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それって本当に相手のため?

カスハラについて社会が話し始めてもう数年が経つが、
一向に改善するようには思えない

ニュースであるたこ焼き屋さんが汗だくで働いているのを見て、
汗もかかずにやれない貴方はプロとして失格だ、辞めなさい
だと

うん、あなたこそ匿名でやった事もないのに何様のつもりなのか?
さぞかし毎日家までお迎えの車が来て、外など一歩も歩かず空調の効いた所だけで仕事をし、台所に立つことすらしなかったんでしょうね
必要のない家庭に生まれ、必要とせず生きてきたのは幸せなのかもしれませんが、反面人間として何かを得られずにきてしまいましたね

サービス業に於いて、クレーム(こちらに非がない場合)を言ってくる人の多数は何故そのような事を言うのか?の理由の一番が
・あなたがたの為を思って言ってあげている(本当は言いたくないが他のお客さんの為にもなるから私が代表している、みんな同じように思っているはずだ)からだそうです

うーん・・・

例えばカジュアルフレンチのお店に来て、ロマネコンティが置いて無かったとする。そして、お客様から上記の内容を言われる
小さなお店に1本何万、何十万ものお酒を置いて年間何本売れるのか?
仕入れのお金、保管のリスク、ストックの広さ、様々な問題とターゲットの客層などを掛け合わせ、そのお店が決定しているわけです
それを、自分が飲みたいからとその様な事を言うのはただのわがまま
それなら事前に予約金を払って、容易させておくくらいが出来る人ではないだろうか?

飲食店だけではない、ホテルにも格がある
国賓を扱えるレベルから木賃宿まで
それは料金で一目で分かる。同様に準備している人の数も内容も全然違う
ビジネスホテルに帝国ホテルではーっと言っても何の意味もないし、
逆に自分がホテル業界と言うものに慣れ親しみがなく、勉強不足経験不足を露呈させて恥をかくだけです
そもそも、支払ったお金はいくらですか?と問いたい
金額で差別するのか!ホスピタリティとは云々、って言われるのでしょうが
そりゃそうでしょ
車屋行って、軽自動車発注してベンツと違うって言うようなもんです

それにしても、金を払えばその額や内容にかかわらず自分はちやほやされるのが当たり前、と言う感覚がいつになったら社会的に否定されるのか
インバウンドでの観光公害についても、日本のモノづくりを復活させねば
観光なんぞに頼っているから日本人が観光できないんだ、と憤慨されてるコメントがありました
こう言った時代錯誤の感覚がサービス業を貶め、委縮する企業体質を作り、
賃金上昇の一部を阻んでいると思う

もう販売業や、接客業が我慢して自称神様を崇める時代は終わった
一つの意味で
God is dead なのだ

これからは主張をし、互いに理解出来る形での販売や経済活動が必要
一部の「自分が」思ったのと違う「自分が」して欲しいな人たちに対し
お引き取り頂く文化が必要だ

自己肯定が爆上がりします! いつの日か独立できたらいいな…