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【特別区経験者採用】論文の時間が足りない…を解消するための3つのアドバイスッ!

今回は、特別区経験者採用の論文試験で時間が足りない人へのアドバイスがテーマだ。

論文試験の時間制限については多くの受験生が悩んでおり、「90分じゃ間に合わない」「ギリギリ間に合うが見直しの時間が取れない」といった声が毎年多く聞かれる。

そこで、論文を早く書き終えるための3つのアドバイスを送ろう。


手で書く練習

一つ目は「とにかく書く練習をする」ことである。

ここで言う「書く」とは、PCではなく手書きで書くことを意味している。書くのが遅い・時間が足りないという受験生の大半が、手書きの練習が足りていないのだ。

論文はスポーツと似たところがあり、手で書く練習を重ねるほど文章を書く速度が確実に上がる。1回や2回の練習では速くならないため、可能な限り手で書く練習をすることが重要だ。

予想テーマへの事前準備

二つ目は「予想テーマへの事前準備」である。

出題が予想される様々なテーマに対して、事前準備を徹底しなくてはならない。ここでの「事前準備」とは、「このテーマが出たらこれを書く、あれが出たらこれを書く」というネタの整理を意味している。

基本となるのは過去問である。特別区経験者採用の課題式論文と職務経験論文の過去問について、「このテーマだったらこう書く」というのを自分なりにノートにまとめておくことが大切だ(特別区経験者採用の論文過去問については下記のリンクを参照)。

試験で時間が足りなくなる原因の一つとして、「何を書こうか、その場で考えている」ことが挙げられる。それを避けるためには、できるだけ事前にネタを考えてインプットしておき、当日テーマを見た瞬間に「こういう風に書けばよかったはず!」と思い出すだけの状態にしておくのがベストだ。

他自治体の過去問を見ておく

三つ目に、特別区経験者採用の過去問について事前準備が終わったうえで、さらに余裕がある場合には「他自治体の過去問」についても見ておくといいだろう。

論文で出題されるテーマは、過去問と常に同じとは限らず、過去に出ていないテーマがいきなり出題されることもある。

そこで参考になるのが、他自治体での出題テーマなのである。特別区と他の自治体には違いもあるが、自治体として同様の課題を抱えているため、論文のテーマも似てくることが多い。

論文のテーマは「自治体の抱える課題」が取り上げられることがほとんどである。だからこそ、他自治体の出題テーマも見ておけば、論文への備えはまさに盤石となるのだ。

なお、Gravityの公式HPでは全国の自治体の論文過去問をまとめている。

他自治体の論文テーマを見たうえで、「これが出てきたら困るな…」「本番でかなり考え込んじゃうかも…」というものについては、自分なりにネタを整理しておいてほしい。

以上をまとめると、重要なのは以下の3つである。

  • 手で書く練習

  • 予想テーマへの事前準備

  • 他自治体の過去問を見ておく

この3つを意識しながら論文対策を進めていこう。

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