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私が「1日2時間しか働かない」を実現できている5つの理由。

こんにちは、女子マネの中里です。

まずは近況報告から。

緊急事態宣言の解除をうけて、
先週から夫が完全出勤体制になりました。

3ヶ月の娘をかかえてワンオペ育児の毎日です。
(いまのところ、昼寝を4,5時間してくれてるので
 その間に家事やお仕事をしています)


大体、1日2時間仕事ができたらいい方です。

でも、この働き方が今の自分には
とても良いバランスで、幸福度が一番高いです。


この働き方を一生つづけたい!と思って
セルフで「生涯育休宣言」を発令しました。

この、生涯育休宣言!をしてから、
たくさんのママ友や
女性のお友達に共感して頂きました。


「どうやって1日2時間しか働かなくてよくなるの?
 紹介した記事とかないの?」

って聞かれたのでnoteに書いてみることにします。

私が、1日2時間しか働かなくていい理由
それを成り立たせている5つの要因について考えてみました。

(手前みそですが保存版だと思う!)

私のケースではありますが、
副業5年起業5年の計10年の集大成なので
参考になるかもしれません。

理由1:単価が高い

2016年当時、コミュニティの運営サポートや、
作り方が教えられる人
さらに集客もサポートしますよ、という人が
起業当初いませんでした。
いまもほとんど居ないかな。

「運営なら女子マネ」というブランドを作ろうと
出版にも奔走して
オンラインサロンやコミュニティ関係で3冊出しました。


高単価なのには、そういう
ポジションが取れたというのがあります。

カリスマのサポートをしてる人は沢山いますが
私は「普通の人のコミュニティ」を支援するという

なんとも一見地味なポジションで、仕事も地味です。
でも、こちらのほうが需要があると思ってました。

カリスマは常に良い人材があつまります。
でも、”ビジョンのある普通の人”は苦労するんです。

だから、そういう在野の志ある人と周りの人に、
スポットライトを当てる仕事をしています。

金が儲かるからポジションを選んだというのではなく
私の原体験に紐づいているこの仕事と
本当にその人たちの為に働くことが
私のど真ん中なので熱が入ります。

本も書いているおかげか、知見もたまりやすく
先生だと思ってくださるので、仕事の単価は割と高めです。
単発のコンサルティングは50万からです。

ここで「自分には無理じゃん」って思わないでください
高単価になるまでのプロセスが大事です。


理由2:仲間とチームで仕事をしている


独立前後に知り合い、一緒に試行錯誤した人達がいまの仕事仲間です。
また、一昨年から開催しているコミュマネ講座の生徒さんに
私が受注した法人案件のサポートに入ってもらっています。

「高単価だから外注が出来る」というのも多分にありますが

私にはビジョンがあり、
お金がないときからビジョンを語って仲間を集めていました。
むかし、私の受注の単価が安かった時から
一緒にやってくれる仲間がいました。(←ここ重要)


ビジョンの語り方、つくりかたは私の書籍の
『オンラインサロンのつくりかた』に書いていますし

なかなか難しい語り方や自分での作りかたは、
いま開催しているサポーター養成講座でがっつりやっています。
(次は10月です、すいません。)

この考え方だけは、近日中に公開する
「コミュニティ思考」という記事に紹介します。

お金がなくてもやってきたこと

単価が安くて報酬を払えなかったかわりに
仲間が成長するプロジェクトをどんどん渡してきました。

すると仲間がどんどん成長して、
私が関わる部分が少なくて済むようになりました。

ここでも「自分には・・」って思わないでくださいね。

理由3:自分の強みに集中している


高単価も仲間も、いきなりは難しいという人も
すべてはここからスタートします。

自分の強みに集中すること!


私は、ある部分はとても能力が高いと評されるのですが
めちゃくちゃ偏っていまして
会社員時代は鬱手前になるほど
上司に激詰めされたことがあります。

・パワポのフォーマットやフォントを合わせられない
・誤字脱字が壊滅的に多い
・上司の階級をすっとばして提案
・自分の言ったことをすぐ忘れる

他多数ありますが、苦手です。
(あまり重要と思ってないので治らない)
色々と怒られ虐められました。


いまの仕事の中心=強みは、
むこうから求められて受注できるような
ポジショニングを考えて、発信をしたり

目の前で起こっている問題をキャッチして
それを解決するアイデアを叶えて
ビジョンを掲げて仲間を集めたり

その仲間に何を任せるかの配置を考えたりがメインです。

極力、実務に入らないようにしています。
(下手だしミスがあるからです・涙)

自分のこともまともにできないので
会社員時代は、管理職として
成功したことがありませんでしたが

今はまさに管理職というか経営者的なことをしています。
(面白いですよね)


