曲ふりナレーション回顧録：美川憲一編

歌謡ショーや音楽番組での楽曲紹介でおなじみの前口上。
歌い出しまでのわずかな尺が勝負となるが、
逸話や情報を盛り込んだり、詩的に表現してみたり。
テレビ番組用に書いた曲ふりナレーション原稿の回顧録。

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美川憲一「おんなの朝」

ムード歌謡に舵を切り、
ご当地ソングで新境地を切り開いた美川さんが、
さらに新たなステージへと飛躍を遂げた会心のヒット曲。
あだめいた大人の秘め事が、ラテンのリズムで綴られます。
美川憲一さん、「おんなの朝」。

シングル「春待ち坂」

美川憲一「春待ち坂」

波乱万丈、順風満帆。
人それぞれ、どんな人生にも朝が来て夜が来る。
上手くいかない時こそ、
春を待ちながら、人生しぶとく生きるが勝ち。
美川憲一さん、「春待ち坂」。

 
 

美川憲一「愛の讃歌」

人生の機微を知り尽くし、
喜怒哀楽をドラマチックに演出するシャンソンの世界。
さまざまな愛のカタチを歌い続ける美川さんが、
エディット・ピアフの名曲に新たな魂を吹き込みます。
「愛の讃歌」。 

シングル「愛の讃歌」

美川憲一「別れてあげる」

歌手デビュー５８年目を迎える今も、
じっくり、しぶとく、しなやかに歌い続ける美川憲一さん。
昭和テイストを散りばめた歌謡曲の王道にして、
華やかな美川節が冴えわたる女心の別れ歌。
美川憲一さん、「別れてあげる」。

シングル「別れてあげる」

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余談

シャンソンコンサートをライフワークとしている美川さんは、エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」の説得力もさすがだが、やはり”That's 芸能界”なオーラがすごい。「愛の讃歌」のカバーについては別の機会に。

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headline photo by komurock@沖縄