見出し画像

めんどくさがりほど

めんどくさがり、と聞いてほぼ全ての人が最初にネガティブなイメージから入ると思う。スタートが遅い動きが鈍いなど、実際のところ、私も人から「私はめんどくさがりなんです」と言われれば、同じ様に感じる。

とは、言いながら私は人の何倍もめんどくさがりの人間だ。
勉強で一番苦手だったのは、数学の証明。もう答えが出ているのになんでこんなことをしなければいけないのか?どうして様式美に則らないと正解にならないのか理解出来ず、本当にめんどくさかった笑
大人になってからは、証明とは論理的思考と説明の為に必要不可欠な要素と能力であり、今となっては不要論は撤回する。

だが、めんどくさがりのままで何もしないのでは仕事にならない。何なら仕事にもありつけなくなってしまう。この性格をどう生かすか?が必要だ。
全てにおいて、めんどくさがらず直向きに全力で取り組む姿は美しいし、誰しも否定するものではない。しかしながら、私はめんどくさがる方向を変える事で仕事に生かしている。

それは、矛盾しているが仕事を徹底的にめんどくさい目線で捉える事。
例えば、新しく前例のない事をこなさなければならない時、色々な選択肢を考えて行くことになるはずだ。そこで、めんどくさがりは成功までの解を徹底的に最短距離を考える。そこに様式美の回答方法は意識しない。あれこれ幅広く考え過ぎて立ち止まるより、最短距離とスピードを考える。そして、実際のトライ&エラーより脳内シュミレーションの方が何倍も速いため、エラーの可能性のある選択肢も徹底的に潰す。
あれこれ、後から発生して時間を取られる事が面倒だからだ。
改善事項に於いても同様で、スピードを意識する為にこちらもめんどくさい目線で考える。
先ずは、限界まで発生原因を考える。そこに対して何が有効打なのかを導き出して、対策を打つ。
これも、対策でなく表面上の対応を行った結果その場は凌げるが、再度同様の事態を引き起こす可能性が高い。その方が何倍もめんどくさい。
であれば、めんどくさがりとしては一度で終わらせたい。
時に部下からも、どうしてそんなにスピード感を持って仕事が出来るのか?決定を早く出来るのか?と質問を受ける事があるが、私は考えて先延ばしにして更に他の仕事と同時進行になってしまって混乱したり、余計な忖度を含めたり、ベストと思えない選択をした結果、更に仕事が増える事が面倒だから。と答えている。

一度で根本的解決を行う思考をするのが、めんどくさがり思考と思っています。様式に拘ると、前はこうしたからに引きずられて問題の根本を見落とす。めんどくさがらないと、解決に時間をかけてしまう。
ちゃっちゃと終わらせて、次に備えるのが良い。自分の仕事にも余裕が出来るし、他の問題にも取り掛かれて、結果アウトプットは増える。
一般的なめんどくさがりの人は、めんどくさがる方向性を間違えている。
本気でめんどくさがれば、早く、確実に終わらせるのが一番正しい。

「正しくめんどくさがる」これが私の根底にある #仕事のポリシー  だ。

#仕事のポリシー

自己肯定が爆上がりします! いつの日か独立できたらいいな…