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ケジメと別れ

さて、うだうだ言っていたのが先々週とは思えないほど、事態が動いた。
グループ内に1人苦手な人がいて息苦しいと悩みを抱えて、囚われの身になっていた2週間前。
離れると決心した7月25日から、あらゆる準備を整え、8月1日にお別れしてきた。
スピード重視で、ある意味考える暇を与えないぐらいの行動力だった。

あれから2日経ったが、お別れを伝えてから何も日常に変化はなかった。
7月はグループと距離をとっていたから、それと比べると然程変化がないという感じで、まだ自分がグループから離れたということを実感していないのかもしれない。
そして、心理的にはスッキリしたと強く思う。

嫌いな人とは縁を切ることができて、気分は割と晴れた。
別れたくなかった人もいたし、別れが辛いと感じる場面はあれど、人生これで終わりじゃないと思ったら、縁を切れたことに対しての爽快感の方が強い気がする。
そして、何に囚われていたんだろうと、ケロッとした自分がいる。
けろけろけろっぴだ(何がだ)。

冗談はさておき、この別れから感じたことは、やはり、私は人に恵まれている。
一方的に自分の思ったことを伝えて、グループを去ったわけだが、心温まるメッセージが5人中2人から届いた。
泣けた。
私は自分勝手に、「自分はここにいたらダメになる」という曖昧な理由一つで、グループをいきなり去ったわけだが、それなのに、「いつでも戻っておいで。ずっと心に残ってる大切な人だから。」とメッセージをもらった。
泣かないわけがない。むしろ泣くしかない。
突然のわがままで、相手からは何を言われても耳を傾けないという姿勢、三行半を突きつけたような感じで関係を切りに行ったのに、そんな優しい言葉をかけてくれるのかと。
届くか届かないかわからないのに、それでも、メッセージを届けてくれたことに感謝しかない。
本当に、素晴らしい人たちと付き合ってきたんだなと思った。

正直、本当の理由を話したかった。
でもそれは、私のポリシーに反するし、これからも付き合いを続けるであろう5人には、枷にしかならない。だから、言えなかった。
でも、彼には伝えた方が良かったのかもしれないとは、ほんの少しだけ思う。
あなたが振ったことは何も関係がないし、そもそも私が告白した理由は、このグループを離れる時にすっきりとした気持ちで離れたかったから、振られることをわかってて告白してるし、気に病まないでほしいと言いたかったかもしれない。
ただ、私の直感は、これ伝えるの重くない?と訴えていた。
だから、その声に耳を傾け、伝えないという選択肢をとったし、もし仮に彼がそんなに私が去ったことに対して悩むんだったら、もはや気にしすぎだし、気持ち的に友情以上じゃないか!とツッコミたくなるので、寂しくなったな〜ぐらいに思っていてほしい。
友達との別れなんて、そんなもんだ。
たまに、あの子どうしてるかな〜ぐらいでちょうどいいのだから、何であの子は去っていたんだろう?もしかして、俺が振ったせい?とか、勘違い野郎になってくれるな。
私の見る目がなかったように感じるから、だから最後まで、私が好きになったあなたでいてくれと、心から祈っている。
彼も、私が素晴らしいと思ったうちの1人なのだから。

きっと、私はしばらく彼を想い続けるのだろうなと思う。
楽しかった思い出しかないし、振り返れば私はずっと笑顔だった。
出会って初めて2人きりで会話した時、とても話しやすくて、初対面とは思えないし、私のポーカーフェイスが通用しなかった。
見破られるとかそういう次元じゃなく、かぶれなかったのだ。初めてだった。
知ってくうちに、共通点が多いことを知った。嬉しかった。
彼の前で、泣けた。一番辛いと思っていた夜に、ふと現れて、どうした?!と言ってくれた。泣き続ける私が理由を言わなくて、本人は困っていただろうに、何も聞いてこなかった。ただただ見守ってくれていた。
私が余計なことを考えて、がんじがらめになってた時は、楽しく夢中になれることを提案してくれた。
頑張り続けなくていいと、少し休んでいいんだと言ってくれた。頼っていいんだと、自分も頼ってるからと、伝えてくれた。
ゲームで私が勝ち続けても、少しだけ悔しそうにしながら、もう一回!と遊んでくれた。
全部全部愛おしかった。
この2年間ずっと見てきたから、めんどくさいところも、嫌なところも知ってる。
それでも、好きだったんだ。
純粋に人として尊敬してたし、一緒にいて自分が自分らしくいられた。

ねえ、私の覚悟、すごかったんだぞ。
全部受け入れる覚悟があって好きになって、関係を壊したくないけど、もうこれ以上感情を抑えると壊れるから、言っちゃえ!って伝えてるんだよ。
結構、しれっと何ともないですよ〜って感じで伝えたけど、めちゃくちゃ勇気いったからね。
何たって、断れられること知ってて、伝えてるんだから!狂気の沙汰だと思え!
勇気に関しては、その場で感じ取っってくれてたと思うから、いいけどさ!!!!

なんて、絶対に届かない場所でほざいてみる笑。
彼らは、これからどんな関係性になっていくのだろうか。
私に知る術はないのだが、どうか彼らの未来が明るいことを願って。

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