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娘の不登校日記/13.不登校の予兆

今でこそ不登校生活が日常になっているけど、
まさか自分の子が不登校になるとは思ってもいなかった。
家での様子も普通だし、友達とも仲良く遊んでいた。
当時のぼくは全く気づけなかった。
ただ、今改めて振り返ってみるといくつか思い当たる節がある。
忘れないうちに記録をしておこうと思う。

写真を拒否

5年生くらいから急に写真を撮らせてもらえなくなった。旅行先やイベントなどで家族写真を撮ろうとすると嫌がった。
初めは思春期の影響かなくらいに思っていた。
おそらく娘は容姿に自信が無いのだと思う。
以前何気ない会話の中で、
男子にブスと言われた、友達はデブと言われた。
だから先生に言いつけてやった。
というエピソードを聞いたことがある。
ぼくはやり返さずに先生に伝えるという娘の行動を褒めた。
今思えばこの時期くらいから写真を撮らなくなったような気がする。

告白のトラウマ

小学生高学年になるとカップルが誕生してくるらしい。
特にスマホを持っている子供は、LINEでつながるので距離が縮まりやすい。
娘もスマホを渡した1週間後には彼氏ができていた。
めちゃめちゃ動揺したが、他の子たちのカップル話を聞いて、恋愛ごっこのような感じだとしって少し冷静を取り戻した。
小学生の恋愛はサイクルが早い。気づけばわかれていて、他の子と付き合っていたりする。
初めは彼氏ができたことを嬉しそうに教えてくれたが、だんだん語らなくなっていった。
そんなある日、息子(弟)が娘の秘密を知っていると言い出した。
話を聞くと「娘がA君に告白してフラれた」らしい。
A君は娘からの告白されて振ったことをみんなに言いふらしていたらしい。
息子には人が嫌がることは言わないように注意した。
娘は気にしてない様子だったが、今思えばこのエピソードも原因の一つかもしれない。

体調不良

不登校になる前にも、たまに腹痛や頭痛で学校を休むことがあった。
当時ただのさぼりだと思って、痛み止めを飲まして、家からたたき出したこともあった。
また、不登校の直前には足をねん挫し学校を数日休んだ。
原因は学校で変な歩き方をして捻ってしまった、とのことだった。
もしかすると、学校に行きたくない気持ちからそうなったのかもしれない。

子供は親に心配をかけたくないから、平気なふりをする。
自分が子供の時もそうだった。
でも、いざ親になるとそのことを忘れていた。
ちょっとした変化に気づいてあげていれば、リストカットをするまでにならなかったのかもしれない。
悔やんでも悔やみきれない。
これからしっかりと向き合っていこう。


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