見出し画像

1月の進捗報告

早いもので開業まで半年程と、時間がなくなってきました。ホテルをつくろうと言い始めたのがついこないだのようですが、気づけば2年近く経っています。(1年ぐらいは何も進んでいなかったが。)牛歩の如く一歩一歩、今月も進んだ痕跡をまとめておこうと思います。

緊急事態宣言もあり遠くに行くのが億劫になってしまっていますが、日用品を探るべく雑誌を買いだめ、google mapで色んな土地を想像し、ホテルとは一体なんだろうか・・・みんなどうやったら良い時間を過ごしてもらえるのだろうか・・・と思いを馳せながらの1月でした。

平面図の大枠程固まりました

平面図の大枠が固まりました。エントランスは空間として広々と見える土間仕様です。土間が良いと思った理由の一つは調理場を隠さないというものです。元々の図面では所謂料理人だけが入る場として隠していましたが、それだと何を作っているのか分からない。料理の匂いも感じられない。またひと目がつかない場所は確実に汚くなっていくと思っているからです。

画像1

画像2

この画像は土間の参考ですが、ホテルらしからぬ地続きのエントランスです。空間を分断することなく料理場とエントランスを合体させたつくりです。楽しみっすな。

ホテルのロゴが固まってきました

ロゴは流石にお見せできないですが、固まってきました!こちらホテルの名前が何度も変更になってしまい迷惑をかけました。申し訳ない思いでしたが、納得のいくロゴがバシっと先日上がってきたので、ここから詰めていく段階です。

クライアントの二転三転に転がされてきた人生でしたが、めっちゃ迷うやん。そら二転三転するわ。という思いです。

ホテルのアクティビティを探し始めているところです

5泊以上となると部屋の中に籠もると言っても流石に何もすることがなければ飽きてしまうのです。(思った以上に飽きる)考えるためと言っても、それは適度な身体を伴った動きが無いと考えることも継続できないわけです。

そこで、ホテルでは近辺と連携し様々なアクティビティの用意を考えています。と、先日青森に行った際に素敵な場所をホテルの近くに発見しました。

鶴の舞橋と呼ばれるものでして。

画像3

画像4

近くで見ると思わず息を飲むとはこのこと。冬なので湖は全部凍っていました。立派な木造の三連太鼓橋です。日本一長いとされ、周辺の雪景色とも相まって幻想的な雰囲気を体験できる場所です。ホテルから来るまで20分程。近くて遠い場所です。近くは無い。

アメニティを探し始めました

アメニティを選ぶために、それはもうたくさんの本を買い漁って見ています。こもるのホテルづくりで大切なことは「長く使うこと」です。それは、ホテルとゲストとの関係性でも、ホテルの宿泊日数でもそうですし。瞬間瞬間の消費されるものではなく、長期的な繋がりを意識しています。それはアメニティでも一緒でして。

5泊以上となると使ってすぐ捨てるわけではなく、使い心地がよく、長く使えるモノ。なんなら買って帰ってもらいたいものです。家でも使ってもらう。そうすることで、ホテルとの関係性もまた繋がっていくのだと思っています。長く使えるアメニティを探していますので、ドシドシ募集中です。

イケウチオーガニックのタオル

MiYO 竹歯ブラシ

日本中のアメニティを探して旅に出ます。

こもる専用の家具をつくりはじめました

こもるでの家具はオリジナルでつくる予定です。これは間取りを自由にする上でも、コンセプトを込める上でも、自分たちでつくることにしました。丁寧に作りあげていく工程で、ゲストのみなさんにこう使ってもらいたいな〜と思いを馳せながらつくっています。

と、丑年だけに牛歩かよ。と思っていましたが、この進捗は亀歩かもしれないです。亀のようにゆっくりと。それでは2月もどうぞ、よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?