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ノルウェーという国

「夫が外国人なんです」と言うと、
もれなく夫がどこの国の人を聞かれるので、ノルウェー🇳🇴ですと答える。
最近はあまり新しい出会いもなく、そんな会話もしなくなったけど(笑)

次に会った時、
9割の人が (大袈裟ではなく本当に9割!)、あのスウェーデン人🇸🇪のご主人は元気?」と、シレっと国が上書きされている。

違うよと答えると、
「あれ?フィンランド🇫🇮だっけ?」
「デンマーク🇩🇰だっけ?」
という感じで、ノルウェーという正解はなかなか出ない。

結婚した頃 (かれこれ30年以上も前💦)、
北欧特集の雑誌が店頭に並んでいて、おっ!と手に取ってみると、フィンランド🇫🇮、スウェーデン🇸🇪、デンマーク🇩🇰、きて、いよいよ次のページはノルウェー🇳🇴ね!とページをめくると特集が終わりなんてこともあった。

なぜ「北欧」というカテゴリーでノルウェー🇳🇴は忘れられちゃうんだろう?日本で認知度の低いノルウェーを我が家の天然ズッコケなノルウェー人を通じて、知ってもらいたいという気持ちでスタートさせたアメブロ。

海外とは無縁だった私が縁あってノル夫と一緒になったので、ノルウェー🇳🇴という国がしっかりインプットされたわけで。
もしノル夫に出会ってなければ、そこらへんの国はひとまとめになっていたのは間違いない。

ムーミン、イッタラ、マリメッコ → フィンランド🇫🇮

IKEA、外車のVOLVOとSAAB、「ダンシング・クィーン」のABBA → スウェーデン🇸🇪

アンデルセン童話、関係ないけどパン屋さんの「アンデルセン」、レゴ → デンマーク🇩🇰

ではノルウェー🇳🇴は何が有名かというと、サーモン、「叫び」で有名な画家のムンク

80年代に流行った洋楽「Take on me」のa-ha
一定の年齢層以上でないと、アーハって何?
↓ のミュージックビデオ、みんな知ってると思ってた(笑)

作曲家のエドヴァルド・グリーグはノル夫の出身地ベルゲンの人。
文学は全く詳しくないけど、「人形の家」で有名な劇作家イプセンもノルウェーの人。

ちなみにご存知の方もたくさんいると思うけど、
村上春樹の「ノルウェーの森」はノルウェーか舞台なわけではなく、Beatlesの曲「ノルウェーの森」のノルウェー。

あとは冬季オリンピックでメダルを取りまくるくらいで、地味な存在なのかなぁ。

ノルウェーは資源国。
山間部の水力を利用した豊富な電力資源を活用し、電力消費量の多いアルミニウムなどの非鉄金属工業や化学工業も主力産業。北海で採掘される石油や天然ガスも豊富。

国が潤っていて余裕なので、別に他国にアピールしよう!って気がないから、アピール下手なのでは?というのが、私の勝手な見解。

ノルウェーは王室で、首都はオスロ。
面積は日本とほぼ同じだけど、人口はたった548万人ほど。ちなみに福岡県の人口が510万人。

言語はノルウェー語というものが存在する。
スウェーデンはスウェーデン語、デンマークはデンマーク語があるが、方言の違い程度?なので、コミュニケーションはとれるらしい。フィンランド語だけが、全く違う言語。

ノルウェー語は1年8ヶ月ほど、日本で習っていた。女性名詞や男性名詞があったり、形容詞が変化したりで、なかなかハードルが高かった。
そして何より例文が使えなさ過ぎて、やる気をそそられなかった(笑)

男が森からやってきて、ドアをたたいて「やぁーやぁー」と言いますとか、、、

そして娘が生まれ、あーーっという間にノルウェー語は抜かされてしまい、小さな通訳の登場でやる気がなくなる。ノルウェー人、ほとんど英語ペラペラでわざわざノルウェー語を話さなくても、なんとか通じるし。

高福祉国家、幸福度の高い国ランキングでは上位にランクイン。
病院、学費タダってとこだけ切り取ると、なんて素晴らしい国✨と思うけど、病院に簡単にかかれないとか、それなりにカラクリはある。

直行便は飛んでおらず、プラス今のご時世、ロシア上空を飛べないから余計に時間がかかり、さらに遠い国になってしまった。

物価はおそろしく高いけど、今はアメリカなど他の海外も日本と比べておそろしく物価が高いようなので、ノルウェーが特別高い💦とは感じなくなった by ノル夫。
私は諸事情につき、もう10年ほどノルウェーにも他の外国にも行っていないので、実感はない。

フィヨルドとオーロラが有名で、とにかく自然は素晴らしい!行くなら、私は日が長い夏がおすすめ。ノルウェーの夏は6〜7月。8月になると、すでに肌寒い日もある。

私が出来るノルウェーの紹介はざっとこんな感じ。

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