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令和時代の新しい幸福論

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私の思う現代女性の生き方/考え方をまとめています。
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#結婚

結婚したくなかった私が、ゼクシィに掲載された話。

年を重ねるにつれて中途半端なこだわりなんか持つもんじゃないなあと思う。そしてそれを公言するのは尚更やめたほうがいい。後々手のひらを返す時にバツが悪いからだ。私はお恥ずかしながら、散々手のひらを返してきた。 19歳で一生処女を守っていくと決めたのも、20歳で絶対タバコは吸わないと思っていたのも、社会に出てからは結婚はしないし、仮にしたとしても結婚式なんかあげない、子どもなんて欲しくないし、きっと可愛いと思わないだろうと決め付けていたのも。 そういうのを公言している手前、『こ

「生涯愛します」以外の誓いがあってもいい

1ヶ月ほど前に、ようやく婚姻届を出した。 私がズボラすぎて婚姻届を出すまでに4ヶ月以上かかってしまったが、リアルでもツイッター上でもたくさんお祝いの言葉をいただき、あたたかい気持ちになった。(ありがとうございます!) どんな結婚式にしたいかを今話し合っているところなのだが、このあいだ彼と「結婚式で一生愛することを誓いたいか?」という会話をした。 よくある神父の問いかけはこうだ。 あなたは健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しい

結婚はそもそも無理ゲーではないのか?

現在、生涯未婚率が止まるところを知らずに上昇し続けているという。離婚率も高まっていく一方だ。かろうじて繋がっているカップルたちも、セックスレスになったり、家庭内のモラハラやDV、あるいは子供の引きこもりなどなどで苦しんでいる。アメリカでは既に2組に1組のカップルが離婚するようになって20年以上も経つが、日本もおそらく、それほど遠くない将来に、同じくらいの率で離婚するようになるのではないだろうか。 どうしてこんなに結婚は難しいものになってしまったのだろうか? それとも最初から

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結婚願望がなかった私が、結婚を選んだひとつの理由。

今日から正期産。いつ生まれてもおかしくないっていうけど、まるで時限爆弾、待ったなし。爆発するときは鼻からスイカと思うとなんだか緊張してきた。どれくらい痛いのだろうか…なのにこの期に及んで何の実感もわかないのがむしろ驚く。あと2,3週間で新しい人がお腹から出てくるなんて。同じ境遇を当事者としてそわそわしたり、やきもきできる夫が側にいないからだろうか。 昨年の11月に夫が海外駐在になりこの5ヵ月間、つまり妊娠期間の約半分を夫不在で過ごしてきた。彼は胎動も知らないまま海を渡っ

「自立した個人として、一緒に人生を歩む。」“事実婚”を選んだはあちゅうさんが築くパートナーシップのかたち

7月15日、作家・ブロガーのはあちゅうさんがセクシー男優のしみけんさんとの結婚をTwitter上で報告。大きな反響を呼び、ふたりが選んだ「事実婚」というパートナーシップのかたちに注目が集まっています。 「事実婚」という言葉の輪郭のイメージがあっても、具体的に法律婚とどう異なるのか、その実態を知らない人も多いかもしれません。筆者もそうでした。 事実婚が法律婚と大きく違うのは、入籍はしないため同じ戸籍に入らず、同姓にならないこと。ほかにも、税金面での配偶者控除は対象外となり、

女の人が自分のためだけに生きられる時間は案外短い。

もともと記念日というものに無頓着な性分だけど1年前の2月23日、新天皇の誕生日であれば当分、結婚記念日は自動的に休みになるという打算的な家人の提案で決まった入籍日。同じ日の午前中、なんとなくプレ花嫁の気分を上げてみようと三宿の個人サロンへドレス試着に出掛けたんだった。 今思えばあの時はあの時で、結婚に向かう気持ちや自分なりの納得感を得るのに躍起だった。こうやって一年経ってまた違うフェーズになって、なんやかんや家族や親友に「結婚式なんてな、自分の幸せみに来い!ってな、わざわざ

節目を迎えたくらいじゃ何も変わらない

2020年2月23日 夫婦生活をはじめて1年になる。 1年前のこの日、入籍日に何のこだわりもなかった家人と私は新天皇誕生日とあればしばらく結婚記念日は自動的に祝日になるだろうと、なかば打算的な考えで世田谷区役所に用紙を出しに行った。土曜日だからか人気も少なく、婚姻届けの提出窓口ともあろうことか、夜間休日窓口は社屋の端に追いやられ雰囲気の悪い地下室だった。湿気た薄暗い階段を下りて、窓口の老いた担当者に紙を出す。 何となくこういう時は気の利いた一言でも、写真の一枚でも取りまし