こもんけん

子どもを障害のあるなしで分けず「障害は関係の中にある」「やっぱりゴチャゴチャ一緒にいよ…

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子どもを障害のあるなしで分けず「障害は関係の中にある」「やっぱりゴチャゴチャ一緒にいよう‼︎」を掲げて50年。遊び放題の合宿などを楽しみながら素人と専門家の垣根をこえて、子育て・教育・医療の問題を考え合い、月刊ミニコミ「ゆきわたり」を発行しています。

最近の記事

第49回 子供問題研究会・春の討論集会

<第1日>4月6日(土) (開場13:00)   午後のプログラム (14:00~18:00) 「発達障害」ってなんなの? 話題提供:3名 『小中の発達障害8.8%』『35人学級なら3人推定』。約1年前、2022年12月14日の東京新聞朝刊の社会面の上段に大きく掲載されていた記事の見出しです。記事によると、この数値は文部科学省が行った調査の結果で、「あくまでも教員の判断を基に」割り出し、「小学校で10.4%、中学で5.6%となり、学年が進むごとに割合が下がる傾向が出た。初

    • 「⼦供問題研究会」の歴史

        〇⼦供問題研究会(子問研)が発⾜したのは 1972 年です。     当時、東京教育⼤学(現筑波⼤学)の特殊教育学科助⼿の今は亡き篠原睦治が、保健所で出会った⼦どもの「俺、普通に⾏きたい」と発したことばに衝撃を受け、知能テストの結果で⼦どもたちを「特殊学級」「養護学校」へと判定していく業務に疑問を持ったことから始まりました。その後、親⼦、教師、学⽣、医師、⼼理専⾨家を巻き込んで、教育⼤学で「教育を考える会」を毎⽉開き、「どの⼦も地域の学校へ」「共生・共育」を考え合って

      • こもんけんの主なイベント

        ☆春の討論集会  2024年4月で第49回になります。「やっぱり、ゴチャゴチャ一緒に居よう」の願いと主張にこだわりながら、ちょうどよい大きさの会場で二日間にわたって、暮らしのなかの学校、職場、福祉、医療などの問題と課題をゆっくりじっくり語り合っています。2日目最後のプログラムで、飲み食いを共にしながら交流のときを持ちますが、大人も子どもも一緒でにぎやかです。 ☆夏の合宿  これまでの43年間、大井川中流のほとりにある青部セミナーハウス(静岡県・川根本町、旧青部小学校のか

        • こもんけんとは

          子供問題研究会(こもんけん)とは 子供問題研究会(以下、子問研)は、1972年の春、勉強が出来ても出来なくても「障害」があってもなくても、「地域で共に生きる、共に育つ」ことを願い、主張して、元東京教育大学(東京・文京区)の一角で開いた「教育を考える会」から出発しました。 現在は文京区本駒込で事務所を開き、会報誌「ゆきわたり」を月1回発行しています。 また、活動としては合宿やピクニックなどを通して老若男女が遊び、共にごちゃごちゃ生きることを実践しています。 子どもの生活につい

        第49回 子供問題研究会・春の討論集会