 

理由4:自分の強みから逸脱しない

働くということが、
仕事ということが
「誰かの役に立つ」ということならば

軸となる、人さまの役に立つための自分の便益が必要です。

その軸を、自分の強みで固めておかなければはじまらないのです。

弱みを克服できるんじゃないか、という
自分への淡い幻想を打ち捨てて
強みに集中する覚悟と謙虚さが必要です。


会社員で働いているから強みを見つけられないとか
そういう事じゃないんです。
何をするにも使っている能力はなにか、
会社にいる間も家にいる間も考えるのです。

自分がもっとも自然に、
無理なく成果を出せる能力に気づいていることが大事です。

私の場合は、

自分の経験したあらゆる物事を
抽象化して、法則化して、
最終的に
「自分の専門分野(=コミュニティ)に適用したらこうなる」
という法則をつくれること。

目の前で経験したことを味わいつくし、試行錯誤して上手くいく方法を考えること。
それを、分かりやすい文章で伝えること。

このあたりが強みというか、自然とできることっぽいです。

これに気が付いてからの私は
この強み以外をやることは、自分への過信・おごり、
能力を活かせない事をするのは、
むしろ怠慢
だと思うようになりました。


強みの範疇はとても狭いです。
この狭い範囲から出ないで生きていると

すごく楽で
当たり前で
努力している感覚はありません。

努力感ゼロのまま、
本は毎月2-30冊は目を通すし
自分の知見の抽象化に、
気が付いたら1日2,3時間思考していることがあります。


目の前の仕事や、
目の前で起こっていることをないがしろにして
都合のいい副業になったり
時給労働を超える生産性の働き方はありません。


たぶん傍目には努力しているように見えると思います。

でも、もともと出来ちゃうことで好きなので
本人的には努力ではありません。

こういう、生きる事と同義になるような
強みの分野だからこそ、他者から抜きんでて、
人が「なるほど~!」と感嘆してくれるものになるのかなと思います。


理由5:自分の強みで仕事ができる環境をつくる

私の強みを発揮するために大事なのは、余裕です。

心身ともに健やかでいられること。

これがまず一番大事です。


経験したことを味わいつくして
抽象化して法則化するって、
すごく脳の容量を食うんです。

単純作業じゃないから、0→1を創造するために

脳の余白がないと考えられない。


そのために、食事・睡眠・その他の活動という
バランスがあります。


だから、私が一番うまくいくのは、

無理をせず、健やかに生活して
目の前で起きることを味わいきること


これが結局、もっとも効率よく
コンテンツ作りにもなって
仕事に繋がっています。


それが結果的に、


・1日2時間だけ働いて(過去の蓄積をお金に変えて)

・残りの時間は人と繋がり(あらたな社会問題の発見)

・学ぶ(解決策を模索する/本を読んだり対話をしたり)


という生き方になり、仕事になっているんだと思います。

 

でも、これは人生ネタや!という
コンテンツホルダ―的な生き方ですね。

(遠く及びませんが、はあちゅうさんモデル)

だから、自分のコンテンツを発信しているひとは、
自分の強みに集中しているか、を確認してみてくださいね。


じゃあ、サポーター気質のひとはどうするのか


とはいえサポートタイプの人はどうしたら良いのでしょうか。

それは、コンテンツを生み出すことが苦手出来ないひとは
サポーターやプロデューサーにまわるということです。

 
私の産後の1日2時間労働生活を、おおいに助けてくれたものに
「動画販売」があります。

ほんとうに働けなかった出産前後も、
毎月10万円ほど安定的に売れてくれて

かなり助かりました。

コンテンツメイカーではない方は、
しゃべれる人、色々発信が得意な人の動画を
プロデュースしたらいいんじゃないか、ということで

こんな企画を考えました。
私は動画の制作を自分のサポーターの方と
レベニューシェアで販売しています。

そうすれば、自分の仲間も自由な時間ができるからです。


正直、本気で取り組んでいる養成講座がはじまったばかりで、
あと3ヶ月後にしようかなと思いましたが、

ある困っているママ友の話を聞いて
いてもたってもいられず
1週間でこの構想を考えました。

自分がコンテンツホルダ―になりたい!というかたは、
決してインスタントに出来るわけではありませんが、

理由1~5を読んでいただいて
自分の強みに気づき、強みの範疇から出ない生活を
目指してみてください。

私は、5年~10年かかってしまいましたが、
いまとても幸せです。

今のチームと、この働き方の
バランスが最高だ!と思っているのですが、

仲間も私も成長するし、環境は変わっていくので
このバランスを保つことを考えず
積極的にバランスを崩して
色々なことを試していきたいなと思っています。




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