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モグラ、潜り、もぐる。~「GidMind」を使ったキーワード探しの旅~

今回は(今回も?)とても長いので、珍しく目次を置いておこうと思います。


ずっと抱えている3つの悩み事


自問自答ファッションをしている中で、常に私を苦しめる3つの悩み事がある。

今までこれらの問題には気づきながらも、なあなあにして見ぬフリをしてきたが、今年は転職もする変化の年ということでしっかりと腰を据えて向き合うことにした。

以下が、私の抱える悩み事たち。


①好みや目指すテイストがコロコロ変わる問題

一番恥ずかしい問題。どうしようもなく飽き性。
わりと子どもの頃からの悩み。

〔なにが問題なのか?〕
・「このテイストにもいつか飽きるかもしれないから…」と高価な買い物に踏みだせず、いつもGUやUNIQLOや無印良品など手軽に買えるファッションブランドで「とりあえず今の季節を凌ぐため」のファッションアイテムばかり購入してしまう。
その結果、クローゼットには着てて楽しい服が1着もない。
ファストファッションでもこだわりを持って選べば自分らしいファッションを作ることはできるのかもしれないけど…

・芯の通った「自分らしさ」を持つことに憧れるのに、それができない自分に自己嫌悪してしまう。

・あるテイストに関する自問自答を掘り進めても途中でやめてしまうので、何も形にならない。…というわりにそのことがいつまでも頭の中で未練がましくフワフワ漂っている。

・思考の先に辿りついた「ココ」がたまたま自分にとってはゴールではなかっただけで、さまよいつづければどこかに自分の居場所が見つかるはずと思ってまたさすらいの旅に出る。(つまりずっと同じやり方で、ひたすら愚直にトライしつづけている。)



②自分の世界観というものがわからない問題(あるかどうかはさておき、欲しい問題)

あきやさんやJJGさんに「湖森ワールド」ありますよ、と言っていただける。嬉しい🤩

〔なにが問題なのか?〕
・自分ではそれがいまいちよくわからない。おぼろげには見える気がするけども、掴もうとすると形をなくしてしまう霧のようなもの。もっと明確に言語化やビジュアル化できたら嬉しい。

・ピンタレストなどを見あさったりして自分にピッタリくるテイストを探す日々。
カテゴライズされたものを求めるのは、お洒落の羅針盤が見つかるし、「第三者に『良いものだ/お洒落だ』と認められている」のなら、ますます安心できるから。

・でもどこかでカテゴライズされたわかりやすいものではなくて、ニッチでコアな世界観、その人の哲学性と生き様があらわれているようなファッションにも憧れている。だからファッション誌のコーデよりもストリートスナップ誌のほうが見てて好き。
でもファッション偏差値低い身にとっては、ファッション誌の理論化されたコーデのほうが真似しやすいのはある。

・自分の世界観を表現しようとするとき、ダークな部分とか社会性の低い部分を見せたくなくて、だからこそ、このジグソーパズルはいつまでも完成しないのかもしれない…と気づけたのは、かいりさんとのオフ会で「不穏が足らないのでは?」とご指摘いただけたから。



③思考が同じところをグルグル回っていて、いつまでも結論が出ない問題

これはストレングスファインダーの個別セッションをしずかみちこ先生のところで受けさせていただいて、言われて納得したことなのだが「悩んでいることすら楽しい」。

いつまでもグルグルとああでもないこうでもないと考えているのがマジで楽しい。
脳みそが本体の人間なので、考えたり妄想しているだけで満足してしまって実際に行動に移したり身体感覚として体験するということにそこまで興味がない。

〔なにが問題なのか?〕
・試着になかなか行かない、行動に移さない

・実は自問自答ファッションと出会う前と比べると、クローゼットの中身はほぼ変わっていない。相変わらずとりあえずで選んだ好きでもない服たちを着ている。あきやさんのファッションピラミッド図でいう一番下の「生理的欲求(身体を守るための服)」ですらなく、普通に寒かったり暑かったり着づらかったり身体のサイズにあってなくて痛かったりもする。
これは思考好きどうこうではなく、ちょっと鬱っぽいというかセルフネグレクトとかそういうやつだなと最近冷静になって気づいた。


…この3つが私の大きな悩み事なのでした。




ブレイクスルーせよ!


ずっと考えつづけているようで、実は思考停止しつづけている…ということにあるとき気づいた。

同じやり方をしていたら同じ結果にしか辿りつかない。

というのは以前どこかで目にしてからずっと大切にしようと思っている考え方だ。

違うやり方を探すしかない。

じゃあ違うやり方って何?と考えたときに、今転職活動を考えているときに参考にしまくっている書籍のことを思い出した。

八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」のみつけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』。

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JJGさんが良本とご紹介されていてヘドバン赤ベコになるくらい頷いてしまったのですが、こちらの本を知ったのもだいぶ前にどなたかJJGさんがツイートをされていたからでした。

帯で推薦文を書かれているタレントの方たちが失礼ながら苦手な方たちだったのでずっと敬遠していたのですが、なんとなくyoutubeでオススメに流れてきた八木さんの視聴者相談室の動画を観たときに「うさんくさい自己啓発本の人なのかと思ってたけど、どこかにあきやさんと似た熱さとまっすぐさを感じる…!」と胸に響いてしまい、書籍も購入しました。

やり手実業家みたいな人は苦手なのですが、八木さんは相談室以外の素のトークをされてるときの動画だと「ほんわかした好青年」という感じなので、好印象でした。

八木さんは「好きなこと×得意なこと×大事なこと(価値観)=本当にやりたいこと」という公式を掲げています。

詳細はLINE友達になれば無料で図解もらえるのでどうぞ。
本当に良いので宣伝しときます。


八木さんは公式の中のひとつである「得意なこと」を大切にする点について、以下のように書籍に書いています。

考え方を根本的に変えましょう。
「自分を変える努力」は今後一切必要ありません、「自分を活かす努力」を始めましょう。

八木仁平『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

私は、「飽き性」であることも「考え好き」であることも変えなくていいし、誰かが作った世界観を探すのではなく「そのままの自分(とっ散らかったまま)」を一つの世界観として表現してしまえばいいのでは?

そう気づきました。

そして、そうなるためには自分の得意なやり方で、これまでの自問自答のアウトプットをまとめるのがよいのではないか。

という次のステップもわかってきました。



得意な手段を知る方法…それは「認知特性」


認知特性というものについてはご存じの方も多いでしょう。
私は診断系が大好きなのでご多聞にもれず、診断済です。


簡単に説明すると、外部からの情報を脳で処理するときに得意とするやり方は人によって違うよということです。苦手な情報の受け取り方、というのもあります。

私は耳からの情報に弱いので音声だけで人の名前を聞くとまったく覚えらえません。右耳から左耳にツーと情報が筒抜けます。
TVがうるさいところでは、人とうまく会話できなかったりとか。

聴覚は良いのですけどね。

数年前の健康診断の聴覚検査で(ヘッドホンから音が流れたら手元のボタンを押すやつ)音が鳴ってからボタンを押すまでの速度がすごく早い!と検査の人に驚かれて照れました。
反射神経が凄いのではなくて、音が鳴る直前に小さな電子音(モスキート音?)が流れることに気づいたので数秒後の音が鳴るタイミングがわかってただけですけどもね。
つまり聴覚は良いのです。

