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起業の踊り場と産後うつを脱出した方法。

こんにちは、0歳児コモモちゃんを育てながら、コミュニティ運営のコンサルやコミュニティマネージャーの育成をしている株式会社女子マネの中里桃子です。

私の趣味で娘に着せていた猫耳のニット帽があるんですが、はじめて嫌がって自分で脱いでしまいました。帽子が上手く脱げずに泣き顔になったり、格闘の末帽子を脱いで打ち捨ててしまったのを見て、「あぁ自我が芽生えてきたのね」と胸がいっぱいになりました。

起業5年目の仮説

今日は新宿の由縁という「都内で本格温泉に入れる」というコンセプトの旅館に日帰り(デイユース)で行ってきました。どうして都内で温泉に入れるかというと、箱根温泉から毎朝お湯を運んでいるそうです(!!)

客室はこんな感じ。11時にチェックインして、お部屋でちょっと仕事して、13時に昼食を食べて、お風呂へ、休憩して仕事を再開して、16時にはホテルを出ました。本当は19時まで滞在できるのですが、今日も娘を保育園にお迎えに行くので早めの退出です。

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今年は、できれば毎週デイユースに籠もって作業したりホッと休んだりしようと思っています。え、毎週?フリーランス自慢ですか?・・・いえ、私がどうしてデイユースに行こうとしたのか。それは、話せば長くなりますが、こんな経緯です。

2016年に会社を作り、2019年に妊娠がわかるまでは「とにかく量!大量行動あるのみ!」と動きまくってきましたが、出産を控えてから、仕事をオンライン化、自動化すべくシステムを整えたり顧客基盤を法人から個人にシフト。売り上げは順調に上がってきたけど、5年目を迎えた昨年12月、ふっともう疲れたなー何もやりたいことないなーと思ってしまったのです(!)

もう一つ、別の角度からお話すると、19年から2年間で、あっさり関わって300名、ガッツリ関わって80名くらいのフリーランスや副業会社員の人と関わって見て、ある仮説が生まれました。

みんな忙しすぎる。そして疲れている。

これに尽きる。。みんな、そして私も、いろいろやり過ぎてとても疲れています。

学んだ内容を実践できなかったり、些細なことで講師や他の参加者にイラついたりしてクレームをよこす人(かなり少ないけど)は、総じてやってることが多すぎて疲れている。いや疲れ切っています。

かくいう私も、2020年2月に37才で初産で帝王出産して、5月から復帰しはじめ、7月には保育園スタートして本格的に仕事を再開しました。コロナもあって、オンライン化した個人むけの事業はお陰様で好調で、テンション上がって年末までひた走りました。

で、2020年12月に燃えつきました。

疲れてたら上手く行くことも行かなくなる

割と出産前はキャパがある方だと思っていたのに、昨年は仕事でもイラっとすることが何度かあった。またプライベートでも、夫が帰宅後、いつも仏頂面でテンションめっちゃ低いことが地味にストレスだった。じわじわくるストレスで、昨年12月は「夫と一緒にいることが辛い」とノートにたくさん書いていた。笑

正直、出産で半年ほぼ休んでいたにもかかわらず、年商は産前より上がっていて嬉しいはずだったのに、全然嬉しくなかった。「え、これが憧れてた起業の結果なの?大して楽しくない」という気持ちになりかけていました。

お客さんから高額をいただく責任とプレッシャー、一度に直接たくさんの人と関わるストレス。いつも受講生の誰かの状況が気になる状態。それが半年続いた時に「起業して売り上げは上がっても楽しくない」という状態になりました。

ヤバイ、どうしよう・・・来年やりたいことがさっぱり浮かばない。

こんな危機的状況になりました。

仮説:疲れを取ったら、全部上手く行くんじゃないか?

