【よみがえる遺産】「はじめて」は一度きりだから
大抵の物事は1回目よりも2回目、3回目、10回目、と数をこなせばこなすほど上手くなっていくように思います。
だけど「はじめて」こそ最強なものもあるんじゃないでしょうか。
今日はそんな話をわたしのダッシュボードと共にしようと思います。
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チェーンナーさん企画「よみがえる遺産」のバトンがわたしにも回ってきました。過去全期間で一番全体ビューが多いものをアップする、というものです。
バトンを渡してくれたのは親愛なるマリナ油森さん!
ありがとうございます、ちゃんと受け取らせて頂きました。
マリナさんの文章にはいろんな表情があってうっとりします。表情だとしっくりこないかな、なんだろう。音、かな?高音から低音まで、そしてバラードからポップスまで、どれも楽しそうに弾いている(書いている)印象です。シンプルに、すごく好きなひと。
マリナさん、デジタルお絵描きもたのしみましょうね〜!
さて、マリナさんはPV数が多い理由について「noteのSEOが強いから」と書かれています。うんうん、わたしも同意です。
前まではnoteってエッセイが強いなあって思っていたんです。
過去記事は読者が読み返してくれない限りは埋もれて行っちゃうし、コンテンツ記事を書いても伸びないけど、それでも書いていこう、って。
ところが、noteさんのSEOが強くなり、過去記事も多く読まれるようになってきました。特にコンテンツにまつわる記事はnoteユーザー以外から読まれることが多いんじゃないでしょうか。いや、絶対に、確実に多いんですよ。
コンテンツ記事を多く書いているわたしのダッシュボードは、コンテンツの力、そしてnoteのSEOの強さを感じるものとなっております。
ドーン!
お分かりでしょうか。
もうすこし、分かりやすくしましょうかね。
01、ジョジョの奇妙な冒険 5部
02、NISSAN あ、安部礼司
03、ジョジョの奇妙な冒険 5部
04、ジョジョの奇妙な冒険
05、100文字ドラマ(noteコンテスト)
06、耳をすませば
07、ブルーピリオド
08、プレイリストをさらし合おう(私設企画)
09、本棚をさらし合おう(私設企画)
10、鬼滅の刃
11、東のエデン
12、ハイキュー!!
トップ5のうち3つがジョジョの奇妙な冒険なんです。
そしてPV1位が圧倒的。毎月1000以上読まれています。
それがこちら。それまでジョジョを知らなかったのに、恋人が観ていたアニメを横目で観ていたら気になり始め、5部のアニメからジョジョにハマったという、タイトル通りの話です。
ジョジョってご存知の通り人気作品じゃないですか。
だから5部のアニメから好きになった、なんてまだまだ知らないことも多い状態で書き始めて大丈夫かなっていう気持ちもまあちょっぴりはあったんですけど。でも、書きたい、誰かと話したい、聞いてほしい、っていう気持ちが勝ちました。
今こうしてPV1位のnoteとして振り返ってみると、あの時書いていて良かったなあって思うんですよね。「はじめて」の新鮮な熱って、一度だけなので。
好きになった時のことを思い出しながら書くのと、その渦中にいながら書くのとでは、やっぱり全然違うと思うんです。下手くそでも、多少文章が読みにくくても、圧倒的に「これ面白いよ」「ここが好きだよ」の温度が高い。
PV3位のnoteなんてnoteユーザー以外から沢山読まれている代表だと思うんですよね。だってわたしが書いた中でも結構コアだもの。ジョジョ5部のあらゆる「音」についてひたすら語っているnoteですよ?サントラのイタリア語の曲名を日本語訳に直し、キャラクターごとの曲について熱く語っています。
アバッキオの曲はムーディーブルースのカセットテープの巻き戻し音が入っているのが可愛いです。最初のカチャって音もカセットのセット音なのかな。ブチャラティチームの曲の中だったらいちばん好きかもしれません。2回目のカチャっていう音の後にテーマ曲である「il vento d'oro」が早送りされているところ、すごく好きです。
大好きなミスタの曲は…あれ、ダンスチューン?徐々に上がっていくボルテージ。あ、もうこれ、シンプルに格好良いやつです。様々な音が入っているし1曲の中に色んな表情があるところ、まるでピストルズを表しているみたい。全体的に明るい雰囲気が漂っている中でラストにリボルバーのカシャっていう音が入るの、ベネ!そうそう、ミスタってこういうひとだよね。このギャップが好きなんだよ。聴き終わるころには目の前にミスタが見えるよね。見える、よね?
いや、今でももちろんジョジョは好きですが、同じように書けるか?って聞かれたら今は書けないと思うんですよね。時間が経ったからこそ考察だったり、キャラクターのその後に思いを馳せたり(わたしは大抵パンナコッタ・フーゴについて考えています。)他の人とは違う視点で書こうとしてしまいそうです。
だからシンプルに、ど直球に「ここが好きだった!」を書けるのって、「はじめて」の強みなんじゃないのかなあ、と。観た直後に書こうって毎回思うんですけどね、なかなか身に付いていません。
コンテンツ記事を書いていて楽しいのは、いつまたブームが来るか、という点でしょうか。映画がヒットしている影響で「鬼滅の刃」の過去記事がじわじわと読まれたり、新刊が出るタイミングで「ブルーピリオド」の過去記事が読まれたりします。
書いた当時はそんなに読まれていなかったものが、じわじわとPV数を伸ばしていったりするのが面白いです。
それにしたってnoteのSEOは本当に強いですよ。「耳をすませば」のnoteがよく読まれているのって「コンクリートロード」で検索するとわたしのnoteが上位に表示されるからなんじゃないのかな。すみません、単なる恋人との会話で…。
さて、わたしが次にバトンを渡すのは、この方!
現在盛り上がりを見せている「音楽の履歴書」生みの親である、ささいな笹さんです!ヒューヒュー!
コンテンツ記事ばかり書いていたわけではなく、仕事に行けなくなってしまって辛い時期のこともnoteに書いていたりしたんですが、その頃から付き合いのある笹さん。あの頃はご心配おかけしました。
笹さん、最近は以前にも増して元気良くそして非常に楽しそうにnoteを使っています。もうね、ノリが愛おしいです。笹さんの名前を見ると良い意味で力が抜けるというか、安心します。だけど脱力しすぎるとたまに心の奥にグサーっと刺してくるnoteをぶっ込んでくるので要注意。
いろんなタイプのnoteを書いているから何が1位なのか楽しみだなあ。わたしの予想は、うーん、岐阜!
では、笹さんよろしくお願いしまーす!
読んで下さってありがとうございます◎ 戴いたサポートは多くの愛すべきコンテンツに投資します!