が、目からの情報に強いので文字で見た人の名前は覚えるのが得意です。

が、目からの情報に強いわりに人の顔を覚えるのは苦手です。
髪型が少し変わったり、眼鏡をつけたりマスクをしてるだけでよくわかんなくなります。

昔、街中で家族とすれ違いましたが、本当に本人か顔をじっくり見ても自信が持てなかったのでスルーしたことがあるくらい。

あくまで文字や図を対象に特化してるだけ。
なので、顔やその人と以前話した内容、声は覚えていなくても、その人の名前の漢字や名刺のデザインはちゃんと覚えていたりします。

私は認知特性タイプ「言語抽象タイプ」なので、文章や考えを図式化して考えたり表現するのが得意。テストノートづくりは超得意だし大好き。

「テストノートを綺麗に作っている無駄な時間があったらもっと有意義に使え」なんて言わないで。
綺麗にノートを作らないと頭に入らないのです。

抽象化・図式化すると考えがはかどる私のようなタイプに向いている思考法は「コーネル式ノート」や「マインドマップ」など。

あきやさんの講演会動画はこのコーネル式で
メモを取ります。キーワード欄に気づいたことの単語を書いて、サマリー欄に今後やることをリスト化する。


マインドマップはこういう中央から枝葉のように思考が広がっていく図の書き方のこと。

最初はマインドマップ方式を使って今までの自問自答の内容をアウトプットというかカテゴリ分けしようかと思ったのですが、どうも私はマインドマップのこの「中央から左側へ」も広がっていく感じが好きになれないのですよね~。

だって日本語の横書きは「左から右へ」読むでしょう。
「右(中央)から左へ」目線が動くのがなんか違和感。

これはマインドマップに対する批判とかではなくて、「まとめる」という作業においてマインドマップは向いていないということです。(個人の感想です)

まあマインドマップは自由な発想とかアイディア出しとか、そういうのを促すためのやつらしいので土台からして違うんですけどね。

拡張していきたいのではなく、むしろシンプルな概念に収束させていきたいので今回は使えません。

※ちなみにこういうフレームワークに関する知識は素人です。ので、感覚で話しているのであんまり鵜呑みにしないでくださいませ。

じゃあ、右にひたすら鯉のぼりのごとく何本も伸びていく思考図なら上手くいくだろう、ということで「ロジックツリー」です。

先ほどのマインドマップとの違いは、右側にだけ広がっていくことだけだと思っていたのですけど、

・階層分けができる
…上の画像でいうと「A」と「B」が縦の同じところにあるのがとてもわかりやすい。マインドマップの自由さだと、「A」の下に「B2」が来ることも当然あり得るので。

・広がったあと、収束できる
…すべてが右方向に流れていくので、いくつかの小項目をまとめて何かレッテルを貼ることができる。上手く言えない。あとでまた具体例を出して説明する。
ロジックツリーなら上手くいけるが、四方八方に広がるマインドマップではこうはいかない。
できないことはないけど、遠くと遠くの小項目を繋ごうとするとマップ全体を縦断しなくてはいけなかったり、色分けしないと線が重なってしまって見えにくかったりすると思う。

といった違いに実際に使ってみたところ気づけました。
ロジックツリー、良い!👍✨




ロジックツリーが作れる無料サービス『GidMind』を使ってみよう


https://gitmind.com/jp/

ブラウザ版もあるしアプリ版もある。
アカウント登録して無料で使えるサービスです。

無料だと作れるマップ数は10枚までなのですが、1枚のマップをひたすら拡張していくのは無限にOK。

使えるテンプレートも有料版と変わらないそうです。
(ちなみにロジックツリーだけでなくマインドマップも作れます)

mimoさんのnoteがわかりやすいので是非読んでほしい!


『GidMind』はいざ使ってみると難しい操作とかなくて、感覚的に操作できるのが良いです。
画面上にツールアイコンがあるけど、キーボードでのショートカット操作を覚えたほうがスイスイ作れます。

画面上には端っこにAIのキャラクター君が常駐してて、そこも可愛くて好き。ChatGPT的なやつです。
たぶん無料版には質問できる回数に制限がある。

私はノートパソコン、iPad、androidスマホの3つ全部にインストールしてるけど(同期も何台でも無料、同期早いです)、やっぱショートカットキーが使えるのでパソコンが一番使いやすいかな。画面が大きいのもマップ全体を見渡しやすくて良いし。

ただスマホだと隙間時間にチマチマ進められるのでこっちも使ってます。
行き帰りの通勤電車の中、お昼休憩中、お風呂が沸くのを待つまでの時間…とかにひたすら掘りすすめていきます。
モグラというか、蟻の巣って感じかも?


結論から言って、自問自答に『GidMind』を取り入れて良かったことを書く。

①冒頭に書いたファッションの3大悩みが解決した
…「好みや目指すテイストがコロコロ変わる問題」「自分の世界観というものがわからない問題」「思考が同じところをグルグル回っていて、いつまでも結論が出ない問題」たちが思考の上で解決しただけで、まだ実践上では成果を挙げられていないのだけど、とにかく思考の上では綺麗サッパリ解決した。怖いくらい綺麗に。

②自己嫌悪が減った
…上のことにつながるけど、3大悩みのせいで抱えていた自己嫌悪も減った。むしろ「今までいろいろグルグルと自問自答して悩んできたことは無駄じゃなかった!これが『地層』か!」と自分を抱きしめてあげたくなった。無駄な時間、無駄な思考じゃなかったというのはとにかく嬉しかった。

③これからやるべきことがわかった
…従来のやり方だと「こういう世界観が好きだぞ!」と思っても、コンセプトアート的なのを作ったら満足してしまってたのだけど、今は具体的にどういうアイテムをどんなブランドに試着しに行こうか…と考えられるようになってきている。
というのも、自分の方向性の地図を持つことができたからだと思う。



(ちなみに今回のnoteがいつもの思ったこと垂れ流し日記風スタイルではなく、構成のある感じになっているのは、この記事の書く内容もGidMindでロジックツリー式で書いてから文章を作っているからである。逆に言うと、いつものnoteはほとんど全部書く内容について構成を決めないまま書き出している。)

(構成を考えるときは、上の小項目から下に話が進むように組んでいる。大項目が実質的に目次の役割を果たしている。)

実際のnote記事構成マップ。書きながら「ここは省いていいかも」とか考えながら書いている。
次に何について書くか道筋が立っているのがストレスがなくて良いし、いま全体のどこまで書いたかわかるのも良い。
右端にいるのがAI君、可愛いね。(この子を置く位置は動かせる)




具体的に『GidMind』にどんなことを書いているのか紹介します


この章に関しては「このやり方がオススメだよ!」とか「真似してみてね!」というつもりで書いているのではなく、今後も転職活動や仕事上の資料作成の際にGidMindを活用する気満々なので自分への覚え書きとして書いています。

いったん自問自答のアウトプットを整理したくて、図式化することに抵抗がない人(嫌い/苦手な人もきっといると思うので)にはオススメかもです。

認知特性のほかのタイプでいえば、言語映像タイプ(ファンタジータイプ)の人とかは、こういうツールを使ったほうが自分の世界観を構成できるのかもしれない。



また、「キャッチコピー」というたったひとつのシンプルな文章さえビシッときまったらそれだけで道筋に光が見える、というタイプの人もいるのかもしれない。


芸術的志向、自由な考えが好きな人にはもちろん「マインドマップ」も良いし、以下の書籍もすっごくオススメである。

「OLのミカ」さんのこちらのnoteでご紹介されていて、速攻買ってしまったが本当に良かった。

私もこの本がキッカケで自分が本当にやりたかったこと(仕事)を思い出し、転職することにしたので。

人生一回白紙になったようなもんなので逆に迷うことなく、よし、5年後…38歳までに何か自分のクレイジーなアイディアをカタチにしたいと火が付きました。そして、ここに出てきた「TRUST YOUR CRAZY IDEAS」っというキーワードが刺さり、私の残りの30代のテーマを、”30代をもっとクレイジーに生きる”にしようと決めました。なので、30代の人生のテーマを決める作業はオリジナルでゼロから生み出す必要はなく、この本の中に、色んなキーワードが書いてあるので、その中からビビッときたものを自分のテーマにすれば大丈夫です。とっても簡単で楽しいです。

