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過去が見たい

昨日の淡い恋の話を思い出して、一日凹んでるおじさんです。
そこ、キモいとか言わないの。
傷つくから。

こんな漫画がある。

自分の過去を見れてしまうストーリーだ。
大体は、隠している過去を見せられて…と言うストーリーだが、
もし、自分の脳は好きな記憶をいつでも出して来れる機能が付いていたら、
皆さんは使うだろうか?
常に寝ている以外の記憶が、映像ファイルとして再生できる。

今日の研究では、人間の記憶は、都合の良い様に改ざんされる事が分かっている。
完全に再生出来ると言う事は、その改ざんは出来ないと言う事になる。
つまり、良い様に改ざんする事で心の奥に滓として残っているような物を、見なくて良い様にしているわけだ。
嫌な思い出も、絶対に都合の言いようには出来ない。
それはそれで、相当苦しいのかも知れない。
記憶の改ざんは、人がセルフケアとして持ち得る能力だと思う。

さて、それでは昨日の私の淡い恋の思い出はどうなんだろう?
勿論、詳細については思い出せない部分も多い。
相手の顔も思い出せない。
これを完璧に思い出したら嬉しいのだろうか?

自分が見たい所だけを見れば良いのだから、嫌な所は見なければ良いのかも知れない。
例えば事故に遭ってしまった記憶など。
それに、改ざんされていない記憶は意外とつまらないかも知れない。
あって欲しい様になっているからこそ、過去が輝いて見えるのかも。

例えば、無力感に苛まれている時に自分の頑張った時を思い出す。
しかし、完璧に思い出してみると、実は上手く手を抜いてたりするかも。
若しくは、自分が頑張ったと思っていたが、全て上司の手回しであったかもしれない。

思い出は美しい

この原則をやはり破るべきでは無いのかもしれない。
それに、過去を手繰る為に今の時間を同じだけ使うのは、
もったいない気がする。
3日分過去を見れば、3日現在がなくなる。

死ぬ間際の走馬灯は全てを見れるらしい。
それまで楽しみにしておこうか。




自己肯定が爆上がりします! いつの日か独立できたらいいな…