という感じだった。
私の鞄についている「布団の中から出たくない....」と書かれたコウペンちゃんの缶バッジを見られたら、甘えたこと言ってんじゃねえよ!と、イラつかせるかもしれない。
フワちゃんが深夜の3時のラジオをキモ時間って言ってるけど、4時半はちょいキモ時間ってとこかな。毎日朝早く出かけ、仕事をするひとたちは、そんな時間を"ちょいキモ"とさえ、思わなくなっていくのだろう。
京都の美術館の絵でみたような雲が、空に浮かんでいる。
そう、そのときの美術展は「love」がテーマだったっけ。世界は愛でできていると、最近よく思うようになった。
人間が暮らしやすいように開発された数々のものたち、電車、朝早くから働く人たちの一方で、夜遅くまで働く人たち。みんな愛だ。
地球は愛で回っている。
地球を回す愛に、私もいつか加われたらいいな。
乗り換えが4回もあり、寝るなら2時間乗ってる今なのに、スカートの端を隣のスーツのお兄さんに踏まれていることを気にしながら、野洲(のす)という駅は野田クリスタルの略だなとか考えていた。
電車を寝過ごさないように、わざわざ昨日、バイブ式とイヤホン式のアラームアプリをいれていた。レビューで鳴らない💢と怒られていたから、ちゃんと鳴るか念入りにチェックまでした。 なのに、眠れない。
こういうアプリひとつひとつも、愛でできているのだと思うと、世界を好きになれるね。
朝8時、窓の外。こんな時間からカヌーしてる人たちはどういう気持ちなんだろう。わたしだったら絶対眠いな〜〜だ。
乗り換えの3分、緊張の3分。逃したら1時間待ちなので、2駅前くらいからソワソワしている。
拓殖行に乗るんだね、拓殖ってなんて読むんだっけ。「つげ」か。っていうやり取りを脳内で4回した。
乗り換え、大丈夫だった。
ガタンに後ろからのゴトンがついてくる感じとか、慣れない景色へ変わっていくドキドキ感とか、そんな中でよく見慣れたチェーン店をみると安心する感じとか、Googleマップで今いる地点確認するのとか、電車、好きだ。
でも、方向感覚がズレてるのか、電車がいつも反対方向に進んでいる気がして落ち着かなかった。心配性?なんかの病気?
リュックの中で潰れたあんぱんはいつ食べよう。
まって!今、ポーッてなった!汽車みたい!
かわいい!!!!
ここまで長々と旅日記書いたけど、お察しの通り、まだ目的地についていないのである。
ひとり旅って、さりげないことでも人に話して消化ができないから、消化不良で文章が溜まる。わたしって意外とお喋りなのかもしれないな。
旅慣れして、最初より怖さが半分くらいになって、余裕があるがゆえ、たくさん書きたくなってしまう。
もっと小さい頃から、文章でも、絵日記でも書いておけばよかった。旅のこと忘れちゃうのってすごくもったいない。
座ろうとしたときにリュックとトートバッグが絡まって動けなくなるから、リュックをトートバッグの後から背負うことを覚えた。
ていうか、移動時間が長すぎる!
長い時間、暇つぶしにお付き合いありがとう。読んでくれる人がいるから、私はここに文章を書いている。愛である。(うるさい)
ここからが本編。
🐬
鳥羽水族館についた。
ちょうどペンギンのお散歩が始まる時間だったから見に行ったけど、人が多すぎてペンギン遠いし、ペンギンが歩くところはいつでも見れるなーと気付いてしまったから、移動した。
真っ先にジュゴンを見に行った。
最初にメインを食べちゃうタイプ。
ジュゴン、思ったよりにっこりしていた。
なにを考えて、ひたすらぐるぐる泳いでいるのだろう。そのへんにいた美人なお姉さんに「目ちっちゃ!」と言われていて同情した。
そこが君はかわいいんだよね。鼻もボタンみたいでかわいい。
他にも、トドやら、アザラシやら、アシカやら、🦭←こういう動物がいっぱいいた。
(キーボードにどの動物の名前を打っても🦭←これでてくる、🦭これは結局だれ?)
飛び石に乗って、ドクターフィッシュがうようよいる浅い水の中に手を入れた。太ったやつがいちばんに喰らい付いてくるのがちょっとこわかった。
葉っぱにピトってくっついた雨蛙とか、カワウソやゴマフアザラシのつぶらな瞳にキュンとした。
セイウチのショーを見た。
長いヒゲは、茹でる前のパスタくらいの硬さらしい。サインや声に合わせて動いたり、ハーモニカやシャボン玉を吹いたり、投げキッスしたり、芸達者で驚いた。急に先輩に一発芸を求められても困らないであろう。(先輩に投げキッスはしないか。)
お客さんに拍手をもらって嬉しそうだった。
クリオネちっさ!みみ?つの?がかわいい
ラッコがなんかするたびに、周りからきいろい声があがっていた。きゃーかわいいー!!
カニとかクラゲとかふつうの魚(←ひどい書き方)はさらっと流し見して、何度もジュゴンの方へ足を運んだ。
にっこりかわいいジュゴンを見て、私も毎日穏やかに柔らかくにっこり、こんなふうに過ごそうと思った。人生という水槽の中で、穏やかにぐるぐる回っていこう、と思った。(なにを書いているのかよくわからない)
3時間半くらい水族館にいた。
他にもお土産を買ったり、キラちゃんメイちゃんガチャに沼ったり(お目当て出るまで4回)した。
名古屋へ向かう電車で、撮った写真を整理していると、斜め前の席のお姉さんも自分のスマホのラッコの写真を見ていてうれしくなった。
そこからさらに2時間電車に乗って、やっと名古屋に着いた。
ホテルに荷物を置いて、急いで目にコンタクトをぶっ込んで外へ出る。
現地の友達と海老専門店に行った。
エビ美味しかった〜〜!!
慣れない飲み屋街にドギマキした。熟女キャバクラがあった。熟女キャバクラって噛まずに言えない。言う機会ないけど。
推しのCDをもらった上に、奢ってもらっちゃった。
無事にホテルに帰り着いて、ベッドでごろごろしながら、明後日会う予定の友達と電話して、遊ぶときの計画をたてた。
眠たいけど、わくわくがとまらない!!!
そんな感じの1日目
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?