引用:以下のnoteより


聴覚優位の方とかは自分とはおよそ特性が違いすぎて想像もつかない…すみません…。



さて、GidMindの私なりの使い方に関する話に戻ります。

①『GidMind』もしくはロジックツリーが作れる無料サービスをダウンロードする

…他にもロジックツリー作成ができるサービスはたくさんあるらしいが、Twitterとかnoteでクチコミを見てても「色々なサービスを利用したがGidMindが一番良かった」的なのをよく見かけた。


②マップを新規作成する

…タイトルを決めて、中央に位置するコアの部分にもタイトルをふる。
私は最初「ファッション価値観」としていたが、いざ作り始めてみるとファッションだけでなくインテリアや人生観にも応用可能な内容になってきたので単純に「価値観」とあとから変更した。

ちなみに背景はいくつかあるテンプレから選べます


③ノードを増やして大項目を作る

どんどん広がっていく各項目のことを専門用語で「ノード」と呼ぶらしい。

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コアから最初に広がる大項目ノードについては何でもいいと思うけど、参考までに私は、

・似合う
・好き
・憧れの人
・実際のライフスタイル(私服通勤・制服アリとか、よく散歩するので身軽さが欲しいとか)
・キャラクター性(自分の性格や雰囲気など。他者評価も自己認識も含めて)

…とした。

「なりたい」がないのは、現在の精神状態だと理想を募らせるほどに実際とのギャップにやられてしまう気がしたから。

「憧れの人」はじゃあいいのか?というと、私の場合は必ずしも「なりたい」とイコールじゃないのでOKとした。

最後の「実際のライフスタイル」という項目を作ったのは、住環境や職業、勤務形態のことも含めて現実的なプランにしていきたいと思ったから。

私はいれなかったけど、

・言われて嬉しかった言葉
・過去のファッション遍歴
・試着の旅から学んだ経験則(○○の素材は苦手…とか)

などの3年日記に記録しているようなアウトプット内容もいいかもしれない。

ちなみにこのようにして、マップ内に画像を挿入することもできます。



④あとはモグラJJGとなって、ひたすら小項目ノードを掘っていく


このときに自分的に、いくつか意識的に気をつけていたことがある。

・連想ゲームで繋げていくわけではなく、自分なりの思考のつながりを記録していく
…例えば「かわいい」という項目からノードを広げていこうとした場合「『かわいい』といったら、一般的には『ピンク』とか『リボン』とか『小動物』だよな…」などと考える必要はなし。連想ゲームではないので。
自分でそう思うなら「かわいい」から「舌ピアス」とか「蛇」とかに繋がって良い。

・ぜんぜん脈絡のないキーワードに繋いだって良い
…他人がもし見たらなんで「このワードからこのワードに?」となってもいい。自分がわかればいいので。そのワードによって喚起される風景とか匂いとか、自由に繋げて良い。個人的にはここを掘ると“エモエピソード”が発掘できる気がする。
ただし、あとから見返したときにあまりにも短い単語すぎて自分でも「あれ?これ何のことを言いたかったんだっけ?」となると思い出す時間がもったいないので、ある程度は情報量が必要。


・「似ている単語が出てきたらどちらか1つを採用しよ」はNG
…NGというか、もったいないのでしないほうがいい。

例えば私の場合。
「骨格診断ストレート」の項目で「ゴージャス」と「リッチ」という雰囲気の似た単語を思いついています。

※以降、GidMindのマップ画像がたくさん出てきますが、クリックすれば鮮明な状態で文字が読めるかと思います。

骨格ストレートを構成する要素について書きだし、それらに対する個人的なイメージを掘っている

これ、最初は「似た単語だし、どっちか1つでいいか~」と考えていました。

しかし、なんとなく書き残しておくかということで両方残すことに。

(紙のロジックツリーだと書ける場所に限りがあるのでどちらか一つの単語を採用してたと思うのですが、無限に広げられる電脳空間マップなのでこんな贅沢な使い方もできるのです。)

で、「ゴージャス」と「リッチ」の項目をそれぞれ広げてみると、実はけっこう違うイメージを自分が持っていたことがわかります。

ゴージャス…肉体的な華やかさ。健康的。音の感じからゴールドの印象。

リッチ…ちょっとお高くとまっている上流階級。金こそすべて。シルバーの印象。

ド偏見ですみません。
どうやら私は「リッチ」に対してはあまり良いイメージを持ってないご様子。

人によっては「ゴージャス」に対して、「アニマル柄を身に着けている香水くさい気の強い女性」みたいなイメージを持つ人もいるかもしれませんね。

私はイメコン診断士さんに「肉体的・雰囲気的にナチュラルでゴージャスな持ち味があるので、ロールモデルは長谷川潤さんですね」(マジかよ)と言われたことがあるので、そっちのイメージに引きづられていて、ヨガや食生活に気をつけている健康的なアロハ的な女性を思い浮かべているのかと思います。

しかし、「ゴージャス」「リッチ」のどちらも意識が高いという共通ワードが出てきているので、こういうのは意識しておきたいところです。

こんな感じで似たような単語から思わぬ分岐を見ることができて面白いし深堀りになるので、思った言葉は全部残すのがいいと思います。

私は「このマップに書かなかった概念・単語については、今後いっさい自問自答の範疇に入れないこととする」という過酷ルールを課した(というつもり)ので、とにかく緻密に書き残しています。

そして掘っていくうちに「この単語興味ないかも〜」と思ったら、そこでスコップの手を止めて、ひとつ前の巣に戻って別の道を掘るようにします。

興味なしノードには今後触ることはないかもですが、「私はこのキーワードのことは今後気にしないでいいんだなあ」と認識できるので削除せずにそのまま残します。



⑤だいぶマップ全体を拡張できたら一度寝かす


作業の中毒性があるので、わりと一日でオリャー!と書き進められる気がします。

が、ここで一度マップを寝かせる時間を取ります。
熟成タイムです。

いったんマップのことは忘れて普段の生活に戻ります。

でも、日常生活の中でふと「あ!これはマップに書き残したい!」というのがあったらすぐ書き残しましょう。 

すぐにメモしないと大切なことほどすぐ忘れるし、忘れたものほど大切だった気がしてくるのです。(みんなの経験談)



⑥数日経ったらマップの全体像を見返す

「どんなこと書いたっけなあ…」という頃になったらマップを見返します。

そうすると、書き進めていたときには気づかなかったことがわかってきます。

例えば、

・「この項目だけやたらノードが広がってない!?」
…私は「憧れの人」の項目で何人か名前を挙げていたのですが、『ミステリと言う勿れ』の主人公・久能整くんを形容する言葉や好きなところ、見習いたいところを書く項目が他の憧れの人に比べて2倍くらいありました。
今の私が一番憧れている在り方は、久能整くんのようだとわかりました。
(久能整って名前、今思ったけど「苦悩」して「(心や考えが)整う」という意味で、久能くんがツラい過去を糧にして生きていたり探偵的な能力があることをメタ的に示しているのかしら?)

