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【音声配信有】会社員が男性育休をとるための4つの覚悟


こんにちは!産休中保育士ワーママこんです。

WordPressに苦戦しながら時間が過ぎていくのがもどかしい毎日です…。

「家族の時間をたいせつにする」をテーマに、ブログを立ち上げ準備中です。出産前に公開したいので、昨年末のKindle出版以来のがんばりを発揮しなくては!


さて、今日は反応が大きかったこのツイートから派生したお話。

最近、男性育休取得率が10%にも満たないということで、政府が新政策を立ち上げるという話がありましたね。その理由のうちの1つであろうこの出来事に思わず反応してしまったわたし。

そして、このツイートに対して考えを言ってくれた方も。

なるほどと。いくらこちらが「男性も育休取れるように!」と声を上げても、会社の中で生きていく上で育休取得はまだまだ難しい問題なのですね。

そんな問題に立ち向かっている人もいれば、やはり取れずに実家や外部サービスにお願いしているご家庭もあると思います。それは各ご家庭の考えなので、それぞれの考え方で良いかと。

ただ、もし会社員が男性育休をとる!と決めたならば4つの覚悟を持って挑んでほしいと思います。

1.会社と交渉する覚悟

2.転職する覚悟

3.給与が減る覚悟

4.24時間フルタイム勤務をする覚悟

1つずつお話していきますね。

音声配信→https://stand.fm/episodes/5ff6adb3288f4d2137a823ed

1.会社と交渉する覚悟

今まで会社と交渉をしてきたことがありましたか?

正直わたしはあまり記憶にありません。

けれども、会社によっては「男性が育休をとるなんて…」と嫌な顔をするところもあるかと思います。そんな会社に対して、「時代遅れだ!」と声をあげても、相手の怒りをただ買うだけですよね。

なので、自分の要望と会社の要望の妥協点を見つけるための交渉が必要です。

様々な理由があると思いますが、会社として大抵嫌がる理由は「人手が足りない」「抜けた穴を補充できない」ではないでしょうか。

そこを解消するには、第一になるべく早く育休取得の意思を伝えることです。直属の上司に言うのが良いと思います。

その際に、自分が抜けたあとでも過不足なく業務が回るように、今のうちから後任への引き継ぎやアフターフォローの確約をするというところまで伝えます。

会社のことを考えてそこまでやります!という意思を見せると、会社側も考える余地が生まれてくるでしょう。

いまだに育休取得=休みだと思われている人もいるかと思うので、育休を取得する理由を説明した上で話してみると良いと思います。

2.転職する覚悟

これは、1で述べた交渉が失敗したときだけではありません。

冒頭のツイートでもあったように、育休をとることでキャリアプランが大きく変化する可能性があるのです。

昇格ができなくなったり、部署異動になり希望の仕事ができなかったり、うしろ指さされたり…と育休を取得することで受けるデメリットが大きくなることも考えられます。

そこで、転職する覚悟も決めておくと良いです。

「こんな会社やめたやめた!」というより、「育休後はもっとこうしたい!」とさらなるステップアップの気持ちをもって考えていただきたいところ。

もちろん、今の会社に残ることも選択肢のうちの1つ。転職という可能性も視野にいれて、育休を機に働き方を見直すことも必要になってくるかと思います。

3.給与が減る覚悟

育休中は、正確には給与ではなく「育児休業手当」を国からもらえることになります。

この手当は、育休取得後6か月間は給与の67%、それ以降は50%支給されます。育休中に会社から賃金が支払われている場合、さらに減額されるのです。

おわかりかと思いますが、今までもらえていた給与がグッと下がります。

ここを押さえておかず、今まで通りの生活を送っているとあっという間に生活費が底をついていくのです。

ただ、仕事をしなくても手当が支給されることは非常にありがたいこと。子どもが生まれたら子ども手当も支給され、よほど日々の生活にお金をかけていなければ大丈夫かと思いますが、出産後は何かと費用がかかるものなので、出産前からシミュレーションしておくと良いでしょう。

4.24時間フルタイム勤務する覚悟

これが一番の覚悟。

会社を休んでいるのに何で?と思う方もいるかと思いますが、

これを言い換えると「新生児の育児をする覚悟」です。

朝晩問わず2~3時間おきの授乳、げっぷ出し、寝かしつけ、おむつ替え、沐浴、体調管理…数えればキリがないのですが、基本的に新生児の育児は24時間フルタイム勤務と同義です。

いつ何が起こるかわからない赤ちゃんをずっと見守っていなくてはならないのです。

2~3時間おきの授乳なら少し眠れるかと思いきや、授乳の間に寝てくれずにほぼ起きているパターンも珍しくありません。まさに24時間態勢。

男性育休を推奨したい1番の理由はここ!

大人が2人いるとこの勤務時間を分けることができ、睡眠時間やごはん時間の確保ができるのです。これが世のママさんたちにとってどれだけありがたいことか!

また、パパがはじめから育児に参加していると、一緒に子育てをしているという「チーム育児」の気持ちが生まれ、ママさんが感じる孤独感を解消することもできるでしょう。

復帰後の生活にも大きな影響を及ぼすと思います。


以上4つの覚悟をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

女性はまだ育休がとりやすい環境にあり、男性ほどハードルは高くないかもしれません。しかしながら、まだまだ産休や育休取得の壁は大きな問題の1つです。10年、20年前までは当たり前のことではなかったですからね。

でも、女性も男性も関係なく、仕事をしながら育児ができる環境。それを目指していくことが今の時代の課題です。

相手の気持ちもくみ取りつつ、お互いに納得した上での答えが出せるといいですよね。









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