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自分の経験や能力は自分だけにしかないオリジナリティのもの。それが自信にもつながる。

自分の成長が感じられるときって誰しも嬉しいことではないか。できることがずっと同じよりも、できなかったことができるようになるのは生きがいにもなる。昨日は自分の成長が顕著に感じられた日だった。社会人も8年目になると入社3年目未満の時と比べて成長がわかりにくくなる。成長していないのではなく、できることが増えているから小さな成長が自分ではわかりずらいということ。

私は営業をしているのだけど、昨日同席したメンバーから、「普段は穏やかだけど、話し始めると熱がこもってていいよね!説得力もある!」と言われた。営業をしている人からすると「そんなの当たり前のことじゃん」って思われるかもしれないが、自分にとっては大きな変化なのだ。私は無形商材の営業を行っている。企業の人材育成、主に研修だ。今の会社に来てから、商材理解や強みの把握に時間がかかったのと勉強すべきことが沢山あり、自信が持てない時期が続いていた。「まだ自分には知識が薄いから・・・」と学んでも学んでもこの悩みが尽きなかった。

しかし、最近になって考えが変わった。それは、全てを知らなくてもいいと割り切ること。正直、教育商材なんて次から次へと新しいテーマが生まれる。それに対面の研修からオンライン研修など、時代に合わせて常に変化している。だから全てを知り尽くすことを短期間で成し遂げるのは難しい課題だった。全てを知らないとお客様と話せないって思っていた私は「知識がないから、お客様に自信を持って話せない」と知識のせいにしていた。

それが、最近になって「自分の経験則」がお客様との会話のきっかけになる。課題発見のきっかけづくりになることを実感した。例えば、マネージャーの経験がない私が必ずしもマネージャー教育の話ができないわけではない。部下である私自身のマネージャーに対する理想やされたら嫌なこと。実際にされて嬉しかったことを話せば、お客様にとってはマネージャー研修を考えるヒントになる。また、他のお客様から聞いた話や営業メンバーから聞いた話を活用することもお客様にとってはヒントになる。

自分の経験則がお客様にとって価値ある話になることに気づいた私は、最近の商談が楽しくてたまらない。楽しく取り組めているからこそ、自信を持った姿を見せられている。

いつも自分の力以上のことをしようとしていた私。お客様よりも知識が豊富でないといけないと苦しんでいた私。他者との比較の中で自分の強みを探そうとしていた私。今となってはそんな過去の私に対して、「自分が持っているものに自信を持ち、活用すればいいんだよ」と声をかけたいくらいだ。

30代になりある程度人生経験を積んだから今の考え方に行き着いたのかもしれない。でも、振り返れば20代のうちに、他者と比較したり、中々自分の強みを見つけられずにもがき続けた蓄積が今になって活きているのかもしれない。

自分の経験してきたことや保有している能力を大切にし、磨き続けること。それが数年先には自信につながり、他者にとっての価値につながる。今日も自分らしさを発揮して頑張っていこう。

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