・「全然別の項目から伸びたノードなのに、同じような単語に辿りついているぞ?」
この体験めっちゃありました!つまりその単語は自分の根底にある価値観に馴染むものだったり、実際の生活に取りいれやすい価値観ということなのだと思います。

例えば、「イエベ秋」の項目ではいくつかのノードに広げてたのですが、その中に「ゴージャス」「リッチ」を出しています。

これは先ほどの骨格ストレートの項目と一致しますね。

また、「イエベ秋」の項目では、美味しくてよく熟した食べ物の色のイメージがあることから「円熟・豊穣」というワードが登場しています。

※ちなみにこういう風に広がったノードを再度まとめられる機能(下の画像でいう「渋み」「円熟・豊穣」のところ)があるのが、すごく便利で最高でした。


この「円熟」というワードは「憧れの人」の項目でも、「成熟した女性」という似た言葉が出てきています。。

ついでに久能くんに対する褒めっぷりも入れておこう
文科省が打ち出した「生きる力」という概念、私はすごく好きなのだ。
サバイバルものが好きなのも「考え、生きる力」を感じるから。

軽くまとめてみると、

ゴージャス(イエベ秋) ━━ ゴージャス(骨スト)
円熟・豊穣(イエベ秋) ━━ 成熟(憧れの人)

という共通項があるということですね。

つまり、私が私の精神と肉体において「円熟」した雰囲気をファッションをいう手段を使って表現したいとき、イエベ秋と骨格ストレートに似合うファッションをするというのはとても良い選択だということです。(※個人の感想です)

私は骨格ウェーブの華奢な体型に神秘性を感じてすごく憧れがあるし、骨格ナチュラルの爽やかで健康的なところにも憧れているので今までは自己嫌悪しがちだったのだが、意外にも骨格ストレート的な良さを出しつつも自分のやりたい世界観を表現することは可能そうだぞ?という道にこのマップを作ってみて気づけました。サヨナラ自己嫌悪。

さて、他の気づきについても。

・「コロコロ考えが変わってると思ってたけど、わりといつも同じ世界を順繰りにさすらっていただけでは?」
…これは私にしか適用されない発見かもしれんだけど。
私は今まで自分は新しいもの好きで、どんどん知らない世界(テイスト)に惚れてしまう恋多き女だと思ってたんだけど、今まで好きになったテイストたちをノードに書き出してみたら、それが10本ほどの道にわかれていても結果をカテゴリすると4~5個ほどしかないとわかった。
それでも多いよ!というツッコミは聞こえるけども、全体の50%が消えたと思えばこれはこんまり先生もビックリの整理術なのだ。

確かに好きなコンテンツとかも、こう観覧車のようにいくつか決まったコンテンツがあってそれを(順不同ではあるけども)ずっとグルグル乗り換えてるだけだったりするんだよな~と気づいた。

ちなみに私が巡回しているコンテンツは以下のものである。

・『犬夜叉』
・『名探偵コナン』
・『ゴールデンカムイ』
・『僕のヒーローアカデミア』
・『ハリーポッター』
・『SHERLOCK』
・恩田陸の小説
・宮部みゆきの小説

つまりこれらは私にとって殿堂入りしているものなのだ。
だから、どれか一つに絞らなきゃいけないということもないし、そもそもできない。

だから、私が今までさすらってきた4~5個の世界観だって、どれも捨てることはできないし一つに絞ったらそれはもう「何か欠けた状態の私」になってしまって本当の自分じゃないので。

そりゃあ一つの世界観に絞ろうとするたびに「何か足りない。自分らしさがない」と思うハズだ。

「似合う」「憧れの人」「実際のライフスタイル」よりも一番「好き」のノードが活発に広がっていたので、私は「好き」に一番重心を置いてファッションを考えていくのが満足感が高いのだろうと思う。

そして、「好き」は1つのテイストに限定せずに、殿堂入りしたものを丸っとすべて大切にしていくこと。

そう、つまり私が今まで書いたnoteの中で最もお気に入り(それこそ殿堂入りの)のこのタイトルそのまんまなのである。

湖森はん、アンタ良いタイトルつけはるわ〜!


➆GidMindの「まとめる」機能を使って、末端ノードたちをまとめてレッテルを貼る


GidMindを使ったアウトプット法の仕上げです。

広がっていった小さなノードたちを、再度いくつかの固有の概念としてまとめていきます。
私は勝手に「レッテル」と言っています。たぶんもっと他の言い方があります。

統一性のない小さなノードたちだと思うので、レッテル貼りの言葉はなんとなくの感覚でOK。

例えば、画像上部では「陰鬱なもの」項目から具体的な作品をいくつか広げていますが、それらを見てみると、ただ陰鬱一色な世界観ではなくて「一見可愛いキャラデザなのに設定が怖い」作品がほとんどなことがわかります。

ということで、レッテル(まとめる機能)には「かわいいけどどこか怖くて不気味」としました。

これ、いま見て気づきましたが「二面性」というレッテルもありですね。

あとは「澄んでいるもの」項目から白湯とか学生時代に見た早朝の弓道場の景色とか、いろいろ広がっていましたが結局「早朝の澄んだ空気」というレッテルですべてを内包できる気がしたので、そのようにしています。

こんな感じで末端ノードたちをまとめていきます。



⑧集まった「レッテル」を一覧にしてみる


こうして集めたレッテルをスマホのメモ帳に書き出してみる。

(ちなみに「似合う」のところの「風」とは、パーソナルデザインがナチュラルであることから来ています。)


私の嗜好が1枚にまとめられてて、丸裸感が恥ずかしい!


人によってはここで1つのテイストに収束していくのだろうか。

私はこうして一覧になった言葉たちが、だいたい「4つの世界」にそれぞれ収束していく感じを受けたので、カテゴリ別に分け直してみたのが以下のメモ。

それで、この段階でふと気づいた。

これって映画『ハウルの動く城』で、ドアノブの向きに連動して向こうの世界が変わる、あの4色の丸い平板みたいじゃない???

青色は港町へ青、赤色はキングズベリー、緑色は城のある街、黒色は戦場に繋がる。

そしたら私もハウルみたいに、いろんな世界を行ったり来たりしてもいいのでは?

いろんな世界、といってももちろん自分の好きな、行きたい場所限定だけど。

このnoteの最初のほうでも書いた、この願いを叶える方法が見つかった。

私は、「飽き性」であることも「考え好き」であることも変えなくていいし、誰かが作った世界観を探すのではなく「そのままの自分(とっ散らかったまま)」を一つの世界観として表現してしまえばいいのでは?