でも、年末にいろいろ動いた結果、特に響いたメッセージとして、小田桐あさぎさんから「疲れてるんだよ!休むんだよ!!」というお言葉をいただき、休むことにしたのです。

あさぎさんと言えば「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」が大人気の著者さんです。これ、女性向けっぽいけど「ちゃんとしなきゃ」と思って疲れてる男性にもお勧めです。

年末年始あたりから週2日はアポを入れない様にして、身体をメンテナンスし、気になっていた事務処理や仕組み作りをしたことで、かなり心が安定してきたのです。ずっと気になっているタスクがあるって、相当なストレスです。(籠もってGTDというタスク処理の作業をやったりしてました、それはまた後日)

もう3月くらいまで売り上げ上げずに、貯金を切り崩して生活しよう!と決めきって、とにかく休むことにしました。いつも時間ができると、中途半端な企画を出して忙しくしてしまっていたので、そういう邪念を取り払おうとSNSにも4月まで新規案件はうけません、と宣言しました。

1ヶ月休んでみた結果

まず、プライベートから書くと夫の無愛想が気にならなくなりました。疲れていたときは、夫の機嫌が悪いのかと思っていたら、別にそういうことではなく、ただただ、彼は・・・いや彼「も」疲れているだけだった。あと出会った時から面白い人ではなかったことも思い出しました(笑)

夫のテンションの低さは出会った時から。でも出産前はそういうのが気にならないくらい私は一人でご機嫌だった。そう、夫の機嫌とか関係なく、私は自分が楽しくければそれでよくて、そういうことが産後になって気になっていた。つまり、私は疲れていたのです。

そして仕事面。やりたいことがワンサカ出てきました(笑)よかったー!

働くのがもう一度楽しくなってきました。楽しくないのは1ヶ月くらいだったけど、そんなこと人生でほとんどなかったので(嘘、起業してからはなかった)もうわたし、終わったかも・・という恐怖に駆られました。

4月まで新規案件入れないどころか、やりたいことが3つ4つ出てきてしまい、逆にめちゃくちゃ忙しくなりそうです。

でも、ここで注意したいのが週5とか週6。7で仕事してしまわないということ。あくまでも週2日は人とのアポを入れない日を作り、気力を温存しながら事業を進めて行こうと思っています。

そして、新たな仮説

今、自分で会社の売り上げを止めてまで実験しているんですけど

みんな「ちゃんと身体を休めたら、コンサルとか学びとか要らないんじゃないか?」ということです。

空っぽの時間をもつと、「あぁわからない!これも相談しなきゃ!」って切羽詰まっていることのほとんどを、自分で考えて答えを出せる。本当に。

ホテルに籠もって何をしているかというと、

ー部屋のレイアウトを確認して、居心地の良いところを決める
ーお茶を入れて、ストレッチ(部屋と馴染む時間)
ー机に白紙を出して気になっていることを紙に書き出す(30分〜1時間)
ー書き出したことを分類、整理する
ー優先順位の高いことや負荷のかかることから着手する

適度に温泉に入ったり、散歩したり、美味しいものを食べたりしながら1時間に1回休憩をする。

こんな感じです。

しっかり休んだ身体でこれに取り組むと、驚くほどちゃんと自分で答えが出せます。私がワークブックを作りたいのも、「ぶっちゃけ私が教えなくても、みんな自分で考えられるんじゃね?」と思っていることがあります。

教えるということの限界を感じています、という記事も以前書きましたが、本当に、もうみんな答えを知っている。というか、自分がどうしたいか?を考えられる状態(疲れていない状態)になれば、答えが出せるんです。

だって私のところに来る前に相当勉強している人ばかりだし、人生経験も私よりもその分野においては沢山持っている人ばかりです。

それなのに!!

疲れているあまり、講師に手っ取り早く答えをもらおうとして、「それ自分がどうしたいかは自分で決めるしかないのでは?」ということを人に聞いたりするんです。はい、私も本当、多々あります。

耳の痛い現実

で、ここからは耳の痛い真実の話をしますと、

自分で丁寧に考えたらわかることを
手っ取り早く教えてもらおうとしてコンサルにお金を払うから
その支払いのために沢山働く必要が生まれてしまい
忙しくて疲れる

疲れるから、さらに自分で丁寧に考えたり
自分で決めたことの責任を取らないために
答えを教えてくれる人に聞いてその通りに動きたくなるんです

でも!さらに辛いことに
疲れているから、その言われたアドバイスを実行できないんです(爆)

