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展示会の御礼。そして、クラウドファウンディングをはじめました。

「まだ、未完のホテル展」無事に3日間の展示を終了しました。「こもる」として始めての展示会でしたが、多くの方に来て頂けたことが、心の底から嬉しかったです。一先ず、感謝の思いを伝えさせてください。本当にありがとうございました。

入り口の「こもる」暖簾

来場して頂いた方の中から「誰が建築しているのか」「このロゴは誰がつくっているのか」色んな質問がある中で、説明不足なことが多分にあって申し訳ない思いです。

また、最終日の時間をきちんとお伝えできていませんでした。19時に完全撤収ということもあり、18時頃には撤収作業を開始してしまいました。そして、展示会の搬出作業をしている中で、来ていただいた方には大変申し訳ありません。我々がきちんとクローズの時間をお伝えするべきでした。

至らぬ場面も多々ありましたが、ホテル開業時には今回の反省も活かします。また皆さんから頂いたアドバイスを真摯に受け止めて、より良いホテルになるようにしていきます。

改めて、展示会の内容の振り返りをします。

「まだ、未完のホテル展」

2階(模型、食、年表、ビジネスボード、映像)

入り口ご挨拶

「まだ、未完のホテル展」のご挨拶の文章は下記です。展示に来れなかった方にも向けて一部を説明しながら、公開します。

本展では、「こもる」が開業に至る迄の”プロセス”をテーマとし、
集まったメンバーが製作した空間、家具、照明、雑誌、デザイン、
映像、アメニティと多岐にわたるホテルでの暮らしを支える作品を
紹介します。

青森五所川原は津軽の中心に位置し、豊かな自然を有
した場所です。この土地は「こもる」のスタート地点であると同時
に、私達のホテルに大きな影響を与えました。今回、私達の作品を
通じ、「こもる」についてだけでなく、青森五所川原の持つ風土性
や地域との繋がりを感じてもらえることを願っています。

「まだ、未完のホテル展」ご挨拶

ホテルをつくる過程で、「こもる」ではたくさんのホテルを支える作品を生み出しました。「まだ、未完のホテル展」は作品の展示であり、「こもる」としての応援してくれるみなさんへの、ご挨拶でした。

2階の空間全体です
「こもる」完成予定模型
こもる入り口 完成予定模型

2階の暖簾をくぐり最初に見えるのが「模型」です。母屋だけでなく庭を含んだ空間全体が分かる模型を作成しました。

特徴としては部屋についた石の坪庭です。部屋よりも大きい坪庭は内と外を行き来することができ、開放感を与えます。詰まったときの息抜きとなるでしょう。みなさまをお出迎えするのが待ち遠しく思います。

「こもる」雑誌0号 - まだ、未完のわたしたち - 

来場者には「こもる」の雑誌0号をお渡ししました。副題につけられた「まだ、未完のわたしたち」こもるメンバーを知ってもらうという目的でつくりました。メンバーの事項紹介、ホテル「こもる」とは。について記載しています。

「こもる」食のエリアです。手前にあるのが津軽金山焼

「こもる」の食エリアです。こもるが位置する青森県五所川原市で採れる土を使った津軽金山焼があります。焼締ならではの独特の表情、手触りがあります。他にも曲げわっぱのお弁当や、土鍋などの食器を展示しました。

「こもる」ではオールインクルーシブのため朝食、晩ごはんは宿泊費に全て含まれます。またお酒や間食などもひとまず宿泊すれば付いてきます。そういった細かい説明を伝えることができたのも、展示会のお陰でした。

映像より

「こもる」を表した映像のワンシーンです。五所川原市が位置する場所は津軽と呼ばれます。現地で撮影をし、少しでも地場の雰囲気を感じとってもらえるよう作成しました。

写真はありませんが「ビジネスボード」と呼んでいる事業計画や借入計画のエクセルを印刷して展示していました。ビジネスに精通しているみなさんにとって「参考になる。」「流石に無理じゃない?」「返済期間ながっ」と生の情報はけっこう反響良かったなとも。

3階(建築、素材、家具、素材、アメニティ、ロゴマーク、写真)

3階のロゴエリアより
3階建築エリアより

3階は大型の家具や家具模型、アメニティやロゴマーク等を展示しました。2階が全体感を伝えたとしたら3階ではより詳細を伝えました。

文机のプロトタイプ

まずは文机。各部屋に設置される予定の机です。まだ完成前でありプロトタイプとしての発表です。最終は製品としても販売を予定しています。

金山焼きの破片をタイルのように
陸奥湾で採れたホテルの貝殻

素材エリアでは、青森県で採れた素材を活かし新しい形で生み出す実験の一部を展示しました。金山焼きの破片を石膏で固めたタイル。やりんごの皮を溶かし糊を混ぜて固めた紙等。まだまだ製品としては程遠い物ではあります。

青森ヒバのブロック (Cul de Sac)


アメニティエリア

アメニティエリアでは「籠もる逸品」とし、様々な商品を展示しました。写真にあるのは青森ヒバを使ったブロックです。青森ヒバは香木と呼ばれ、大変香りが豊かなのが特徴です。

今回は青森ヒバから抽出される「精油」や籠バック等も展示させていただきました。他にも、竹でできたトイレットペーパーであるバンブーロールイケウチオーガニックのタオル等も展示させていただきました。

今回、ご承諾頂いた皆様には改めて感謝申し上げます。

ロゴマーク

デザインエリアでは、今のロゴができた過程や、「文豪ホテル」時代の過去のボツ案等を展示しました。何故、ボツになったのか?が面白おかしく紹介されている一冊は来場者のみなさんの中でも大変人気でした笑

ちなみに、こもるのロゴは亀の甲羅がモチーフになっているんですよ。(みんな気づいているか。)

*

と、盛り盛りの展示会をやったわけですが、想定以上に人が来てくれて、そして満足してもらえて嬉しい限りでした。ホテルの開業自体は来年の夏を予定しています。今回は東京で実施をしましたが、冬には青森で行う予定です。青森県にお住まいの皆さん、是非お楽しみにください。

展示会開始前はものすごく緊張してしまい(本当に人が来るのか不安)気が気じゃない日々も続いたんですが、終わってみればやってよかったなと思います。

そんなことを考えている間に、、クラファンを開始、そしてこれまた緊張の渦へとダイブしていきました。

クラファンを開始しました

先週の金曜日、それは展示会の最中ではありますが、クラウドファウンディングを開催しました。はじめてのプロジェクトなので、前述の通り公開する前はめっっっっちゃ緊張しました。始まってみれば「流れに身を任せるしかない」の思いをもってやっています。

このクラファンが成功しなければ、ホテルのプロジェクト自体も正直怪しく。(銀行の借り入れの成功もクラファンの影響は大きい)2年間という時間をかけた集大成としてこのクラファンを実施したので、必ず達成したいんです!!ぐーもう一週間経ったのに、まだ緊張する。

残り24日で15%という不安が毎日訪れナーバスな日々が続きますが、様々なプランを用意したので、是非!応援をお願いします。本当に!!お願いします!!!!!

クラファンについてはまた別途書きます!!!!!!

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