7月の進捗報告

オリンピックの男女バスケに勇気をもらった7月です。バスケでこんなに戦える日本を見たこと無かったので、それはもう家で終始立ちながら大声を出して応援したし、勝った時は家で狂喜乱舞しながらテレビに向かって拍手し、負けた時はお通夜かと思うぐらいに意気消沈してしまった。涙流すほど感情の高ぶりに合わせて、ここまでの政府の愚行に怒りも覚える結果になったな。

で、7月の進捗は言うと、今月はホテル側は見積もり精査中ということもあり、大きな進捗は無かったです。とは言いつつも、KOMORUの将来の事業を考える時間がしっかり取れ、事業基盤を固める月になりました。また、先月発表をした「KOMORU展示会」も会場のリサーチ、展示会場の中身を決めるところまで進みました。

完全に別の話ですが、親父から伝えられた「人は大きな石につまずかないけど、小さな石につまずきます」という言葉を噛み締め、一歩一歩を進んでいこうと思った月でもあります。

KOMORU：拠点構想

青森県は五所川原にKOMORUの本社を設置をし、拠点を構えホテルだけでなくりんご等の地元産業等と共同に新たな事業を構築をしていきます。

先日、波佐見焼で有名な有田にある「マルヒロ」さんのオフィスを見学に行ったのですが、このオフィスが実にかっこよく、イメージをしていたものだったんです。昔公園プロジェクトを推進している際に、「佐賀に本気で公園をつくっている人がいるよ？」ということで紹介してもらった縁があったので、近々OPENする公園の状況も知りたく、久しぶりのご連絡だったのですが、ご案内してくれてありがとうございました。

有限会社マルヒロ | 波佐見焼の陶磁器ブランド

HIROPPA ｜ 波佐見町の公園 ヒロッパ

古民家を改修してつくったとのこと。畳の部屋の床を抜いて、障子は外した模様。床の間や欄間等、日本民家のデザインが所々で残っており、これは良いなあ。と。インスピレーションも受けたので、青森にも拠点をつくるべく、邁進していきます。「公園 ヒロッパ」は言わずもがな素敵なモノなので、完成が楽しみです。

KOMORU：A事業

KOMORUには現在B会議「BUSINESS」C会議「CREATIVE」がある話は前回しましたが、もう一つ会議ができました。A会議です。これは「APPLE」のAであり、「AOMORI」のAです。Aは始まりであり、青森、りんごを表します。

「HOTEL」と「A」事業は密接に関わっています。ホテルは五所川原を拠点に、青森の空気、土、植物、食物、歴史、そして人と。地場にあるものを享受しながら、形をつくっていきます。完成した建築物に、働く、生きる人によって魂が宿り、宿泊者に青森をそして美しい空間を体験してもらいます。

ホテルはその地場の大切な「素材」によって生まれています。食材も木材も土も石も。その土地で生きている人たち豊かな「素材」をつくってきたのです。KOMORUでは、素材に感謝をすると共に我々も青森から新たな「素材」を生み出す会社になろうとしています。それが、この「A事業」です。

そして、現在取り組みを始めたのが「アップルレザー」です。廃棄予定のりんごを活かし、りんごの革をつくりだします。新たなマテリアルとして、ホテルの素材にもなる。またこの工程で革以外の素材として使えるのかもしれない。こちらもスタートさせました。丁寧に取り組んでいこうと思います。

KOMORU展示会

2021年の11月の場所はまだ契約完了前なのですが、キャットストリートにある店舗で行う予定です。東京と青森の2拠点で開催予定です。具体的な展示の中身としてはザッと書きましたが、事業計画書から建築物まで全てを公開する予定です。

①建築
・家具モックアップ / 照明 / 石庭
・図面、パース、その他グラフィック関係
・建物の模型
・建築写真

②デザイン
・ロゴ / 過程 / 立体物
・タイポグラフィ
・ウェブサイト

③人
・スタッフ紹介 / オフショット
・議事録
・運営論

④青森
・風景写真
・歴史
・植物、土

⑤食
・仮メニュー
・器
・食材写真

⑥アメニティ関連
・サンプルアメニティ
・衣類

⑦事業
・KOMORUのPL（事業計画書）
・スケジュール
・予算

ちなみに展示は東京だけでなく、勿論青森でも年内で開催予定です。と、ホテル以外の進捗が多かったのですが、7月も悩むこともありましたが、無事に8月を迎えられて良かった！まだまだホテルは開業には程遠いのは分かっているが、オリンピック選手が表彰台に立つ瞬間が如く、このnoteを書くと万感の思いだな。という日々です。

展示会楽しみにしていてください！8月もどうぞ応援のほど、よろしくお願いします！