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毎月支払っている保険料の金額を聞く

天引きの保険料は思っているよりも多い

給料から天引きされている金額をさらに細かく聞いてみよう。

今回は保険料(社会保険)だ。

お父さんやお母さんに
「給料から毎月いくら保険料が天引きされているか知ってる?」と聞いてみると良い。

大体の金額を答えられる人もいれば、そうでない場合もあるだろう。

保険料は勤めている会社などによっても変わるが、
・健康保険
・雇用保険
・介護保険
・厚生年金保険
などが主な項目だ。

それぞれ文字の通りだが、病気になった時の保険、失業した時、介護が必要になった時などだ。
厚生年金保険というはいわゆる「年金」のことで、働けなくなった老後にお金をもらうための仕組みだ。

これらの保険は自分で支払った保険を貯めておいて後でもらうというわけではなく、今必要なお金をみんなで分担して支払っている。

そのため、高齢者が増えている今の日本ではこういった保険の負担がとても重い。
これは、今お金をたくさん使っている今の高齢者の方々が現役のときには今ほど支払いをしていなかったためにお金がそもそも足りていないことも原因の一つだ。

大体給料の10%くらいは保険で取られてしまっているし、それでも足りなくて税金で実は負担しているのだ。

税金の話で10-15%くらいは住民税などで取られてしまっていて、お金を使うときには10%の消費税が取られてしまうので、稼いだお金の30%は特別な使い方をしなくても取られてしまう状態だ。

つまり、1年のうち3ヶ月間以上は自分のためではなく国や地方、高齢者の方々のために働いている。

さて、話が暗くなってしまったが、
今回重要なのはいつも言っているように
・その事実をお父さんやお母さんが知っているか
・理解して天引きされているか
・天引きされている金額を正しくわかっているか

ということをチェックしていこう。

これらを正しく理解することからお金を「守る」ことが始まっていく

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