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「民藝の100年」を見て来たよ

今日は、美術館初め。東京国立近代美術館で開催中の「民藝の100年」を見て来た。

昔、京都の河井寛次郎記念館に行って以来、理由なくあの世界観が好きになった。地に足がついた美しさに心がしゃんとして、ととのうのだ。陶器をみてワクワクしたのは初めての経験だった。

その後も日本民藝館に見学に行ったり、アーツ・アンド・クラフト運動にも興味が湧いて、ウィリアム・モリスの展示会を見に行ったりして、生活の中の美を追い求め・・・というような部屋には住んでないけど、考え方としては全面的に賛同しているのである。

「民藝の100年」は民藝運動の歴史をたどりながら、かたちのよい道具たちをたっぷり見ることができて心が満たされ、勉強になった。気になったのは吉田璋也の存在。耳鼻科医でありながら鳥取のものづくりを流通に載せるところまで考えて、鳥取砂丘の景観まで守ったというのだからその情熱たるや。

鳥取に行かなければなぁ。生活的鑑賞の美術館であるたくみ割烹店でごはん食べたい。


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