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うつ病と親近者

こんにちはこむぎと申します。

今回はうつ病を抱える方ではなくうつ病を持った方が近くにいる、あるいは家族が鬱になってしまい関わり方がわからない、と言った悩みを抱えている方に一番読んでいただきたい記事となります。

では、まず軽く自己紹介させていただきます。

私は今年の4月に職場のストレスでうつ病になってしまった23歳のOLです。

まず皆さんはうつ病の症状について詳しくご存じでしょうか?

☆周囲の人にもわかるうつ病のサイン☆

表情が暗い
自分を責めてばかりいる
涙もろくなった
反応が遅い
落ち着かない
飲酒量が増える

☆身体に現れるうつ病のサイン☆

食欲がない
性欲がない
眠れない、過度に寝てしまう
体がだるい、疲れやすい
頭痛や肩こり
動悸
胃の不快感、便秘や下痢
めまい
口が渇く 

厚生労働省 みんなのメンタルヘルスから引用

上記の症状が大まかにうつ病の症状と言われています。(うつ病にも個人差、又種類もいくつかあるためすべてにあてはまるとは言えません)

うつ病になる前の本人の様子を見たことがない方が感じやすい印象

それが自堕落な人間だったり、単純にやる気がないだけの人と思われがちなのです。

これが一番うつ病の患者さんにとってつらいことなのです。

私自身両親や、友達に同様の事を言われます。両親に関しては毒親の為もともと私の事に関しては全否定、鬱になった時働きたくないだけだと責め立てられてきました。

友人に関してはうつ病になってから出会った方だった為以前の私を知らずこちらもやはりやる気がないだけ、できないっていったい何なのかと責められます。

理解しよう理解しようとしても当事者でなければ目に見えてわかりにくい病気である為に難しいのも事実。

気を付けていいただきたいことが一つだけあります。

それはうつ病の方を責めないでいただきたいのです。

その方にはその方のペースがあります。今すごくつらい中どうか身近にいるあなたにだけは理解をしてもらいたいと思って何か打ち明けたり、不安を口にしたかもしれません。

それを怠けなどと言わないであげてほしいのです。

その人にはその人のペースがある。

この言葉、私は自分自身がうつ病になって初めて理解できた言葉なんです。

その人のペースでゆっくり回復に向けるようにそっと見守るか、もしくはそっと背中に手を添え、又余裕があれば寄り添ってあげてほしいのです。

頑張っている人からすると容量が悪い結果自分のせいでうつ病を引き起こした、できない理由、やらない理由をうつ病にして甘えているだけなのではないか、そう感じることもあると思います。
ただこれだけいえるのが今頑張っているあなたもいつうつ病になってもおかしくはないのです。

想像できないかもしれませんがうつ病はつらく、又孤独でまた自己嫌悪、症状との闘いで又、長期戦です。

その時周りの人に支えられ回復していくのも事実、逆に周りの人の一言で鬱の回復が遅れてしまうのも事実なのです。

とてもデリケートな病気であるために家族であっても100パーセントの理解は難しいことだと思います。

ただ、近くにいる人だから感じる自分にはもう何もできない、どうしていいかわからない、イライラしてしまう、そんなことがあるのも理解できます。

私自身自分がうつ病になる前に知人がうつ病になりその時に多少ですが感じていたことがありました。

そんな時はその人にはその人のペースがあるんだと言い聞かせその場から離れ自分自身の健康を保ちましょう。

支えたいと思ってもイライラしてしまう、暗い空気に影響されて自分もなかなか元気が出なくなってしまっている、そんなことがあるものわかるのでそんな時は静かにその場から離れ、自分自身の落ち着く場所を確保しましょう。

そうすることで両者の健康を保つことができます。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

またよろしくお願いします🙇‍♀️

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