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日々のこと 9月20日~21日

 日記をつけようとしたことが人生の中で何度もあるけれど、おおむね3ヶ月以上続いたためしがない。

 ある程度人に読まれることを意識すれば継続できるのか、それは分からないけども、試みとして毎日何らか短めの文章を書いて、ここに載せていこうと思う。内容がフィクションであるのかノンフィクションであるのか、それはご想像にお任せしたい。


9月20日

 ひどい腹痛に襲われる。今回は痛みの原因が分かっている。つまりはただの生理痛である。だけど腹痛に関して言えば、原因が分かろうが分かるまいが、対処法がそれほど変わる訳ではない。

 厄介なことに今日のは、ロキソニンを飲んでもなお簡単には収まらないタイプのヤツだ。そういう時は大抵、自然に痛みの波が収まるのをひたすらうずくまって待つか、どうしても我慢できなければ救急外来に行くしかない。

 ただ、今回に関しては生理痛であると分かっているから、もう一つの選択肢を試みることができる。それは「グリーンダカラを飲む」というもので、わたしは大学生の時、ごくたまにひどい生理痛に襲われるのに困って、その痛みを抑える成分について調べ、複数の成分がグリーンダカラに含まれていることを発見した。まあ、今調べたらどれがその成分なのかいまいち分からないし、ひょっとしてプラシーボかもしれないのだが、今でもグリーンダカラと大豆製品(豆乳とか)をあわせて摂取すると、下手な痛み止めより痛みが収まる気がする。

 わたしよりも生理痛のひどい人はいくらでもいるのだろうし、人によって痛みの形は違うのかもしれない。ただ、わたしの経験したことのあるひどい生理痛は、痛みが収まったと思ったらまた襲ってくるということを周期的に繰り返すタイプのもので、それはある種の拷問のようでもあり、陣痛の予行演習のようでもあり、寄せては返す波のようでもある。これもまた人類に受け継がれた原罪というやつの一部なのかどうかは分からないが、まあ毎月のことなのでなるべく軽いといいなあ。そんなことを考えた。


9月21日

 今日はこむイさん夫婦の結婚記念日であり、中秋の名月であり、満月の日だった。天気がアレなので月は見えないが、居間のテーブルには芒と月見団子が飾られている。

 夫とは離れて暮らしているから、ライン通話で話をしつつ、酒を飲みながらアマプラでアニメを見た。夫いわくオススメの作品らしいが、ノリが一昔前のアニメだと思った。

 それにしても、月見団子とほろよいアセロラサワーは絶望的に合わない。

 3連休明けの仕事だったからか、今日はとても疲れた。明日を乗り切ればまた休みが待っている。そんなことを考えた。