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サイクルルートの走行を体験してみて

私はたまに街乗りで自転車を乗る程度で、長距離走行の経験がありませんでした。そんな私が、先日、北海道内のサイクルルートの一つである、石狩川流域圏ルートの一部区間の走行を経験してきました。

国土交通省ではサイクルツーリングを推進しています。
平成28年に自転車活用推進法を改正し、インバウンドの来訪や地域活性化としてサイクルツーリズムの促進に取り組んでいます。

引用:サイクルルート北海道

石狩川流域圏ルートは、上川町の大雪ダムと石狩市を結ぶ全長333kmのサイクルルートで、今回走行したのは、ルートの一部の約30kmです。
走行してみて次の気づきがありました。

◯大型車が真横を通ると怖い
◯下り坂でのスピードが怖い
◯長距離走行はパンク修理等のサポートがあると安心
◯景色を楽しむには最適

大型車の真横を通ると怖い

自転車走行空間として、最近整備されているの青色矢羽根や青色の走行箇所は、車道や路側部に設けられています。
自転車でその箇所を走行しているときに大型車の大きなタイヤが真横を通過すると恐怖を感じました。
一つは大型車の走行スピードが速く、それを感じる距離が非常に近いことです。
もう一つは、砂が飛んでくることです。
砂が舞い上がり目に入ることもありました。
飛び石はありませんでしたが、仮に石が飛んでくると考えると、これまた怖いものと感じました。

下り坂でのスピードが怖い

走行したルートの一部には長めの下り坂がありました。一緒に走った人が経験豊富で長距離走行に慣れていて、下り坂でもスピードを落とさず、自転車につけていた速度計ではMAXで40km/hr近くでていました。
自転車は2輪なので、高いスピードでハンドル操作を誤ったり、段差をひろってしまうと、大怪我を負う恐怖感をあり、ハンドル操作にはかなり集中していました。

長距離走行はパンク修理等のサポートがあると安心

今回はパンクはありませんでしたが、ルートには郊外を走行する箇所があるため、万が一パンクした際は修理する場所があるとは限りません。
長距離走行では、道の駅等の立ち寄りスポット等に修理道具の備えも重要と感じました。

景色を楽しむには最適

走行中の景色や音を楽しむには、車ではなく、断然自転時が優れていると感じました。
一つは何も覆われていないため、見晴らしが良い。
自然との距離も違く、目のほか、匂いや音でも自然を感じられます。走行中の路面の変化も感じられます。
一つは、走行スピードが車より遅く、余裕を持って周りを見渡すことができます。
海沿いの見渡しが良い箇所を走行すると爽快そうです。
これこそが、サイクリングの魅力だと感じました。

今回は長距離走行初心者の私が気づいたことを書き綴りました。
サイクルツーリズムの進めるためにも、自転車利用者が楽しむことができる環境整備や車のドライバーなどの理解が必要と感じました。
また、すでに取り組まれていますが、サイクルルートの案内では、土地勘がない人のためのルート案内も必要ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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