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江戸時代の女性必見『女中嗜日用宝』解読本

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江戸時代の女性が知っておくべき日常のさまざまなことを書き記した『女中嗜日用宝』。数回に分けて投稿したものをひとつにまとめました。 ゆる~く読んで、ゆる~く学ぶ。 知ることは大…
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#江戸時代から学ぶ

女性のお悩み解決の妙薬とは⁉江戸時代の古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

江戸時代には妙薬というものがさまざまあります。現代のように、病院に行って薬を処方してもら…

汚れ落としの究極の技!江戸時代の古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

洗濯機などない江戸時代。普通の手洗いではどうしても落ちないあれやこれ。クリーニング屋もあ…

江戸時代の季節のお惣菜1・2・3月編。古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

今回からのシリーズはレシピではなく、そのまんまお惣菜の名前一覧です。ですので、その名前か…

江戸時代の季節のお惣菜4・5・6月編。古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

前回の1・2・3月編では、冬の食べ物の代表、根菜類や魚介類が多く見受けられました。今回は…

江戸時代の季節のお惣菜7・8・9月編。古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

ちょうどこれからの季節にぴったりの夏から初秋にかけてのメニューです。前回の春から初夏のメ…

江戸時代の季節のお惣菜10・11・12月編。古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

前回、遅ればせながらタイトルの月が旧暦だったのに気づき、現在の新暦に直すと今回は12・1…

ナスや松茸の保存方法!江戸時代の古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

冷蔵庫のない江戸時代。当然、冷凍庫もありません。食べ物が腐らないために、いったいどんな工夫をしていたのでしょうか?今回はわらび・松茸・かぶ・ナスの4種類の保存方法をお送りします。 食物貯えの秘伝・干わらびは、若いわらびを蒸して  灰をかき混ぜ、よく日に干す。  次に灰を洗い落とし、また日に干して  よく乾いたら保存する。  食べるときはお湯につけて戻し、  柔らかくして使う。 ・漬松茸は、虫のついていない松茸の  つぼみほどのものを、石づきを切り捨てて  軸の皮を取り、水

江戸時代版瓜の奈良漬の方法!古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

さまざまな食材の保存方法に関する記述から、今回は「瓜の奈良漬」「万年酢」「柚餅子」の三品…

江戸時代の味噌の有効活用法!古文書『女中嗜日用宝』を訳してみた

食べ物の保存方法シリーズ最終回です。今回は味噌を活用する方法を中心とし、小豆や酒の有効活…