あきやさんの『コンセプト作りはゴールではなく「始まり」です🍮🥄』のnoteが一番大好きで、ブックマークをスマホのホーム画面においてすぐ読めるようにしているくらいなんだけど、こちらのnoteにはこうある。

🏰コンセプトを持つことは自分の城を持つこと

「自分の城を持ってる人間しか、面白くなれないんだよ」友達に言われてずっと心に残っていた言葉です。社会も学校も家庭もみんなが生活するためにルールがあって調和しながら生きていく中で「自分だけの城(世界)」を持つことってとても難しいです。

例えイマジネーションの中だけでも、自分の城(コンセプト)を持っている人は、自分らしさを持って前に進める人です。

自分の城があるとどんなことも学びになります。新しく得た知識や楽しい体験は城を飾り付けますし、辛いことがあったとしても「城がまた大きくなったな」とか「城がまた強くなったな」と思えると心が救われます。そして大きく強くなった城に人を招き入れると、とても喜ばれます。

あきやさんnoteより

https://note.com/jimon_jitou/n/nd8dc187d138f



カオスでも一途でなくとも、自分の中にある大切にしているものを全部含めて「自分のお城」としていけるならこんな嬉しいことはない。

たまに取り出せる「城」。



はい~!じゃ、ここからは城作りの話をしていきます~。
超個人的なのでここで読み終わっても大丈夫です~。
ここからのことは別記事にしようと思ってたんですけど、楽しいのでこのまま突っ走ります~。

いま1万字を超えましたがおかわり1万字、いくと思いますので何卒。





見つけた世界をもっと深掘りしよう


最終的な到達点としては、4つすべての世界を統べる概念(=コンセプト)を見つけたいけど、まずは細部である各世界の世界観をもっと掘っていき、基盤をしっかりさせたい。

繰り返しますが、あまり参考になるようなやり方ではないのでそこのとこ夜露死苦です…!

これらの各項目について、これからさらに潜っていく⛏️


①まずは各世界にシンプルでわかりやすい名称をつける

上のメモではすでに「朴訥」「深い森」と名前をふってますが、こんな感じでその世界観の名称をつけていきます。

長すぎず、短すぎず。
その名称を聞いたときに、その世界に対して思い描いているビジョンがほわっと広がるようなものに。

最初は「深い森」にしてたのは、「深い森の奥」に変更しました。
些細すぎる変更に我ながらなんでだろう?と思っていたのですが、大好きな歌にこのフレーズが出てくるからなんですね。

ようこそ 深い森の奥
珍しいお客さんね
悪いけど ここから先では
森でのマナーがあるの

KOKIA『フクロウ』冒頭歌詞より


というわけで、

・朴訥
・ミステリアス
・透明感
・深い森の奥

の4つの名称が整いました。


②各世界にテーマカラーを決める

名前がついたら、次はテーマカラーを定めます。
感覚でいいのです。

私は「似合う」という要素も大切にしたいのでイエベ秋カラーから探しました。

「朴訥」は朽ち果てた木のイメージだったので、渋めの茶色。

「ミステリアス」は成熟した、謎多き大人の女性のイメージだったので、深めの高貴な紫。

「透明感」は空気やガラス、シャボン玉や水のイメージなので、水色。

「深い森の奥」は考えるまでもなく、深い深い緑色。


③LINE cameraアプリで選んだ色たちを1つの画像にまとめる

複数枚の画像を1枚のうちにおさめられるなら何のアプリでもいいのですけど、私はLINE cameraを使いました。

はい!

というわけで、これがわたくし湖森の「城」にある扉から繋がる世界たちです。
綺麗なステンドグラスみたい。

もし今、何の感情にもふり回されず落ち着きたいと思うならドアノブを焦げ茶色のところに回しますし、深呼吸してリラックスしたいときには水色の世界への扉を開くでしょう。


④念のためもう一度GidMindのロジックツリーを見返して、取りこぼしている大切なものがないか最終確認

これはやっておいて良かったです。

上の4色の画像を作ってみて、すごく満足感はあったのですけど何かが足りない気がしていました。

自分らしさが最後にひとつ足りないというか…。

というわけでGidMindのロジックツリーマップを見返してみます。

すると!

散歩好き」と「資料・マニュアル作り好き(得意)」という大切な要素が残っている。

憧れの人たちが持つ、教養が深くて何歳になっても学ぶことを楽しんでいるところ難しいことを他人にわかりやすくユーモラスに伝えられるところを見習いたいという大切な願いも残っています。

忘れてたわけじゃないんです…。

ただ「散歩好き」も「資料づくり好き」も「教養が深い」も、どれもファッションとしては表現しにくいというか…!

好きなものに関しては『ゲームさんぽ』という大好きなyoutubeチャンネルがあるのですが、これもファッションには反映しづらいので、無意識にそもそもマップに載せておりませんでした。

特有のイメージカラーも思い浮かばないし。
強いていうなら、ゲーム性を表現するためにネオンっぽい蛍光色が多用されています。(サムネやグッズにおいて)


なんつーか、これらのものって「固有の世界観がある」っていうよりは「知らない世界を覗き見して、わくわくしたり学んだりする」というのが核なので、今回やろうとしていることとは真反対なんですよ。
くるくると変わる、新しい世界、新しい出会いを楽しむ感じ。

また、こういう「わくわく」に対する気持ちって私にとって一番心のエネルギーになる大切なものであると同時に、心身の具合がすぐれないときには一番しんどい(というか興味がなくなる)ものなんですよねぇ。

んーでもでもなかったら淋しいし、でも常にあったら疲れるなーって感じ。

で、気づいた。
ON/OFFのスイッチ式にすればいいのでは?

新しいこと知りたい!学びたい!モードのときはスイッチON、今そういう新しい情報受け取るのとかシンドいっす…のときはいうときはOFF。

そう捉えることにしました。

そういうわけで、こちらも「わくわく」という名称をつけて、テーマカラーは蛍光オレンジ色にすることにしました。

オレンジ色を選んだのは、私が好きになったキッカケの1つは人生でもっともハマったコンテンツであるNHKオリジナルアニメ『無人惑星サヴァイヴ』の主人公・ルナの影響です。

無人惑星サヴァイヴ|番組|NHKアーカイブス

宇宙旅行が当たり前になった未来の世界が舞台で、修学(宇宙)旅行で中学生の主人公たちのグループは脱出ポットが宇宙嵐に巻き込まれて母艦からはぐれて漂流してしまい、無人島(のちに無人惑星と判明する)にたどり着きます。
そこは太古の自然がいまだ息づいている世界で、人工の空や人工の食べ物しか知らない主人公たちは子どもたちだけの過酷なサヴァイヴァルに身を投じていくことになります…。

超最高のアニメです!声優が豪華で、石田彰さんとか皆川純子さん(越前リョーマ役)とか出るよ。

この主人公のルナへの憧れは、湖森主催オフ会noteでも(作品名やキャラ名を隠して)書いていました。

あと私が生涯で一番ハマったであろうと今の段階から断言できるアニメがあるのだけど、大好きだったその主人公の子のテーマカラーがオレンジで。

勇気があってみんなの心を包み込む優しい強さがあって、そういうキャラクター性が憧れで大好きだったのだけど、だからこそますますオレンジは「自分なんかには!(でも身に着けられるの嬉しい…)」という複雑な心境がありました。

総括すると「私なんかには似合わないよね」というカラー。


あと、このnoteでは一番自分らしくふるまえていた高校時代には友人たちからオレンジ色が似あうと言われていて、よくオレンジ色を身に着けていたという話も。

あの頃みたいに色んな人に「楽しい!」とか「わくわくする」っていう感情を届けられる自分になりたいな、そういうのを叶えられるところに転職したい…という願掛けの意味で。

自分に対する「勇気、ちゃんと持ってるからやれるよ!」とか「魅力爆発させたれ!」というエールの意味もあるかな。

私の“エモ”カラーってオレンジ色だったのだなあ…。


というわけで、オレンジ色もさっきの画像に加えて作り直してみます。

ほかの4色もどの位置にくるとしっくりするか色々配置変えを試しました。

オレンジ色がないほうが1枚の絵としての統一感があってオシャレだけど、これがあって初めてすごくしっくりくる感じ。

あきやさんのnoteに書かれていたことを実感しました。

ファッションスタイリストとして冷静に見てみると「好きなもの」を足さない時の方が、洗練されていたと思います。しかし私が大事にしているのは人の感情や心のあり方です。好きなものを身につけていた方が断然「私らしい」と感じるのです

