ストリートスナップが好きという話
写真は何を写すかによってジャンル分けされているらしい。
カメラを持ちたてほやほやの頃は猫や庭の椿の花など、主役の分かりやすい写真をたくさん撮っていた。今でもそういう写真はたくさん撮るし、魅力的に感じている。
しかし、写真を撮るようになってから数ヶ月経ち、周りの投稿者の写真を分析するようになったあたりから“ストリートスナップ”というジャンルに興味を持ち始めた。
特にInstagramのハッシュタグ
#streetfinder
を見るのが楽しくて楽しくて、私はいつのまにかストリート写真の虜になっていた。
ふとした瞬間に街や人の流れをファインダーから覗いていくと、他人の息遣いや営みがいつもより鮮明に見えるような気がする。
カメラを持って商店街や朝市に行くと心が踊ってしまって、最終的には本当にみんな一人ひとり生きているのだなぁと不思議な気持ちになる。
それぞれの生活の一瞬を切り取るストリートスナップが、今日も愛しくてたまらない。
私はまたシャッターをきる。
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