好きなものを好きだと書き続けたら
noteを始めたのは2018年の7月。
もともと自分が触れた作品の記録用に始めた場所だったけれど、好きなものを好きだと書き続けていたらいつの間にか沢山の繋がりが増えていました。
大きなきっかけになったのは、きっと今年の1月3日。
ヨーロッパに住んでいる大旅そばさんと一時帰国のタイミングで会いました。この日がnoteで知り合ったひとと初めて会った日。
そばさんはわたしのnoteに初めてコメントをくれたひとで、さらには「コンテンツへの愛と熱量がすごいよね」と最初に言ってくれたひと。
エッセイと比べてコンテンツの記事は読まれにくいような気がしていたのですが、そばさんはわたしが書いた記事の音楽を実際に聴いて好きになったよ、と伝えてくれました。
「ドラえもんの映画についても書いてたでしょ。そうやって何でも書いていて面白いよね」なんて言ってくれたのが本当に嬉しかったんです。
読んでくれるひとがいると知れたことは大きかった。
(そばさん最近全然note書いていないのですがわたしはそばさんの文章が大好きなので、知らない方は是非ご一読くださいね!)
そこからはメジャー、マイナー問わず、好きなものについて書くことが本当に楽しくなりました。
同じコンテンツを好きな方からコメントを貰えると嬉しくて、今まで全く知らなかったというひとがわたしのnoteをきっかけに好きになりましたと言ってくださることに感動して、Twitterでシェアしていただける回数も徐々に増えていきました。
「行きたくなった」と言ってもらえてたまらなく嬉しかったサンリオピューロランド。
Twitterでシェアされ始めたのは『ブルーピリオド』について書いたnoteからだったと思います。
あきらとさん企画の「プレイリストをさらし合おう」と「本棚をさらし合おう」もわたしの中では大きな出来事でした。
今までひとりで好きなものについて書いていたけれど、同じタイミングでみんながひとつのテーマで公開したことによって多くのひとに読んで貰えるきっかけになりました。
そして2019年のわたしといえば、ジョジョの奇妙な冒険。
note内でも「ジョジョ好きのこむぎさん」と紹介されることが多くなってきましたが、それもジョジョが好きだということをnoteに書いてきたからこそ。
ジョジョアニメ公式がTwitterハッシュタグ企画をやっていた時にnoteのリンクを貼り付けたら、アニメ公式がいいねをして下さったんですよね。このツイートからnoteを読んで下さった方がなんと1000人以上…!
実はこのツイートでハッシュタグ企画に当選しまして、大きなポスターを頂きました。黄金の風なので金色の額縁。
キングクリムゾン、大きい、こわい。
ジョジョに関しては同じくジョジョ好き仲間が一気に増えて、さらにはnoteジョジョ部という呼び名でジョジョ百人一首大会まで行いました。
noteで好きだと書いていたコンテンツについてまさか実際に同じように好きなひとたちと集まって語り合えることになるとは。好きなものへのエネルギー量って大きいし多幸感も大きかった。
(とっても楽しかったので2020年も何かやりたいです!)
ドキドキしながら行ったnote酒場では「コンテンツ愛のひと」として話しかけてもらえることが多くて、それもとっても嬉しかったです。
noteユーザーで良かったなあと心から思った夜でした。
1月ぶりにそばさんとも再会しましたし。
(字面が似ている粉物仲間!)
好きなものについて書き続けていたわたしですが、自分の文章に関しては自信がありませんでした。表現力が乏しいし、言いたいことがうまく伝えられなくてヤキモキすることも多々あります。
「好き」という言葉だけじゃなく「好き」なことを伝えられたら良いのになあ、と。
書きながら感じていたそんな気持ちが報われました。
年明け早々テレビ東京さんで、わたしのアイディアを元に2話分ドラマが放送されます。
テレビドラマが「好き」なわたしが、「好き」なものについて書き続けていたnoteで、「好き」が言えないドラマのアイディアを採用された…夢みたいだなあと思います。
脚本会議にも参加させて頂きましたがとっても刺激的でした。
次々と湧き出るアイディアは多くのインプットから来ているんだなあなんて改めて思ったりもしました。すごかったなあ。引き出しが多いひとはやっぱり格好良くて憧れちゃうなあ。
来年も好きなものを好きだと言うnoteを書いていきます。
いつも長くなりすぎてしまうので文量をコンパクトに、その分書く内容を増やせたら良いなあと思っているのですが、果たしてどうなることやら。
あとね、作品によってはレビューサイトで批判的な意見を見ることも多いけれど、わたしは良い面を多く書いていきたいなあと思っています。決して嘘を書くわけじゃなくて。自分が書きたいのはイマイチな部分よりも良いなあと思った面だから。
noteをきっかけに「好き」なものが増えたら嬉しいよね。
そんな訳で今年も1年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
大麦こむぎ
読んで下さってありがとうございます◎ 戴いたサポートは多くの愛すべきコンテンツに投資します!