あきやさんnote


真ん中のオレンジ色のランプは、これが第五の世界観というわけでなくて、オプション的な立ち位置にすることに。

「なにその設定?」と思うかもですが、言語抽象タイプであり考えを抽象化(概念化)して捉えたい私には、こういう捉え方だと頭にすんなり入るのです。

オレンジ色のランプは戦隊ものの変身ベルトみたいな感じ。

これがなくては私じゃないけど、これだけに依るんじゃなくて、拳や切れる頭や熱いハートも俺の強みだぜ!的な。


⑤各世界に存在する「構成員」を想像する


さらに深掘りしていきましょう。

各世界に存在しているもの、世界観を作る住人について思いを馳せます。もちろん人や生き物でもいいし、無機物でも構いません。

例として、

・建造物
・インテリア雑貨
・食べ物、飲み物
・曲
・布などの素材
・どの季節か
・時間帯はいつか
・付随する感情
・見える景色
・聞こえる音
・感触

などなど。

私は思いついた構成員を以下のようにして、先ほど作った画像に文字入れしました。
色と一緒になっていたほうがよりイメージが湧き立つので。

文字入れはLINEの画像送信画面で編集できます。

各世界の名称のフォントをそれぞれに似合ったものにしたければLINEアプリのフォント種類だと足りないと思いますが、私はあえてフォントだけはニュートラルな感じにしたほうが良いと思ったのでこんな感じにしています。

フォントもテイストごとに変えてしまうと、too muchな感じがして逆に各世界観を感じにくくなる気がするので。

各世界をくわしくご説明してもいいですか?(キラキラする湖森の目)




🌲深い森の奥🌙

主な構成員は、
・月と真鍮
・アンティーク
・寓話的

テーマカラーは深い緑色です。

古い絵本のような、幻想的で美しい世界。北欧の美しい森、湖。

鉱石、レンガ造りの家、蔦、ドライフラワー、紅茶、ベロア生地にコーデュロイ素、本革。

時間は夜のイメージ、季節はたぶん秋冬です。

新居昭乃の楽曲にたくさん影響を受けています。

これらの情景は「湖森」という名前にしている通り、かなり自分のアイデンティティのコアの部分にあるので、主にアクセサリーとして取り入れたいなと思っています。

真鍮の指輪、凝ったデザインのアンティークアクセサリーなど。
先日、信さんに連れて行っていただいたアクセサリーブランド「Lovignette」さんもここのイメージに近かったです。

過去noteでいうと、ここで触れている世界観ですね。





💜ミステリアス🃏

主な構成員は、
・香り立つ色気
・円熟
・知性

テーマカラーは濃い紫色です。

ざっくりいうと、成熟した大人の女性。伏し目がちな視線が美しい、雰囲気のある人物です。

謎と駆け引き、少し官能的で熱っぽい。

ここは、恩田陸の小説に出てくる女性に影響を受けています。
『六番目の小夜子』の津村沙世子、『麦の海に沈む果実』の水野理瀬、『木曜組曲』に出てくる物書きの女たち。

美しく、賢く狡猾で、人の視線を思わず惹きつけるような謎めいた魅力のある女性。

私との共通点は秘密主義で二面性があるところしかありませんが、ミステリアスを好むのなら私の中のどこかにそれがあると思うのです。
「バカって言うほうがバカ」理論を巧妙にポジティブに使わせていただきます。

ただ、そのまんま彼女たちを目指して真似しても、土台自分とは違いすぎて自己否定につながってしまう危険性があります。(※私の場合ね)

というわけで、2つ目の教訓。
「人には人の『ミステリアス』」

たった今勝手に作った教訓です。

スラっとしたスタイルにサラサラの黒髪、涼し気な目元に白雪姫のように白く美しい肌と赤い唇。

ドラマ版『六番目の小夜子』を小学生の頃から愛している私にとっては、ミステリアスな女性の象徴というのは、ドラマ内で謎めいた転校生・津村沙世子役を演じていた栗山千明さん一択なのですが、なりたくてなれるもんではありません。

でも、「ミステリアス」への固定化されていたイメージを解けば、私の持ち味をいかしたままでいけるのではないか。

構成する要素を見てみると、色気とあります。

「人には人の『色気』」とも古来から申しますが(嘘)、私の場合は思春期の頃は持て余してきたこの骨格ストレートの女性的な体型をいかすことができるのではないかと。
(女性的な体型とは、というのは私個人の感じ方です)

女性的なファッションは苦手なのですけど(骨格ストレート向きのでいうとタイトスカートとか)、骨格ストレートならではのデコルテのハリ感とか健康的な肉感さをいかせるんじゃないかって。

それらはこのnoteで書いたように、メイクアップアーティストの吉川康雄さんのいう「美女」の定義にも近いものがあって、私はそれが以前から好きなのです。

しかし、吉川さんのお話されている色気や女っぽさはむしろ真逆で、寝起きのすっぴんのような無防備さ。

《朝起きてそのままドレスを着て来たのに勝手に似合っちゃった、というような雰囲気になり、とんでもない美人感を演出します。「今日家に服がドレスしかなくて」という感じで、気負いすぎない感じがかえってオーラをつくります。》

《それでは、他にどこで差をつけるのでしょうか。それは、肌のツヤです。顔とつながるデコルテや、腕や足などの出ている部分を、すべて均等にツヤツヤにしましょう。
全身ツヤのある生き物が、ドレスに潜り込んだ、という雰囲気になれば、恐ろしいほどの美女オーラが出ます。
※上記2つは吉川康雄『生まれつき美人に見せる』より引用。

こういう雰囲気を目指していきたいし、制服案にも反映していきたいなぁと思います。

以下のnoteから引用

ボディケアや肌の見せ方によっては、私印の「ミステリアス」を演出していけるのではないかな~と。

あとは、私自身がハンサムな女性に対して色気を感じるのでこういうのは髪型などで取り入れていきたい。

ハンサムショートは自分的にしっくりくるし、周りからも「似合う!」と評判だった。


あとは、メイクね。
先日のスギサキさんのカラーレッスンで教えていただいたイエベ秋をいかした深くて大人っぽいメイクもミステリアス感があって、ハンサムショートとの相性が良かったのでこの感じでいきたい。

赤いアイシャドウを自分が使う日がくるとは思わなかった。

顔回りのアクセサリー(イヤリングなど)も重厚感のあるマットゴールドのものにして、ゴージャス感と大人っぽさを出したいな。





🍵朴訥🌿

主な構成員は、
・渋み・深み
・朽ち果てたもの
・穏やか

テーマカラーは焦げ茶です。

悟っているような穏やかさ。
侘び・寂び。

ヒノキの香りがする。
お寺、神社。

さらっとした手触りのリネン、石や麻紐。

海から流れ着いた木やグラスを使った楽器が、風に揺らされて心地よい音を不規則に奏でる。

欠けたもの、失われたものの美しさ。
終わった場所、ずっと忘れられている場所。
トマソン。

「トマソン」…不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい。
(画像・文章ともにwikipedia「トマソン」項より


打算的でない美しさ、計算的すぎない存在感。

とでもいいましょうか。

散歩中の何気ない景色の中にグッと胸を打つものに出会うときがある。
珍しいわけでも特別フォトジェニックなわけでもないのに、目を奪われてしまう景色。

偶然の産物。

心地よさを強く感じさせるこれらの世界観のものは、リネンなどのオーガニックな素材としてファッションに取りいれていきたいなと思います。
肌に触れる面積が多い「衣服」のところで。

