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【写真#1】写真展、行ってますか?

こんにちは、konです。
今回は、写真についてちょっと見方を変えるだけで
面白くなるような情報を発信します。
(写真を撮られない方は、退屈させてしまうかもしれないです)


いきなりですが皆さん、写真展へ行かれたことはありますか?
写真展って最高の学び時間だと僕は考えています。

でも、作品だけスマホで撮ってさっさと帰る人も中にはいるんですよね。
あとからDMなどで聞いてる人もいらっしゃるかもしれないですが、
僕はとても勿体なく感じています。

ここで、じゃああなたはどうやって見るの?と意見がでそうなので
僕の写真展の楽しみ方を紹介したいと思います。


①ステートメントをしっかり読む(撮影可なら撮る)

ステートメント、これは作品の説明書と思ってもらっていいです。
これは、作品を理解する上で非常に重要です。
ここを読んで理解しないと楽しめないと考えてます。
それに、この部分は作品のコンセプトみたいなものなので、疎かにしている出展者さんはいないと思います。

でも、表現が難しい言い回しなどもありますよね。僕は都度調べながら読んだりします。後日、ステートメントの記事も書こうと思うので、言葉選びの部分は触れたいと思います。

②作品全体をさっと見て、気になった写真を近寄って見る

このとき、ステートメントを読みながら僕は見ています。
その方が、より作品の世界に入り込めるので。

では、なぜ近寄って見るのか。
それは撮影者の気持ちになってみて想像する過程、つまり主観的に見るということです。
○○って思いながら撮った?この時○○な気持ちだった?など頭の中フル回転で楽しみながら作品を見ています。
ここは、たぶん人それぞれだと思うので、へーそうなんだくらいで聞いていただいても大丈夫です。

③近寄って見ていた作品を離れて見てみる

先ほどは、主観的に見る過程でしたので、ここでは客観的に見る過程です。
なぜ客観的に見る必要があるのか、
それは撮影者が本当に伝えたいことを誤らないためです。

僕は、基本的に作品を見てる間はずっと、項目②のように伝えたい意図や表現方法について想像し続けています。さらには、メモを取りながら作品を見ています。
それは、次にある内容のためでもあります。

③作品について感じたことの答え合わせ(出展者と話す)

作品を見終えて、自分が思ったことや感じたことを出展者が在廊していたら質問します。
撮影地や機材の質問ばかりしてくる人が多いので、僕もその一人ですが、
内面の質問をする分には笑顔で答えてくれます。
写真の話をするのは、楽しいし時間を忘れてしまいますからね。

僕は、絶対にこれだけは聞くという質問が3つあります。
好きなフォトグラファーさんの言葉も混ざっているのですが、
①コンセプトは?
②今回のコンセプトで制作して、撮る前に持っていた価値観と撮った後に生まれた価値観はありますか?
③今回の展示で最もこだわった写真はどれか?また、この写真を選んだ意図を教えてください。
この3つは、大体どこへ行っても聞いてます。
逆の立場なら、苦手です(笑)
でも、言葉を探りながら答えてくれる人もいれば、逆に技術的な部分でのこだわりを教えてくださる人もいますので、結果、プロの生の声を聞ける機会なので最高の学び時間です。(風景写真家さんの写真展に行ったときは、光学の分野を用いた表現を聞いて感動しました)

僕は、こういった流れで写真展を見に行ってますが、
同じような方はいらっしゃいますかね?
似た考えの方がいれば嬉しいです。

【さいごに】
いかがでしたでしょうか。少し長くなってしまいすみません。
今回は写真展のお話をしましたが、僕は写真展に限らず絵画展でも②と③のように絵を見ます。
このように見るせいか、ギャラリーの滞在時間は1、2時間近くいます(笑)写真展の見方を発信される方は、なかなかいないんじゃないかと思いますが、何かしらのヒントや参考になれば嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回の更新も、読んでいただけると執筆するモチベーションにつながるので
お楽しみください。
それでは。




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