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七草粥

七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン

七草の日は満月🌕でしたね。
とても綺麗に見えました☺️

さて皆様は七草は食べられましたでしょうか。
上記の七草囃子は、ちょうどこの時期に
大陸から鳥が疫病を運んでくる前に
七草を食べて備えようという、わらべ唄
であり、日本人の養生法ですね❣️
家庭で出来る養生(薬膳)食という訳です。

運ばれてくるのは実は疫病だけではなく
これから春にかけて「砂」もやってきます。
「黄砂に〜吹かれて〜♪」の「黄砂」
ですね。
肺や粘膜に影響を与えて、呼吸器疾患や
アレルギーをお持ちの方には大変な
季節であることは間違いないのですが、
いにしえの日本人は、これの恩恵を
充分に理解し共存してきました。

黄砂の粒子には鉱物・ミネラルが
含まれていて、それが海や土に
届く事によって、魚🐟やお米がよく
取れるのです。

現代は、大気中の汚染物質も一緒に運んで
来てしまうので、被害が大きいのでは
ないかと思います。

実際に現代の肺癌などは、肺尖がんと言って、
肺の奥のほうに、ミクロの粒子しか
通れないようなところに出来るのが
ほとんどだそうです。

今の時代は西洋文明、翻訳医学が
主流で、本来大切に守ってきた物が
あっさりと排除されがちです。
一回失ってしまった物は、すぐには
戻りません。海外の遺跡とは、そうして
失った歴史をよく表しているのでは
ないでしょうか。

こうした物事の本質を見抜いていくヒントが
この国の歴史や文化の中にあると思います🌅

何が問題なのか、それを隠して表面の
解決策だけをアピールして、物を売る、
自然を壊し、排除する。
こんな事をしていると、本当に自然から
しっぺ返しを受ける氣がします。

今年の卯の歳は、破壊と再生のような
災害も多い歳なので、
氣を付けたいところです。

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