ただし、骨格ストレート的にはふんわりした布だととにかく着膨れがすごいので、たとえば肌に触れるインナーというか中に着るものはリネンブラウスなどの柔らかいやさしいものにして、上からは厚めのカッチリしたハンサムで少しヴィンテージを感じるようなクラシカルなジャケットを着てみるのが合ってるかも。

あとはバッグでも、バンブーハンドルのものなど自然の風合いをいかしたアイテムをチェックしてみたりとか。

先日youtubeで偶然観たこちらの動画が面白かったのですが、私はこの「ファッション傾向診断テスト」にて「着心地優先タイプ」でした。

柔らかくあたたかくて(涼しくて)抱きしめられているような、自分の感覚にやさしく寄り添ってくれる衣服を求める人とのこと。

わかる~!
そのわりに今は着てて気持ちよくない服ばかり着ているので、ここどうにかしたい。

このタイプの人はカシミヤとか、上質な肌に心地よい生地の服を試してみるとよいらしい。カシミヤ、着たことないかも。

タイプごとの対処法がそれぞれ面白くて、「ファッショニスタタイプ」はパリコレの情報を追ってみようとか流行色協会のカラー提案について調べよう、「アーティストタイプ」は目立つファッションがTPO的になかな外出着にできなかったらまずはおうちで一人ファッションショーしてみようとか、そういうネクストステップの話もしてくれてて参考になります。

あなたは何タイプ?👀





☁️透明感❄️

主な構成員は、
・早朝の澄んだ空気
・静謐
・余白

テーマカラーは水色です。

ただ静かに心が満ちていくのを感じる時間。
贅沢で心地よい時間。

何もいらない、ただこの瞬間を味わいきる。

深呼吸、瞑想、睡眠。

高校生時代、弓道部の合宿で長野県の山中の合宿場に泊まったとき、早朝練習の弓道場のしずかに漂うあの澄みきった空気感がずっと忘れられないのです。

自律神経がゆっくりと回復していくような、白湯を飲んで心とからだがポカポカするような感覚の世界です。

大きな影響を受けているのは、「透明愛好家 tomei」さんというアーティストです。

透明なものについて、お菓子づくりやインテリア、雑貨について発信されている方です。

動画を見ればわかる徹底した世界観の作りこみとこだわり、そして清涼感のある心地よさ。

私では真似しようもないほど素敵な世界観なのですが、そのため動画などのご発信をみるたびになんだか気持ちがツラくなっちゃってたのです。

でも、1つの扉の向こう側の風景としてならちょうどよい距離感でいられるんじゃないか、というかどこでもドアがあるならこの世界観に飛んでいきたい!と思うので、心の片隅から消せるはずがありませんでした。

朝活やスキンケア習慣、瞑想などのライフスタイル、そういったものに取り入れていきたい要素です。

ファッションアイテムと直接は繋がらなくても、目に見えなくても、それは確かに私を作っていくものになるはずです。

やはりGidMindのマップ名を「ファッション価値観」から「価値観」に変えておいて間違いなかった。

オルビスさんはまた透明愛好家さんとのコラボ商品出してくれないかなー。
知ったころにはこの商品は期間限定発売なので終わっちゃってました。

https://www.orbis.co.jp/skincarelounge/news/2023052387.html





🌏わくわく🔍

主な構成員は、
・Wonder…驚き・感嘆・疑問をもつ
・Understand…理解する・納得する
・Survive…生き残る・困難や危険な状況を乗り越える

テーマカラーは蛍光オレンジ色です。

わたしはなぜ「わくわく」するものを求めるのか?

子どもの頃は単純に「刺激的で面白いから」でした。


でも大人になるにつれて思うようになったのは、本やいろんなコンテンツに触れることで「この言葉と出会えたから、なんとか生きてこれた」というものとの出会いに感謝しているからです。

例えば、『ひょっこりひょうたん島』原作者の井上ひさしさんの「絶望の果ての明るさ」という言葉。

「あの登場人物は、みな死んだ人たち、死んだ子どもたちなのだ。死んでいるからこそどこにでも自由に行ける。死んだけれど、死にきれないでさ迷っている人たち。いわば、お化け集団なのだ。だから、ひょうたん島には食料問題はない。あの番組のなかで親たちの生き方を根本から批判して、新しい時代の人間関係をつくるというルールを考えていた。議論はするけれど、ケンカはしないのが、これからの時代だ。意見が合わなくても、一つの目標が共通なら、一緒になれるんじゃないかというのが『ひょうたん島』のテーマだ。
『ひょうたん島』の明るさは、実のところ、絶望の果ての明るさ、死後の明るさなのだ」

引用


たとえば、ドラマ『美しい隣人』の最終回にて、狂気の復讐心に燃える沙希の言葉。

「あなたがいま不幸だったら私は幸せなはずなのに。おかしいな…なんで幸せになれないんだろう…?」

引用


たとえば、児童文学『クローディアの秘密』のクローディアの言葉。

「それはね、人が秘密をもってたとしても、その人が秘密をもってることをだれも知らないと、そのうちつまらなくなっちゃうからよ。それで、その秘密が何かってことは人に知られたくないけど、せめて秘密をもってることくらい、人に知られたくなるのね」

引用


たとえば、「自己理解メソッド」を提唱する八木仁平さんの言葉。

「努力」は無駄。だって自分が努力だと思っていることを、遊びのように夢中にやってしまう人が他にいるから。努力だと感じることはそもそもあなたがやるべきことではない。「夢中」になれることに人生の時間を使おう。「努力」は「夢中」に勝てません。

引用


たとえば、『ミステリと言う勿れ』の主人公・久能整君の言葉。

「翻って日本では弱さを認めない。弱い者は負けで壊れないのが正しい。壊れたら退場で悩むことすら恥ずかしい。相変わらず根性論です。弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい」

4巻より


たとえば、「ニーバーの祈り」の言葉。

神よ

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

引用


若くして自殺してしまった人たちのニュースをきくたびに、何かその人にとっての糧となるような言葉、知識、好奇心の芽のようなものと出会うことはできなかったんだろうか。

私だって、たった一つのその言葉と出会えていなかったら今こうして生きてたりはしないんじゃないか。

そう思います。


わくわくするもの、気になるものに最初に向かいあうのは、確かに純粋な好奇心や驚き(Wonder)です。

それを、自分なりに咀嚼する。
今持っている知識や経験を総動員して、それがどういうことなのか考えて、納得する・腑に落ちる。(Understand)

そして、それらは私の血肉となり、辛いときや困難に当たったときにその状況を乗り越え、生き残る(Survive)ための支えとなってくれる。

だから、私はわくわくしつづけたいし、他者のこともわくわくさせたい。私の言葉のどれか一つでもあなたの心にひっかかってくれたら嬉しいと思ってしまう。

だからこれからも新しい世界を知るために「お散歩」していきたい。
WUSの精神」を持ってね。(頭文字を取ってみた)

さて、そんな感じのこの世界。
学ぶことやお散歩することと密接に結びついているわけです。

そして、メンタルの調子によっては距離を置く必要もあったりする。

なので、アクセサリーや衣服などではなく、「装備」としてすぐ身に着けたり置いたりすることができるものに取りいれることにしました。

たとえば勉強したりエッセイのネタなど大切なことを考えるときの筆記用具にオレンジ色を選んでみたり。


お散歩の相棒バッグはオレンジ色にしてみたり。


いろんなことを知って、楽しんで、糧にしていくこと。
(できたらそれをユーモアをもって人に伝えていきたい、憧れの人たちのように)

