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フリートーク・ロックバー読本Ep.4: Alive Again/Chicago

Podcastは下のリンクから(こちらからも)

Ep.4はChicagoのAlive Again。ロックバー読本Part.3に収録されています。

コラム本文

以下、ロックバー読本Part.3よりコラムを抜粋します。

78年アルバム、HotStreetsのファーストチューン。同年のジミヘン狂リードギター、テリーキャスの冗談ロシアンルーレットでの事故死から、長年のプロデューサー、ジエイムスウイリアムガリシアとも袂を分かち、リスタートを図ったシカゴ。アライブアゲインとはうまいな、昨日人生が終わったと思ったが今日君が現れて僕を救ってくれたとは頭がいいなぁと感心した。曲は新しく入った、ドニーデイカスの軽快なリズムギターで始まり、これぞピートセトラの跳ねるベース、ジェイムスパンコウ率いるブラス隊の粋なフレーズが絡む、新生ムードにあふれる明るいものである。ドニーは以前はスティーブンスティルスバンドのリードギター、ニックネームは、ホットリックと翻訳しがたい。どちらからといえば真面目なシカゴがワイルドに再生するのかと期待もしたが、ドニーはこの後すぐに脱退。80年代、シカゴはAOR路線にまっしぐら、アライブアゲインはうたかたの夢に終わった。

Podcast Ep.4のお話は、Upset The Apple-Cart店主の西川氏の2011年以降、2021年に至るまでの10年間について。これまでの人生で最後と言うターニングポイントを迎え、そこから今の西川氏に生まれ変わり、人生を歩んでいくまでのエピソードです。メンタルの強い西川氏をノックアウトする出来事、そしてどのように生まれ変わったのか、聞くことができます。

裏話

Ep.2でUpset The Apple-Cartを作るプロセスの話がありましたが、立ち上げ委員会の建築士、鉄のアーティストはお店の看板も作ったそうです(とても格好良いですよね)。20kgの鉄板を切り抜いて、それでも15kgの重量を誇るとか。毎日2階の中階段と地上の間で上げ下げをしているのが大変だそうです。

看板の格好良さ、ROCK BARというシンプルな表現と併せてお店に吸い寄せられた方も多いと思います。このPodcastやロックバー読本も、偶然出会った貴方が来店することを願って作られています。どうぞ、よろしくお願いします。

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