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【仙台市社会人採用】論文試験の特徴


論文の全体概要

押さえておきたいポイントは3つである。

  1. 職場事例形式の出題 特定の職場で「ここにおいてこういうトラブルがある」といった職場事例式になっている。特定の政策課題が与えられて、それについて書くスタイルではない。

  2. 小問ごとに分けられた文字数 小問が3つあり、それぞれの文字数が300から420字以内ということで、かなり細かく指定がある。これも仙台ならではの特徴である。

  3. 制限時間が90分 社会人採用試験で90分のところもあるが、慣れていない人にはかなり長丁場に感じるかもしれない。

以上の3つが、仙台市社会人採用の論文におけるポイントである。

小問3つの傾向分析

ここからは小問3つについて、それぞれの傾向を解説しよう。

【1問目の傾向】与えられた事例に対する問題点を挙げることが求められる。事例における問題点を特定し、それを文章にする。この傾向は近年変わっていない。

【2問目の傾向】1問目で挙げた問題点に対して、どのような行動をとるべきだったかが問われる。つまり、「1つ目の問題で取り上げた問題点に対してどういう行動をすべきでしたか」という内容を論じる。

【3問目の傾向】再発防止策を書くことが求められる。ただし、細かい部分は年によっても異なる。

  • 過去の例(3~4年前): 「あなたがもし係長や主任などの立場だったらどういうふうに再発防止に取り組むか」

  • 近年の例(昨年や一昨年): 「あなたの経験を踏まえて再発防止策を書いてください」

今年受験する際には、問題文をしっかり確認し、「誰々の立場」という指定なのか、もしくは「あなたの経験を踏まえて」という指定なのかを見極めて、それに沿って論じることが重要である。

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