日々のこと 9月22日~26日
毎日短めの文章を書いて載せていく試み。
内容がフィクションであるのかノンフィクションであるのかはご想像にお任せします。
9月22日
なんだか胃の調子が悪い。薬の影響か眠気がひどい。
父と母が笑っている。わたしは夕飯の煮物をつついている。
いま目の前にあるものどもは、全ていつか失われてしまう。父が、母が、わたしが、最期を迎える時のことが「フラッシュバック」するような感覚に襲われて箸を止めた。だがそれはどうしようもないことだ。どうしようもないことなのだ。そんなことを考えた。
9月23日
お腹が空いた。チェンソーマンおもろい。
9月24日
濃く煮出した紅茶とアイスクリームの中にモヤモヤが溶けていく。心が整うのを目を閉じてじっと待っている。
あえて身体に悪そうな薬の飲み方をする。自分を大事にしたいのか粗末にしたいのかよく分からない。
明日はいつもより早く仕事にいかなければならないから憂鬱だ。そんなことを考えた。
9月25日
朝っぱらからわけ分からないくらい綺麗な写真を見た。
飼っている両生類がこちらを見上げている。かれらは目が悪いし、こちらのことを餌くれるやつの気配がする程度にしか多分思っていないので、なついているなどと騙されてはいけない。
アグネスデジタルを狙ってガチャ回したらシンボリルドルフが来た。ずっと欲しかったのでめちゃくちゃ嬉しい。自分史上最強のウマ娘に育てたい。そんなことを考えた。
9月26日
気がつくとずっと寝ていた。
強い雨と風に家が破壊される幻を見た。いつか行ったバッティングセンターの面影を思い出した。
夜の闇がライトに照らされている。明日からまた一週間が始まる。そんなことを考えた。