さらに、さらに辛いことに
疲れているとそういう現実に気が付くことができません

だから、より強いセールスメッセージで
「私のところに来たら大丈夫だよ」と
言い切ってくれるさらに高額な先生のところに行きたくなり
もっと高額を支払ってしまって
焦りとプレッシャーでメンタルも落ちつつ
もっと働くしかなくて、疲れる。

・・・ということが、起きているんじゃないでしょうか。

セミナージプシーと言われる人はそういう人が多いんじゃないかな。
私は20代のころ、完全にこの状態でした。
いや独立するまでも・・・いや、独立してからも・・・?

幸い30代から、キャッシュフローはプラスになっていましたが、
20代のころは一歩間違えば借金で首が回らなくなるところでした。
(いやなっていたのか?当時は感覚が麻痺していました)


だからこそやりたいこと

自分で答えを出すお手伝いをしたいと思っています。
もう答えを教えるような講座はやりません。終わり!

だから年末に、コミュニティを作るひとのワークブックを作っています。昨年11月にクラファンして、今仲間と作っています。
あなたが、自分で答えを出せるように。

で、これは質問をベースにしたワークブックなので、このnoteで書いている「疲れをとる」「自分の余計なものを捨てて考える余白を作る」ところはサポートしていません。

この2ヶ月の実験をへて、疲れをとるプロセスが絶対に必要だと確信しました。本当に、確信しました。(大事なことだから2回言う)

2021年のメインテーマ「じぶん本来のチカラを取り戻す」


疲れを取って、本来のじぶんの力を取り戻すための習慣づくりのサポート

をしたい!

あなたがフロー(集中して力をハッキされる状態)に入れるような場面を見つけるための、ツールと習慣を見つけることを、手帳とコミュニティと言うツールを通して提供したいと思っています。

手帳、って最強のコンテンツだと思っていて、そこに書き込まれる内容は、先生からの押しつけではなく、その人それぞれのWANT TOだから、ネタ切れとか存在し得ないでしょう(笑)

なんと、私、オリジナルの手帳を作る技術を学んだのですよ!(すごい)

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参加者さんそれぞれが、自分のためのオリジナル手帳を使って自分を取り戻すための講座・・・プラス、良い状態を作り、キープするためのコミュニティ運営をしようと思います。

まずは母艦となるマイ手帳を一緒に作る講座を、2月25日(木)の午後に設定しようと思っています。もしかしたら、午前中からやるかもしれません。いずれにしても25日です。

詳細は申込ページが整い次第、メルマガで募集しますので、興味のある人はこの日程、あけておいてください。お申込みいただいたら、私がやってみた疲れをとるメニューを当日まで10個以上あるものを、少しずつお知らせして、当日に「他人からインストールされたやりたいことではなく、本当にじぶんのやりたいこと」が出てくる状態を整えるようなこともしたいと思います。(大掛かりだ・笑)


とにかく今日伝えたいことは、答えを出すチカラはもう自分の中にある!だから、まず休んで。笑

余計なことを捨てて、疲れを取って集中力とじぶんへの信頼を回復したら、本当に答えを自分で出すことはできる。

いま幸せじゃないのは、

・夫の機嫌が悪いせいじゃない
・クレームを言うお客さんがいるせいじゃない
・コンサルの腕が悪いせいじゃない
・私に取って不都合なことばかり起こる世間のせいじゃない
・やっかんだり足を引っ張る親や友達のせいではない

と、いうことです。

だから話は戻るけど、元気があればなんでもできる、というのは本当でだと思っていて。元気があれば、上記のようなことは蚊に刺されたくらいのもんで、自分がしっかりしていたら、普通に距離をおいたり改善策などの対応することができるということなのです。

とっても長くなってしまいましたが、以上です。

ホテルレポすると約束したんですけど、デイユースのホテルのレポートするほど、施設やサービスを書くことに情熱をもてませんでした(爆)ごめんなさい、と友達には謝っておきます。それでは〜♪





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