護られなかった者たちへ(感想)
響いた言葉が「声を上げる」こと。自分の思いを言葉にしなければ相手には分からない。そして、救ってくれる人もいるということ。
他人の人生との関わりの深い職業であることを深く思い知る。
東日本大震災は、残されたものたちへ光と闇を与えた。
市役所の職員も人を助けるために働いている。しかし、すべての人たちをすくうことはできない。
また、不正受給を目論む不埒な奴らもいる。
助かるべき人が助からず、遊んでしまう人もいる。
人の感じ方、受け取り方は様々で、だからといって人を殺す理