何にも考えずにぽかぽか陽気のなか、お散歩やピクニックをするのも好きだ。

アクティブに、子ども心にかえって、わくわくするものをこれからも追いかけていきたい。


以上、このような世界たちが私の「城」を作ってくれています。

でも「、またいつもみたいにしばらくしたら飽きちゃうんじゃない…?」という不安も当然よぎるわけです。

しかし、ご安心ください!
これら5つの世界はそれぞれの組合せ次第で、そのときの湖森のニッチな感情にしっかり寄り添ってくれるのです。



たとえば、

◆「深い森の奥」×「透明感」=minä perhonen

寓話的な不思議さもありながらどこか透き通ったピュアさがあるこの世界観は、大好きなminä perhonenの世界に近いものを感じます。(私が勝手に思っているだけです)

画像




◆「深い森の奥」×「朴訥」

森林浴をしながら、ゆったりと癒されていく雰囲気の世界観。

サステナブルでもあり、自然も「私」も大切にする。
自然との共生。
五感まるごと一体化させて、自分よりずっと大きいものに包まれる安心感。
自然に対する畏怖、一歩置いた距離感。

スキンケアブランド『BAUM』のようなイメージです。

画像



◆「深い森の奥」×「ミステリアス」

古びた洋館でおこる事件、陸の孤島にある全寮制の学園でおこる奇妙な殺人事件…。

ここは幻想的で蠱惑的な謎をひそませた、ゴシックミステリーの世界観です。

恩田陸の「水野理瀬シリーズ」が好きすぎて!
永遠に恋焦がれつづける世界観なのです…。

夜明けの花園


『麦の海に沈む果実』『黄昏の百合の骨』『薔薇のなかの蛇』につづく「水野理瀬シリーズ」最新作である『夜明けの花園』が今年出ました。(短編集で、半分ほどは既出作品)

ちなみに表紙で理瀬が持っている花束の色が、私がチョイスした紫色とまったく同じ色なのは100%偶然です。なんか凄い!

これまで、似ているようで微妙に違ういくつもの「この世界観好き~」を抱えていたので、永遠に自分の目指すテイストがわからかったのですが、5つの世界をハッキリとビジュアル化・言語化してみると「あ、ここの世界とここの世界のかけあわせね~、コッチのはあれとあれのかけあわせから~」と分析できるようになりました。

と、ここで逆に今まで通ってきた世界ではない新しい景色を作るために、あえて真反対そうな世界観をぶつけて化学反応を確かめてみることにしました。



◆「透明感」×「わくわく」

涼し気とぽかぽか、静と動。
ぜんぜん真逆のテイストですが、「早朝の澄んだ空気」×「お散歩」と構成員同士を組み合わせてみれば一つの景色に辿りつきます。

そう、「早朝さんぽ」です。

私はかねてからずっと「定年退職を迎えてのんびりできる時間を作れるようになったら、朝の公園とかをゆっくり散歩したいなあ。今それをできている人、羨ましいなあ」と思っていたのです。

そう思うと、霧っぽい早朝の空気(水色)の中で見上げた太陽(オレンジ色)に見えてくる組合せですね。

この組み合わせをするまではぜんぜん気づいてなかったのですが、「それ、今でもできるじゃん!

仕事のある日は厳しいけど、また真冬などの季節もキツいけど、少し暖かくなってきたら休みの日の朝、朝食前にでも家の周りをぷら~っと歩くのは難しいことではないのでは?

なんせ近所にお散歩に最適な自然の多い広い公園があるのですから。


世界観の組合せは、ファッションだけではなく行動の指針も与えてくれました。

「わくわく」はほかの3つの世界観に組み合わせても何か良い化学反応が生まれそう。

つまり、私にとって「わくわく」は行動力とか実行力、能動性ブーストになるんだな。

「ミステリアス」×「わくわく」はなんだろ?
初期の殺人事件に心躍ってた不謹慎コナンくんか?←

それとも「リアル脱出ゲーム」とかやりに行けばいいのだろうか?(ちょっと興味ありけり)

もう終わっちゃったやつだけど、博物館でやっている「リアル脱出ゲーム」とかもあるみたいなので、これは私の知的好奇心も刺激されるかも。


「深い森の奥」×「わくわく」は、森の中にあるカフェや洋服屋さんを訪ねてみたり、あとは真鍮のアクセサリー作り体験に行ってみたり。

「朴訥」×「わくわく」も真逆すぎて難しいけど、座禅や写経体験、寺社仏閣めぐりツアーに申し込んでみるとかかな。

これは、2024年やりたいことリストになるね。

つまり、このわくわくブーストとは「コンセプトには合わせた行動をしてみる」というのにつながるのだと思う。

🚶‍♀️コンセプトに合わせた行動をしてみる
自分のコンセプトを見つけたら、ぜひぴったりの服を着て「コンセプトに合わせた行動」もしてみましょう。
コンセプトにぴったりな服を着て
・お花屋さんにいく
・買ったお花でブーケを作ってみる
・その行動を写真に撮る
(どれも継続できると好ましい)
お花柄の服を着てフラワーショップに行ったら楽しそうですね!ブーケを作る過程の部分も写真に撮ったらわくわくしそうです🌸どれもとっても楽しいことですが「行動する」と、想像がだんだん現実化してきました。

あきやさんnote「コンセプト作りはゴールではなく「始まり」です🍮🥄




まとめ


というわけで、私が決めた自分らしさとはまとめてみると、

ゴージャスなボディイメージを生かしつつ、朴訥としたナチュラルな風合いのさらっとした着心地の良い素材の衣服を着て、ハンサムウーマン的なメイクと髪型でどこか謎めいた雰囲気も出しながらも、真鍮やアンティークアクセサリーで心の中の少女がときめく童話的な世界観も大切にする。

ということになりました。
カオスですけども、このカオスさが「自分らしさ」なのでしゃあない。

これをどう現実世界で表現していくか?
それがこれからの私的「自問自答ファッション」第二章です。

スギサキさんのカラーレッスンに伺ったときに、お洒落な人・ファッションが好きな人はどんなことを考えてコーディネートを組んでいるのかというお話しを聞いて、目からウロコだったので、その考え方を実行していきたい。

いわく、100%自分の理想を叶えてくれるような一つのアイテムがあったらそれはとても良いけどなかなか難しいことだから、いろんなアイテムを組み合わせて理想に近づけていく。
で、自分は何パーセントまで到達できていれば満足できるかということも考えてみる。


私が今までずっと迷子だったのは「自分の(カオスな)世界観を100%表現してくれる奇跡のようなアイテム」だけを探していたからなんだなあ…。
そんなんないわ!…ということにやっと気づきました。

あったら嬉しいから探しつづけていきたいけど、今の私にできるのは「いろんなアイテムを組み合わせてその世界観を自分なりに表現してみること」なんだな。

で、明確に5つの世界に分けることができたから「今日は『朴訥』さんと『ミステリアス』さんはお休みね~」とか、「今日は『深い森の奥』フルスロットルなコーデで行きたいぜ!」とかいう風に考えることができるようになる。

うむ、やはり言語抽象タイプの私はこうして抽象化しないと「考える」ということができないのだ。


さて、長い長い記事になりましたが、ここまで読んでくださってどうもありがとう。

H/K (話変わるけど)

この色合い、湖でプカプカ泳いでる鴨っぽくない?




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