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雨のち味噌づくり その2

最後に、
袋を敷いた味噌樽に、
混ざり合って、ひとつになった
大豆と米麹たちを
ぎゅっぎゅっと空気を抜きながら詰めていく。

味噌の発酵を進めてくれる乳酸菌は、
空気に触れると死んでしまう。乳酸菌たちが死んでしまうと発酵が遅くなり、雑菌が入りやすくなってしまう。
だから、しっかりと手で押しながら味噌樽に
ぎゅーぎゅーに詰める。
もう大分味噌っぽい!笑

全て詰め終わったら、
表面を手で平して、さっき残した塩を振りかける。こうすることで、表面にカビや雑菌が増えるのを防ぐ効果がある。

袋の中の空気を、袋と味噌がピタッとなるまで抜いて、袋の口を絞って、中蓋に通す。
絞った袋の口の少し上の方を紐で結んで止める。
(これは、発酵の最中に、味噌から出てくるつゆが袋の中で溢れないように。すこし余裕を持たせて結んでおく。)

あとは重石を乗せて、蓋を閉める。

食べられるのは半年後。
ゆっくり見守りながら待つとします^^

日々の中で、未来の自分に、楽しみを置いておくのっていいな。

ほくほく。

p.s.家に帰ってしばらくは、手から大豆のきな粉みたいなフカフカした匂いが消えなかった😂


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